【米国株12/18~12/22まとめ】PCE鈍化、コア価格指数がFRBの目標2%を下回るペース【前編】
こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。
マーケットサマリ
12/18(月)
メスター総裁「次の段階は、金融政策がいつまで制限的であり続ける必要があるか」
グールズビー総裁「インフレが冷え込む間、経済は成長し続けることができる」
デイリー総裁「インフレ率の低下が早まれば、さらなる引き下げが適切かもしれない」
12/19(火)
植田日銀総裁、
住宅着工件数、予想を上回る
年率換算件数 前回 137.2万件 (修正値 135.9万件⬇)、予想 136.0万件、結果156.0万件⬆
前月比 前回 1.9% (修正値 0.2%⬇)、予想 -0.9%、結果 14.8%⬆
ボスティック総裁
インフレ率は向こう6カ月は比較的緩やかに低下していくと考えている。これは景気抑制的なスタンスを撤回する緊急性がないことを意味する
インフレが緩やかに下がり続けるのに伴い、FOMCは来年の後半に2回の利下げを実施するだろう
活発に議論しているというわけではない
バーキン総裁
インフレがうまく鈍化すると見なすなら、われわれは当然、適切に対応するだろう
向こう数カ月間にインフレに関するデータの「一貫性と広がり」を見たい
労働需要とインフレは正常化しつつある
12/20(水)
中古住宅販売件、予想を上回る
ハーカー総裁「もう利上げは必要ない」「すぐには利下げしないだろう」
12/14(木)
Q3 GDP確定値は、予想を下回る
フィリー製造業、予想を下回る
失業保険、新規⬇・継続⬇
景気先行指標総合指数、予想を下回る
12/15(金)
PCE、予想を下回る
総合価格指数が前月比マイナスへ
コア価格指数は6か月間の年率ベースでは1.9%の上昇率
3月利下げ予想はPCEインフレ鈍化を受け、62.7%→75.6%に織り込み前進
10年利回りは3.8%台に低下するも週末には3.9%着地
2年利回りは4.32%台まで低下継続し、5月以来の水準に戻ってきた。
実質金利は先週末から横ばい
最新の数値は1.71%(チャートは1~2日遅れ)
ドル円
ドルインデックスは低下継続。
ドル円は145円まで一時戻すが、週末にはドル安で先週と同水準に。VWMA200まで下がっています。
セクター
広告セールス部門のリストラを発表したGOOGLが上昇
公益セクターだけ下げが他よりキツめ。
各種指標
Fear&Greed Index
Greedキープ(前週68➡今週67着地)
13日は72まで上がるが今週は60後半をキープ。
Put/Call Ratio(Equities)
今週も低水準で推移
機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index
前週 77.97 ➡ 12月20日時点 97.32
100近くまで上がってきましたね。
Bearishのレバショートが解消。
しかし、CFTCの投機筋ポジションでは、19日時点ショート積み増しでネットショート増となっている。
炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG
陰線が少しずつ増えているが、2月高値を上回る水準まで上昇。
個別株の決算発表
MU マイクロン
決算発表予定
主な経済指標・イベント予定
指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます👇
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