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さつまいも現地検討会

令和5年5月23日(火)
市役所農林振興課主催の金峰地区の甘しょ畑で現地検討会が開催され、植付けが終盤に入った作業の合間に参加しました。

説明は、南薩地域振興農政普及課

①植付け後の基腐病の防除について
・持ち込まない(種いも消毒、健全苗・消毒苗の確保、機材の洗浄)
・増やさない(発病株の早期抜き取り、排水対策、適期の薬剤散布)
・残さない(育苗床の消毒・採苗後の早期片付け、収穫後の耕うん)

②薬剤のドリフト(飛散)対策
・特に茶の収穫10日前には黄色旗で注意喚起

③新規登録薬剤による基腐病の軽減対策展示
・フリントフロアブル25の作付前散布、耕うんによる対策圃場の展示

④抵抗性品種による基腐病の軽減対策
・圃場内比較(コガネセンガン、みちしずく)
・みちしずくの特性(収量性◎、でん粉歩留◎、でん粉白度◎、作業性◯、基腐病抵抗性◎、つる割病抵抗性◯)とのことで、でん粉用は今後、シロユタカからみちしずくへ品種変更されるものと思います

【その他】
農研機構のカンショ登録品種の増殖に許諾が必要(無料)

農業公社によるドローン散布の受託(2,200円/10a)
圃場内を歩き茎を痛める事による発病を防ぐため

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