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Datar Saber記① ~week1 トレーニング教材~

0.はじめに

2023年4月より、Data Saberに挑戦を開始したため、Data Saberでの学びを自分への振返りと知識の定着化の思いも込めて、これからweek毎に記載していく。

1.Data Sabarとは

まず、初めにData Saberとは、以下リンクに詳細が記載してある。

データに溺れかけている世界をその剣で守り導く救世主

データを通して世界を理解し、それを人に正しく伝える努力を怠らず、人の心を動かし、行動を促す。これがDATA Saberである。

https://datasaber.world/

今回挑戦しようと思った理由は、2015年頃からTableauを触り始めてきたものの、これまで感覚でなんとなく触っており、機能を十二分に生かし切れていないと感じていた為、改めてData Sabarプログラムを通して、ビジュアライズ・アナリティクスの基礎から学び直そうと思った為である。また、実業務の体験において、ビジュアライズ・アナリティクスがビジネス価値に上手く結びついていない感覚があったため、ビジネス価値に結び付けるアプローチもしっかりと身に着けておきたかった。

2.Week1:Bronze Demo ~ Data Storytellingの第一歩

さっそく、講義での学習内容について、振返り用にまとめていきたい。
まずは、「Bronze Demo ~ Data Storytellingの第一歩」からの振返り。

ここでは、ビジネス・アナリティクスのサイクルとその重要なポイントを学んだ。

ビジュアル・アナリティクスのサイクル
  1. 必ず最初に必要なことはTask

  2. インサイトを見つけても一人でうんうんとしても意味はないので、周りの人にシェアして動いてもらわないと意味がないよね

これまでのプロジェクトでは、「Taskの欠落」が多くあった。つまり、これまでは「データ分析することがタスクそのもの」になってしまっていた。
それには理由があった。人間の頭は長い間記憶することが荷が出て、大きな問題があればそれで頭がいっぱいになってしまうのが人間。これまでは、「データを取ってくること」「データをビジュアライズすること」に多くの時間と労力を割いていた為、いつのまにかそれ自体がタスクになっていた。
データを見るのが大変だったから本当のタスクが忘れてしまっていた。データを見るところが簡単じゃないと本来のTaskに思考を巡らすことが出来ない為、その解決手段としてTableauは誕生した。

<実体験から・・・>

「必ず最初に必要なことはTask」この言葉は非常に心に刺さった。業務においてもこのTaskを見失うことが大いにあった。データ分析そのものがTaskになってしまっているケースはこれまでも何度も見たり、恥ずかしながら経験もしてきた。この「Task」がスタートにあり、一番重要であることは、データに触れる全ての人々が理解し、ここがスタートラインであるとの共通認識を持つ重要性を再認識させられた。

3.Week1:Data Storytellingの基礎〜Tableauで初めて自分のデータと向き合うために

ここでは、人の心を動かし、行動へ導く為のデータとの向き合い方について理解を深めた。

ストーリーの意義とは、以下2点。

  1. 記憶に残る

  2. 人の心を動かす

何かをしてもらうには人の心を動かすのが重要になるので、その際はストーリーが重要。数字の羅列を見せても人の心は動かすことは出来ず、ふーんで終わってデータで何がしたかったっけ?となる。

次に、ストーリーを描く4つのポイントをおさえる。以下4Wの4つの軸に分けて、データを整理することが重要。

  • 時(When)

  • 場所(Where)

  • 人(Who)

  • モノ(What)

4つの軸(クリスタル)

4つのポイントをおさえた上で、ビジュアル・アナリティクスの基本の流れを理解する。

  1. Tableauのデータウィンドウを見て、メジャーに正しいものが入っているか

  2. ディメンションにどういった項目が入っているかを4つの軸で整理

  3. 大きさや細かさに分ける(階層があれば、階層構造に整理する)

ここまで整理出来ると、どう分析しようかという考えが見えてくる。
(その他、ポイント)

  • どんな急いでいても、計算式、シートの名前はつけるべ

  • データウィンドウをすっきりさせる(使わないものが多く、スクロールしないとみれないのはNG)

4.Week1:古き良きTableau古典 Bronze Demoの極意〜TableauのValueはどこにある?

1)Bronze Demoとは

もともとTableau社内のスキルレベルの1つだったもの。入社する人が研修を受けて1~2週間くらいで基本的なデモが出てないといけないという基本的スキル。

2)5min Demo(ダメなデモ・イイデモ)

  • ダメなデモ・・・単なる操作説明で終わる(「ここにxxを置きます」「次に、ここにzzzを置きます」「ちなみに、・・・・」といった説明)

  • イイデモ・・・

 ・いかに早く動くところにいくか
 ・作った結果の内容→読み解いた結果を話せばいい

イイデモ
 ・いかに早く動くところにいくか
 ・作った結果の内容→読み解いた結果を話せばいい

3)現代版への進化としてはPlatfom

・Share Actの時間を割いてほしい(説明するときは相手が誰なのかを意識すること
・説明するときに相手はだれなのかを意識する

4)さあやってみよう

・Bronze Demoをとにかく練習
・Expartじゃない人に見てもらうことが有効

<実体験から>
デモンストレーションは、操作説明ではないことを改めて認識、Tableauに触れ始めたころに行ったデモや教育はすべて操作説明になっていた。。。(恥)聞き手の興味が高まらかったり、自分の業務で使ってみようという発想にもならなず、発展性が低かった原因はここにあったと大いに反省。

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