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Datar Saber記③ ~week3 トレーニング教材~

0.はじめに

2023年4月より、Data Saberに挑戦を開始したため、Data Saberでの学びを自分への振返りと知識の定着化の思いも込めて、これからweek毎に記載していく。今回はその3回目、トレーニング教材 Week3より学びを記載していく。

1.Week3:Platform 102: Data Platform - History~データは見られるほど美しくなる


1)データは見られるほどに美しくなる

KTが経験したアンケート集計の過程からの学び/気付きを学んでいく。
アンケート集計の過程/Stepは以下の通りとなる。
初期:紙アンケート
中期:紙アンケート→手入力でデータ化→Tableau Serverでビジュアライズ
後期:アンケートのフォーム化→Tableau Serverへ自動連係

この過程においての教訓は以下の3点あったとのこと。
【教訓①】データは分かるように見せたら人を動かすことが出来る
【教訓②】自動化出来るような作業を手作業にすると廃れる(面倒/わすれる/間違える/おもしろくない)
【教訓③】データは見られると美しくなる(2年前から変わらなかった項目が見られるようになってたった2ヵ月でよりよい形のアイデアが登場)

また、Tableau Serverが果たした役割は以下3点
【ダッシュボード作成者】・・・バックのデータについてはきにせずダッシュボードのレイアウトに専念
【データ準備者】・・・後ろのデータはいつでも変えられるので、データのありかと入力システムにフォーカスすればよい
【閲覧者】・・・見てると気付いたらデータ更新が早くなっている。見た目が改善されている。⇒もっと利用しようという気になる!!

Tableau Server上のデータが人のハブになって、みんなのやりたいことのプラットフォームになり、みんなは安心して、自分のやりたいことに専念できるようになった!

2)プラットフォーム化による変化

アンケートデータがプラットフォーム化し、様々な変化が起こった。
・データは常に見られることで必要とされ、きれいになる
・可視化されたデータは人を動かす。アイデアを生み、ビジネスを変え、またアイデアが生まれ、ビジネスを変えていく
・Tableauはそんなみなさんと一緒に進化していく



2.Platform 102: Data Platform - Future~すべての人が安心して生きられる大地を目指して

この講義では、Data Platformが我々が生きる上でどれほど大事かを考える内容となった。

1)データ原始時代からの脱却

データを獲得したり、見やすい形に加工することに労力をかけなければならない世界、つまり「データ原始時代」ではデータからクリエイティブな発想をすることが不可能であった。そんな「データ原始時代」を卒業しなければ、クリエイティブな発想をすることは出来ない。可能な限り早く、データ原始時代から脱却し、作業者から創造者へ変革することが求められる。

2)Creator/Explorer/Viewierの役割

TableauのCreator/Explorer/Viewier各ライセンスの違いについて、「Creattor=PrepとDesktop、Explore=web編集、Viewer=見るだけ」といった間違った捉え方をする人がいる。

正しくは以下表の通り。

Creator/Explorer/Viewerそれぞれの役割

ここで重要なことは、Viewerが実際の世界でアクションをしていくことから最重要人物ということである。また、ビジュアル・アナリティクスのサイクルにおいて、「Task」はどの役割もが担う一番大切なポイントとなる。すべてのデータを活用した取り組みにおいて、「Task」は決して忘れてはいけない。

3)まとめ

全員がバラバラなデータをを見て、それぞれの人がそれぞれの判断をするような世界では物事は正しい方向に、素早く向かうことが出来ない。正しい方向に素早く向かう為には、すべての人が同じ土台の上にいることが一番重要!同じ土台の上にいるからこそ、同じデータで判断を下すことが可能となる。
データプラットフォームによって、誰もが同じ台地(データ)の上に生き、安心して(信頼できるデータの上で)生きられる世界を実現することが可能となる。

<実体験から>
Creator/Explorer/Viewerのそれぞれの役割の違いを、しっかりと意識したことがなかった為、役割の違い、どの役割がサイクルのどのパートを担うかなど改めて大きな学びのセクションであった。また、今回のセクションでも「Task」はどの役割でも絶対に抜けてはいけない重要なパートであることを学ぶことが出来、改めて実業務でも事業部門と一緒にTaskを追いかける活動を推進していこうと強く思った。

3.すべての人がデータを見て理解できる世界へ〜Data Literacy Workshop

このセッションでは、データを見て理解することの重要性と、それを実現するための方法について学ぶ。

1)データを見て理解することの重要性

「データを見て、理解して、活用するアイデアを出していく」ことが人類のこれからの仕事になる。その仕事においては、アイデアの創出の根源であるデータを見て理解できなければ、自分のクリエイティビティは生まれえない。つまり、データそのものより、データを見て理解できる人が増えていくかが今後の重要なポイント。
「データを理解する」とは、データの「向こう側」を理解すること。
データのバックにあった事象はなんだったのか、人がそこに何を感じたのかを想像し、考えていかなくてはならない。

2)Data Literacyを持つことの重要性

全員がデータを理解する必要がある。しかし、全員がCreaterになり、使いこなさないといけないわけではない。その中において、Viewer(美しい数々のViewを見て心を動かし、実際の世界でアクションしていく人々)が益々重要になっていく。Viewer自体が「見ているだけです」だといつまでたっても世の中は動かない。CreatorやExplorerが作ったものを、瞬時に正しく理解して、彼ら自身がクリエイティブな発想なるのが重要。そして、明確な「Task」をもっていないと、Actが出来ない!つまり、Viewerは見ているだけではダメ!
Creator/Explorer/Viewer誰もがData Literacyを持つことが重要!!

3)Data Literacyの基本

Data Literacy=データを見て、どんな事象が起きているか理解する力。
以下2つのポイントを理解する
Preattentive Attributes・・・人間の瞬間的に記憶する感覚記憶(Sensory Memory)をうまく使うデザイン
②データタイプと相性のいいPreattentive Attributesの組み合わせ

Preattentive Attributes


チャートは見たことない、知らないから読み解けないと思うと思考がそこで止まってしまう。世の中のビジュアライゼーションはすべてPreattentive Atrributesとタイプとその相性の組み合わせで出来ていると理解するとよい。

4)Data Literacy Workshop

【ワークショップの目的】
すべての人がデータから何が起こっているのか理解しなければならない時代が来ており、すべての人が「Data Literacy」をもつことの重要性を理解してもらう(データを見る人にもData Literacyが必要)。
データを見る人、見せる人が相互に齟齬なく、Visual Analyticsを活用してコミュニケーション出来る世界を実現する為のワークショップ。

ワークショップ①
洗練されたVizから、ストーリー、視覚的効果、Vizの作り方を読み解く

ワークショップ②
自分のVizを人に見てもらい、テーマ、ストーリー、分かりにくい点などをフィードバックしてもらい、自分のVizがどういった解釈で伝わるのかを理解する。

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