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「店主のつぶやき」

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かつて、「店主のつぶやき」と題して、日本てんかん協会東京都支部の機関誌「ともしび」に、2000年4月号から2005年5月号まで連載されたものに若干の加筆訂正をしたものです。 この… もっと読む
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記事一覧

復刻 店主のつぶやき(番外編6)

 今日は2008年10月26日である。本サイトを更新しなくなってかなりの時間が経過した。  本連…

久保耕造
1年前

復刻 店主のつぶやき(番外編5)

「たたかいはいのち果てる日まで」復刻顛末記 **********  このたびスペース96として(正確…

久保耕造
1年前

復刻 店主のつぶやき(番外編4)

 スペース96は1年をつうじておよそ250回ほどの集会、研修会、セミナー、大会や学会などの会場…

久保耕造
1年前
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復刻 店主のつぶやき(番外編3)

 前回「裸の王様」という話しを書いた。無認可の作業所が作っている商品価値のない製品に対し…

久保耕造
1年前

復刻 店主のつぶやき(番外編2)

 前回の調さんの話しに続いて亡くなった人の話題で恐縮というか憂鬱だが、ヤマト福祉財団の小…

久保耕造
1年前

復刻 店主のつぶやき(番外編1)

 前回、書いたように日本てんかん協会東京都支部の機関誌「ともしび」の連載は終わってしまい…

久保耕造
1年前

復刻 店主のつぶやき(62)(日本てんかん協会東京都支部機関誌「ともしび」2005年5月号に掲載されたものに若干の加筆訂正をしたものです)

 先日(といっても1回前という意味だが)、直木賞を受賞した奥田英朗「空中ブランコ」をお読みになっただろうか。これは、伊良部という精神科医と、奇妙なこだわりや強迫観念にとらわれる患者との話しである。この<こだわり>や<とらわれ>というのが「本当にそんなのありかよ」と思われるようなものであるところがオカシイのである。この中に、ある流行作家の話しがでてくる。この流行作家は、あまりにもたくさんの原稿を書いた結果、同じ話しを二度書いてしまったのではないかという考えにとりつかれてしまうの

復刻 店主のつぶやき(61)(日本てんかん協会東京都支部機関誌「ともしび」2005年4月号…

 メルマガというのをご存じだろうか。メールマガジンの略である。インターネットをつうじたメ…

久保耕造
1年前

復刻 店主のつぶやき(60)(日本てんかん協会東京都支部機関誌「ともしび」2005年3月号…

 立ち売りという形で本を売っていると、主催者の人などから「どう?売れてる?」などとしばし…

久保耕造
1年前

復刻 店主のつぶやき(59)(日本てんかん協会東京都支部機関誌「ともしび」2005年2月号…

 前回、「勢いのある団体」という表現をしたのであるが、全国各地の集会で書籍の販売をさせて…

久保耕造
1年前

復刻 店主のつぶやき(58)(日本てんかん協会東京都支部機関誌「ともしび」2005年1月号…

 障害福祉を専門にしていたある大学の先生が突然退職された。というか、その先生が講師となっ…

久保耕造
1年前

復刻 店主のつぶやき(57)(日本てんかん協会東京都支部機関誌「ともしび」2004年12月…

(また続き) それほど多くは売れない集会の中で講師の方の著書やテキスト指定の本というのが…

久保耕造
1年前

復刻 店主のつぶやき(56)(日本てんかん協会東京都支部機関誌「ともしび」2004年11月…

(前回からの続き) 筆者はかつて、国際障害者年日本推進協議会(現在の日本障害者協議会)の…

久保耕造
1年前

復刻 店主のつぶやき(55)(日本てんかん協会東京都支部機関誌「ともしび」2004年10月号に掲載されたものに若干の加筆訂正をしたものです)

 スペース96は障害者福祉の本のみを扱う書店であり「立ち売り」と呼ばれる展示販売を主な仕事としている唯一の書店である。今風にいえばオンリーワンの会社である(カッコイイ!)。というか、障害者福祉の分野というのが小さくて複数の書店が成り立つほどのマーケットがないというのが正確なところかもしれないが。  では、その営業スタイルそのものもスペース96が作り出したものかというとそうではない。スペース96の手法は、本欄の読者の中にもご存じの方々が多いと思うが、筒井書房という先達のモデル