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たとえば君がいるだけで

たとえば君がいるだけで 心が強くなれること
何より大切なものを気付かせてくれたね

#ゆたかさってなんだろう
お題としては終わってしまったけれど、
コロナで自粛期間になって、
“ゆたかさ”をしみじみ感じることがあったので
書き留めておこうと思います。

「ただいま」「おかえり」、ゆたかな時間。

2015年に東京に転勤になってから早5年。
ここ3年以上を誰かと一緒に暮らしています。
ルームシェア、同棲、シェアハウス。
人とカタチと場所は変わっていますが
最近は「一人暮らし」とは疎遠になりました。

もう二度と一人暮らしには戻れない、
戻りたくないかも、なんて思っています。

「ただいまー」と帰ると誰かが「おかえり」と言ってくれて。
「ただいまー」と帰って誰もいなくても
しばらくしたら「おかえりー!」を言って。

コロナで自粛期間になって仕事が在宅勤務になって、
ずっと家にいるのですが
とても穏やかな日々を過ごしています。

こんなにも心を満たしてくれるなんて。

朝寝ぼけまなこで「おはよー」を言ったり
天気予報を見ながら洗濯機まわそうって話したり
テレビを見ながらあーだこーだ言ったり
「ねえねえ、これ見て!」
「ちょっと聞いてよー」とおしゃべりしたり
時々多めに作った料理をおすそわけしたり
多めに買ってきてシェアしたり。

何気ない会話、たわいもない話。
次の日には忘れていそうな内容でも、
このちょっとした会話が
こんなにも心を満たしてくれるなんて。

誰かが一緒に居てくれることが
こんなにも安心感を与えてくれるなんて。
知りませんでした。

(タコパ写真)

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きみがいるだけで。

悩みや困りごとを話すこともあるけれど、
しょっちゅうそれを直接話すことはない。
それでも、話さなくても
「〇〇も頑張ってるし、私も頑張ろう」と、
同じ屋根の下で暮らしている存在感に、
何度も勇気づけられました。

仕事もバラバラで、
頑張っていれば色んなことがあるけれど、
辛いことも嬉しいことも、
シェアできて一緒に楽しめる関係がある。
「きみがいるだけで心が強くなれる」
まさにそう感じています。

昨年は半年以上、すごく辛く悲しいことがあって
とても沈んでいた期間があったのですが
おはよう、ただいま。
この何気ない会話で何度救われたことか…。

コロナも台風も、心強かった。

一人暮らしをしている頃は
今覚えば幸にも大きな災害に合わなかったのですが、
最近では東京にいても自然の猛威の影響を感じることが増え、
昨年は住んでいる地域で
大雨による避難勧告(推奨レベル)が出ました。

その時はシェアハウスのメンバーと一緒に
近くの小学校へ避難。
度々起こる地震でも、警報が鳴ると
みんなで部屋を出て安否確認しあったり、
防災グッズを確認したり。

コロナで在宅勤務になってからは
シェアハウスのみんなで
ご飯を食べたり映画を見たり、
〇〇パーティをしたり
スマホをテレビに繋いでリビングにヨガマットを並べ
Youtubeでエクササイズをしたり、
ちっともコロナと孤独を感じない
楽しく穏やかな日々を過ごしていました。

元々仲のいいメンバーでしたが
普段仕事をしているとなかなか一緒の時間は少なかった中、
#Stayhome になったおかげで
より一層濃い時間を共に過ごして仲が深まった期間でした。

(手巻き寿司パーティ写真)

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これからも。

今は働き盛りの独身女子たちのシェアハウス。
これからみんなきっと転職転勤や結婚などで
このシェアハウスは卒業するのだろうけれど、
場所や人やかたちは代われど
結婚してもしなくても、家族や子どもができてもできなくても、
これからもどこかで誰かとシェアをする生活を
していきたいなと思っています。

同じようなやりたいことを実現するために
都合のいい場所でともに暮らしたルームシェア、
切な悲しい思い出となった同棲、
そして今の直観で選んだら
とーっても素敵な家とメンバーが集ったシェアハウス。

一緒に暮らしてくれた/くれているみんな、
本当にありがとう。

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