【米国株8/26~8/30まとめ】GDPが好調、PCEインフレはノーサプライズ
こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。
8/26(月)
耐久財受注(前月比)、予想上振れ⬆️
前回 -6.6% (修正値 -6.9%⬇️)、予想 4.2%、結果 9.9%⬆️
耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)、予想下振れ⬇️
前回 0.5% (修正値 0.1%⬇️)、予想 0.0%、結果 -0.2%⬇️
バーキン総裁
企業が現在採用している「採用を抑制し、解雇も控える」アプローチは、長続きしそうにありません
経済が弱まれば、企業が人員削減に踏み切るリスクがあります。
ディスインフレーションは商品を超えて経済の他の分野にも広がっており、この傾向が続くという確信を高めています。
デイリー総裁
インフレ率が2%への持続的な道筋をたどっているという確信を深めた。政策を調整する時が来た
景気が減速する中でも極めて景気抑制的な政策を維持するような状況をわれわれは望まない
これは過度の引き締めを招き、労働市場と成長を阻害しかねない労働市場に悪化の兆候はまだ見られないが、政策担当者は雇用の足元が揺らがないようさまざまな指標を注視する必要があり、実際に悪化の兆候が認められる場合には、より積極的に対応することが適切だろう
8/27(火)
消費者信頼感指数、予想上振れ⬆️
前回 100.3 (修正値 101.9⬆️)、予想 100.7、結果 103.3⬆️
8/29(木)
失業保険、新規⬇️継続⬇️
GDP改定値、GDP⬆️個人消費⬆️コアPCE⬇️
8/30(金)
PCE、総合➡コア⬇️
ミシガン大学消費者態度指数・確報値、予想下振れ⬇️
前回 67.8、予想 68.0、結果 67.9、前月の66.4からは上昇
1年先のインフレ期待は2.8%⬇️、2020年末以来の低水準
5-10年先のインフレ期待は3.0%➡
利下げ予想は11月0.5%→0.25%に落ち着き、0.5%利下げが12月に後ろ倒しへ
GDPが3%と好調でPCEはノーサプライズで落ち着いてることから、0.5%の利下げ幅は早期織り込みから時期後ろ倒しで緩和されました。
10年利回りは低下落ち着き3.9%にやや戻した⬆️
実質金利が1.76%に上昇⬆️
最新の数値は1.76%(チャートは1~2日遅れ)
ドル円
ドルインデックスは、利下げ織り込みが一服した後、GDP好調により上昇。
ドル円は144円から146円台に反発。DXY上昇もあるが円が弱いですね。
セクター
NVDAは決算リアクションによる下げで今週テックは下落
金融セクターは4週連続上昇
各種指標
Fear&Greed Index
Neutral ➡ Greed(前週53➡今週63着地)
Greed復帰!
Put/Call Ratio(Equities)
今週は落ち着いて低下しています。
機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index
前週 74.68 ➡ 8月28日(水)時点 81.34
適温相場が続いています。
炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG
2022年8月高値付近で横ばいの週でした。金利低下による上昇で、現状は特に問題ない水準。