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「どうやったらいいですか?」の質問に成功者がイラっとする理由

本日は、いわゆる成功者と呼ばれる人が「どうすればあなたみたいに成功できますか?」の類の質問に苛立ってしまう理由について考えていきます。

成功者の苛立ちの一例としてはこのnoteの「でも、そろそろ限界。」の章に書かれているイメージです。

「どうやったらいいですか?」の質問をする理由

なぜ、そもそも何者でもない人に限って、どうして上記のような類の質問をしてしまうのでしょうか

最大の理由としては、彼らの中にこんな常識(思い込み)があるからだろうと思われます

それは、
正解は存在している
という思い込みです

どういうことかというと、
私たちは生まれて6年もたてば小学校に入学します
そこから大学まで私たちは、過去に先人が発見した数学の法則や
先人が創った文字や、先人が歩んできた道のりを覚えていきます

そしてその暗記量を測るためのテストを日々受け、
評価が得点として与えられます

こんな生活を我々は20年以上つづけた結果、
我々の無意識には「正解は既に存在している」といった常識が蔓延ります

そんな常識のOSを搭載した我々ですので、
まだ何者でもない自分が、成功者と呼ばれる人を目の前にしたとき

「何者でもない自分=正解を未だに知らない人」
「成功者=正解を既に知っている人」

の図式が生成され、

正解を知っている人に、正解を教えてもらおうと
「どうすれば、あなたみたいに成功できますか?」といった質問が出力されてしまうのです

なぜ成功者は正解を求めてくる者に苛立つのか

では、先ほどの「どうすれば、あなたみたいに成功できますか?」のような安易な質問をしてくる者に成功者が苛立ってしまうのはなぜか?

それはおそらく、
正解を知らないのに、正解を教えるようにたくさんの人から求められるからだと思われます

成功の度合いが大きければ大きいほどたくさんの人から正解を求められます

しかし、人間である以上、知らないことを求められても、どうすることもできないのに、その無理難題を日々押し付けられるのは苦痛なんだと思います

その結果苛立ちが生まれるのではと推測できます


なぜ成功者なのに正解をしらないのか

何者でもない人目線からすると

成功したんだから、その過程で正解を得たのだろう

という推測が働くのですが、
成功者である当人の目線からすると

たくさんのチャレンジの中の1つがたまたま日の目を浴びた

という感覚なんだろうと思います

そのため、そこに再現性と呼べるものはなく
あるのは幾度の挑戦と偶然だけなのに、
問題の解法のようなありもしない魔法のようなものを求める浅はかさに
苛立っているのでしょう

まとめると

人生には正解などなく、誰も知らないが、
成功確率を高めるには挑戦の数を増やすしかない
といった結論になるかと思います!

こんなことが書いてある本として、以下のようなものがあります!
ご興味ある人は読んでみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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