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Python1年生シリーズ。律儀に1年生から買わなくてもいいかも説。

「Pythonがきになるけど、そもそも何ができるんだろう?気にはなるけど、一回ちょっと何ができるのか知りたい」
「でも、Pythonチュートリアルは敷居が高い(挫折しそう)」

そんな思いがあったところに出会ったのがPython〇年生シリーズでした。

はじめて見たときの印象はこう。

  • 「要するにPythonは何ができるのか」について大まかな理解がはかどりそう

  • 手を動かしながら読み進められそう

  • 手を動かす部分が簡単そうだし、挫折しなさそう

1年生、2年生、3年生とあるので「順番に読み進めるべきか?」と、一通りのシリーズを買ったのです。

※記事内のリンクはAmazonアソシエイトプログラムで作ってます。

買って、実際に手を動かしてやってみた感想を書いていきますね。


1年生だけ。2年生だけ。でも全然大丈夫な本

購入した本を手を動かしながらやってみて、感じたのは
「一通りのシリーズは、買わなくてもよかったなぁ」
ということでした。

1年生をやり終わって、一番興味のある2年生が終わった時点で
「あ、もっとこのジャンルをやりたいから、ほかのことはどうでもいいや」
となってしまったんですよね。

なので、これから購入を検討している人は「よしっ。やるぞ!!」で一気に購入するんじゃなくて、こんな感じで選ぶのがおすすめです。

  • Python1年生:一通りざっとやりたい人

  • Python2年生以降:やりたいことが決まってる人

Python2年生には1年生をやった人とあるけど気にしなくていい

Python2年生には「1年生を履修した程度の人」と書いてありますが、気にしなくていいと感じました。

というのも、

2年生の前半部分もPythonのインストールやライブラリのインストールから始まる。
2年生の前半1章は1年生の復習のような意味合いで、1年生と内容が重なっている部分が多い。

からです。

私がPython2年生をやりながら「もっと高度なことがしたい」と感じたのもこの部分によるところが大きいです。

「1年生でやったじゃん」
「1年生よりちょっとむつかしいってどのあたりが??」

と感じてしまって、「もっとむつかしいものがしたい」欲求が増えてしまったんですよね…。

やろうと思えば1日(8時間くらい)で終わる

どうしても「セットで買って、全部やりたい」というなら止めませんが、1年生をしっかりやってしまってから2年生に進むと、8時間くらいで全部終わります。

私もセット買いした本を「もったいないし」とごりっとやったのですが、1日1冊ペースで終わってしまいました。

初心者にとっつきやすい内容がウリなので、看板に偽りなしなのですが「もっとやりたい!」という人には物足りないかなーと考えています。

もっと学びたい人はググるかAIに聞いて学習教材を探すべし

Python〇年生シリーズは、
「Pythonで何ができるのか一通りさらっとだけ知りたい」
という欲求は満たしてくれる本でした。

でも「もっと学びたい」「もっとむつかしいものをやってみたい」という欲求には答えてないかなぁと思います。

巻末に「もっと学びたい人へ」という感じの推薦本の一覧がないんですよ…。

たいていの入門書にはそういったリストがあるものだと思ってたんですけど、そうじゃない本もあるんだなぁという感じです。

とはいえ、Pythonは今流行ってる言語なので「データ分析したい」「スクレイピングやりたい」「CSVデータを触ってエクセルと連携させたい」みたいに「もっとやりたい〇〇」が具体的になったら、そのキーワードでググるかAIに聞けば多くの学習教材がヒットします。

なので、「書籍は紹介してくれない」本ではありますけど、あまり気にしなくていいのかなと。

Python〇年生シリーズはプログラミング初心者向けにとても良い本でした

私の場合は、一気に買ってしまったがために「ゔ。買ったからやるけど本当はこのジャンルをもっと深堀りしたい」が出てしまったんですが…。

そうではなくて「Python気になる」「スクレイピングやってみたい」「データ分析をやってみたい」という感じで「やってみたい」がある人にはとてもおすすめです。

私のように「Python気になるけど、何ができるの?ちょっと触ってみたい」という人はPython1年生を。

具体的にやりたいことがある人で「でも、むつかしい本はちょっと」という人は2年生シリーズをおすすめします。

ただし、例として使われているプログラミングは少し古くなってる部分があるので、そこは注意してください。

「よくわからないエラーが出たな」と思ったらChatGPTに聞くとかするとすぐに解決するのでおすすめですよ!

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