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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーがとても素敵だった

本日は、先日鑑賞した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が最高だったので、ネタバレ有で書き綴りたいと思います。

マリオのゲームをプレイしたことのある方なら、(映画を見ていなくても)素敵な作品だったことが伝わると思います。

どんな話なの?

ストーリーはとてもシンプルで、「クッパがマリオたちをやっつけにやってくるが、それをマリオたちが力を合わせて倒す」です。

えっ?そんな単純な話、おもしろいの?子供向けじゃないの?
と思うかもしれませんが実は、一番この映画を楽しめるのは
マリオのゲームをプレイしたことがある大人たちです。

なぜ、大人が楽しめるのか?

「マリオが映画化」と聞くと、
「なんだ、小さな子供が見るやつか」とお思いかもしれませんが、
今回の作品は違います。

今回の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、
マリオのゲームで遊んできた人たちのために向けて
作られた作品です。

なぜかというと、
劇中ではゲームで登場した様々なキャラ、アイテムなどが出てくるからです。

例えば、
スーパーマリオシリーズからはマリオをはじめとして、ルイージ、ピーチ、キノピコ、クッパが。
敵キャラとしてはカメック、カロン、ノコノコ、パックンなどなど。
アイテムもスーパーキノコ、マメキノコ、アイスフラワーなどが出てきます。

でもただ登場するだけではありません。
ちゃんと映画の1シーン1シーンにスーパーマリオブラザーズの世界が再現されているんです。

そこではまるで、僕たちがゲームで遊んだように、壁キックしたり、ノコノコを踏んで甲羅状態にして敵に投げたり、カロンを踏んでバラバラにしても一定時間経過後に復活したり、猫マリオになってめちゃくちゃ素早く移動したり、土管がありすぎてどれに入ればいいかわかんなくなったり、ちくわブロックにずっと乗り続けてそのまま落下したり、蛇のように動くブロックに乗って移動したり、といったゲームそのものの世界を映画の1シーン1シーンで再現してくれているんです。

スーパーマリオシリーズだけじゃありません。
マリオカートもです。

甲羅を相手に投げたり、バナナを設置したり、はもちろんのこと。
マリオカート7からの新機能のグライダー飛行で空を飛んだり、カート・タイヤ・グライダーを選べたり、マリオカート8からの新機能の半重力走行をしたり、マリオカート8DXからの新機能のウルトラミニターボを出したり、直線をあえて、連続してミニターボを出す蛇行走法で走行していたり、トゲゾー甲羅で被弾させられたり、そんなゲームでの体験を1シーン1シーンで再現してくれています。

紹介したのは一部で本作中にはまだまだあるのですが、こんな贅沢に再現されているのを見せられて、ワクワクしないわけがありません。

ゲームの中の1アクションや1場面が再現される度に、
「わー!これ知ってる!」「これもゲームであった!」と心が躍り、
最近のゲームまで再現しているのを見ると、
「わー!ここまで再現してくれてるぅ!」と感動し、
途中で嬉しくなってなぜだか泣けてきちゃいました。

見れば見るほどファンの心を満たしてくれる、とても素敵な映画です。

唯一無二の体験

こんな素敵な映画は、そうそう出会えるものではないと思います。

もちろん映画単体として、面白い作品はたくさんありますが、
今回の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のように
子供のころから触れてきたゲームの体験を映画の構成要素の中核にすることができる映画はそう多くはありません。

そんな本当に数少ないコンテンツの1つで、(大げさではなく)本当に
一生で1本出会えるかどうかといった作品ですので、
ぜひご覧になられることをお勧めします。

僕たちがマリオのゲームで遊んできた時間分、楽しむことができて、そして感動できる作品です。あなたもこの興奮と感動を味わってみませんか。

お近くの劇場でマリオたちが待っています。

https://www.youtube.com/watch?v=NSFep5yAvjk

注釈:本記事での用語は、正式な用語とは異なる可能性があります。

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