見出し画像

【米国株3/11~3/15まとめ】CPI・PPI堅調でインフレ再燃懸念から利下げ観測後退【前編】

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。


マーケットサマリ

3/12(火)

  • CPI、予想上振れ

    • スーパーコアCPIはMoMでは低下

スーパーコアCPI
スーパーコアCPI MoM(上段)

3/14(木)

  • PPI、予想上振れ⬆️

  • 小売売上高、予想下振れ⬇️、前月の下方修正⬇️で減速が際立つ

  • 失業保険、新規⬇️・継続⬇️


3/15(金)

  • NY連銀製造業景気指数、予想下振れ⬇️

  • ミシガン大学消費者態度指数、予想下振れ⬇️


年内3回の利下げ予想へ

年4回から年3回0.75%利下げにペース鈍化へ。市場予想を上回るインフレに反応だが、経済は弱い結果。凸凹する毎月の指標を見ながらもパウエルのストーリーラインに収まるだろうか。

10年利回りは低下していた水準から再反発

低下前の4.7%台まで上昇し戻ってきました。

実質金利は1.99%に上昇

最新の数値は1.99%(チャートは1~2日遅れ)
実質金利も低下前の水準まで上昇しています。

ドル円

ドルインデックスは金利反発に伴って上昇。

ドル円はドル高で147円前後から149円まで上昇。テクニカルでは75日出来高移動平均線で反発した形

通貨強弱チャート

セクター

  • NVDAは維持するが半導体セクターは反動下げ。

  • エネルギー強し。

各種指標

Fear&Greed Index

Greed継続(前週72➡今週70着地)
今週も高値圏を維持したまま終了。

Put/Call Ratio(Equities)

レンジ内推移で特に問題なし。

機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index

前週 93.99 ➡3月13日(水)時点 104.75
ひさびさの100超えで高水準。Bearishショートが解消されている。

炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG

高値が切り下げのトレンドはある点は気になるが、レンジ内で維持できてる週で今は問題ない。

個別株の決算発表

ADBE アドビ

決算発表予定

主な経済指標・イベント予定

指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます


次の記事を書く励み、定期的に更新するモチベーションになっています。 サポートしていただけたら、投資・チャート分析のインプットに役立てたいです。