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【米国株8/21~8/25まとめ】ジャクソンホールでパウエル講演、利上げ織り込み【前編】

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。


マーケットサマリ

8/22(火)

  • 中古住宅販売件数は予想を下回る

  • バーキン総裁、6月のインフレ率鈍化はソフトランディングの可能性を示唆

8/23(水)

  • PMI、総合/製造業/サービスすべて予想を下回る

  • 新築住宅販売件数、予想を上回る

8/24(木)

  • 失業保険、新規・継続ともに予想を下回って低下

8/25(金)

  • パウエル議長がジャクソンホール会議で講演

  • グールズビー総裁、、大規模なリセッションを引き起こさずにインフレを低下させる「黄金の道」が見える

  • メスター総裁、コアインフレは依然として高過ぎ、着実に2%に低下するよう政策当局は「懸命に」取り組む必要があるだろう

  • ハーカー総裁、これより先、引き締めの累積効果をシステムに浸透させるため、政策金利を現行水準に据え置くことが望ましい


投機筋のネットショート減少は一服

8/22時点ではショート微減、ロング減少

パウエル議長講演を織り込み5.5%への利上げ確率が上昇

10年利回りは一時4.3%台に上昇後、4.24%引け

2年利回りも再び上昇傾向。10年利回りの上昇もまだ止まったとは言えない。30年利回りは過去のレジスタンスライン4.75%を目指すのか気になる水準。

実質金利は2%まで上昇したが、引けは横ばい

最新の8/25数値は1.92%(チャートは1~2日遅れ)
10年利回りが上昇を続けるなら、金利が重くなってくるかもしれない。

ドル円は利上げ織り込みで再び146円台に到達

ドルインデックスは、ドル高トレンドが続く

ドル円は、パウエル議長講演により利上げ織り込んだため、再び146円台に上昇。通貨強弱チャートでも後半ドル高へ。

通貨強弱チャート

セクター

週間ではNVDA・TSLAの上昇が際立つ。
NVDAは好決算も決算後はやや売られている状況。

メガテックは買い戻しがあったのか割と堅調。

各種指標

Fear&Greed Index

NEUTRAL維持(前週45➡今週48着地)

Put/Call Ratio(Equities)

週中盤以降、上がってきてますね。
より上がっていくなら注意。

機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index

前週 59.87➡ 8月23日時点 34.36(-25.51pt)
23日時点では急低下。パウエル議長講演以降の動きで反発するか確認したい。

炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG

今週は先週の下落から反発上昇した週。レンジ内の値動きで今のところは心配ない範囲。

個別株の決算発表

ZM ズーム

CSIQ カナディアン・ソーラー

ADI アナログ・デバイセズ

NVDA エヌビディア

SNOW スノーフレーク

AFRM アファーム

MRVL マーベル・テクノロジー


決算発表予定

主な経済指標・イベント予定

指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます👇

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