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【米国株9/11~9/15まとめ】CPI・PPIがヘッドライン上振れ、ディスインフレのシナリオは継続か【前編】

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。


マーケットサマリ

9/11(月)

  • NY連銀調査

    • 1年先インフレ期待は8月小幅上昇3.6%。3年先インフレ期待は7月2.9%→8月2.8%に低下。5年先インフレ期待は7月2.9%→8月3%に上昇

    • 消費者はクレジットを利用できる能力に関して懸念を強めている。1年前と比べて「信用へのアクセスがかなり難しい、あるいはやや難しい」と回答した比率は13年6月の調査開始以来最も高い水準


9/13(水)

  • CPI、総合・前年比がやや上振れ

    • コアは低下

    • スーパーコアCPIが再加速(前月+0.2%➡今月+0.4%)

スーパーコアCPIは前月+0.2%に対して、今回は+0.4%

9/14(木)

  • ECBは政策金利を4.5%へ25bp利上げ

  • PPI、予想を上回る

  • 小売売上高、自動車を除く前月比が予想を上回る


9/15(金)

  • ニューヨーク連銀製造業、予想上振れでプラス圏へ

  • ミシガン大学消費者態度指数・速報値、予想67.7に対して結果69.1と上振れ

投機筋のネットショートは減少

9/12時点ではロング増加、ショート横ばい

投機筋ポジション

年内25bp利上げ確率は低下、5.25%維持のシナリオは継続

2年利回りも10年利回りも上昇基調継続

10年利回りは8/21~22の高値に接近

実質金利も再上昇で高値付近

最新の9/15数値は1.98%(チャートは1~2日遅れ)

ドル円は148円近くドル高・円安に向かった

ドルインデックスは、フィボナッチ61.8%に到達。3月高値(黄色の水平線)まで後少し。

ドル円は、月曜日こそ146円まで下がるも、その後は金曜日まで上昇を続け、先週末の天井と同水準まで戻し。

通貨強弱チャート

セクター

テック・半導体が弱い動きとなりました。特に金曜日のメジャーSQの影響はあったか。

各種指標

Fear&Greed Index

NEUTRAL継続(前週51➡今週52着地)
週を通して横ばい傾向

Put/Call Ratio(Equities)

水曜日に跳ねたがその後低下

機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index

前週 49.73➡ 9月13日時点 57.98(+8.25pt)
金曜日の動きが反映されると変わっていそう

炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG

先週よりも狭いレンジで小動き。

個別株の決算発表

ADBE アドビ


決算発表予定

主な経済指標・イベント予定

指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます👇

(明日投稿予定)

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