2019年エンジニアとしての個人開発に向けた活動初年を振り返る

〜種蒔きの年、2020年から本格始動...!〜

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Webサービスを1本リリースした

 ついにできたという感じ。まだまだ改善の余地があるが、一先ずはリリースすることが大事だと思う。Webアプリの大きな勉強にもなった。今までWebアプリというのは「得体のしれないサービス」、「セキュリティの面とか大丈夫?」という認識だったが、個人開発するにあたって色々と調べていく中で気を付けるべき点を学び、安心してリリースまで行うことができた。ITの知識は机上で完結するよりも実践を通じて学んでいく方が伸び方やモチベーションが全く変わってくると思っているので、1本リリースしてたたき台ができたことは大きな一歩だと思う。そして、本日リリースまで行えたときの達成感は忘れることはないと思う。

AWSクラウドプラクティショナーの資格を取った

 10月あたりから漠然と「自分のITの実力を証明できる資格が欲しいな」とか「クラウドって概念はわかるけど実際どうやって運用されているのか知らないな」と思ったのがきっかけだった。モチベーションを付けるために予めテストの日程を設定していたのは良かったと思う。クラウドプラクティショナー自体はそこまで勉強しなくても、クラウドの概念がわかった状態なら取ることができた。ただ、調子に乗ってソリューションアーキテクトとLPICを同時に受けて、どっちも落ちたのは過ちだった。問題集から想定していたものと少しかけ離れていて実践形式の問題が多かったと思う。もっと過去問を使って勉強していかなければいけない。

Dockerの概要を勉強した

2019年の年初はDocker自体得体のしれないものだった。10月あたりから友人の手伝いでDockerを使うことがある、Softwareデザインで話題になっていたことが勉強のきっかけだった。概念自体はわかったので、あとは実践する機会があったときに再度勉強して、感覚が掴めたらなと思う。

AWS EC2、S3、Route53、CloudFront、ELB、Lambda、API Gateway、CloudWatchを触った

「Webサービス公開=AWSで公開」、「昔EC2なら触ったことがある」というのがAWSを使った理由だった。数あるサービスの中でも主要なものは触ることができたと思う。また、感覚的にはFirebaseやNetlifyのようなSaaSよりのサービスもAWSのようなPaaSよりのサービスを経験したことで、これからSaaS系サービスを使うときのハードルや理解度が上がってくると思う。もっと料金体系などの知識は身につける必要があるなと思った。

Netlifyを触った

Netlifyを通じて最近のWebアプリの開発の容易さをまざまざと見せつけられた感じがした。私が学生のころは、AWS黎明期だったので、ネット上の情報も少なく静的ホスティング1つをとっても一苦労だった印象がある。こういった便利なサービスについていくためにももっと触っていく姿勢を付けていきたいと思う。

Django、Gunicorn、Nginxを触った

python系のWebサービスを作る上でのスタンダードなアプリの使い方を経験した。次はRailsを触る予定だがNginxを使っていたりGunicornのようなサービスは使うので、1つ慣れておくことで導入の効率も変わってくると思う。また、複数のアプリやサービスを触ることは、多角的に物事を観たり、何が便利なのかというような本質を理解する上で大切だと思っているので、良かったと思う。

体重計自動記録アプリを作った

4月あたりから「なにかを作りたい」という願望が形となった最初の作品である。結局作り始めたのはGWだったが、これをきっかけにいろいろと作るようになった。個人開発によって話題作りの一つにもなったので、すごくいい取り組みだったと思う。次は改良を目標にしたい。

ポートフォリオサイトを作った

Webアプリ公開の最初の一歩だった。静的ホスティングなのでS3に置くだけという簡単なものだったが、フロントエンドの知識としてVueに触れたことは大きな経験だった。サーバサイドに関しては友人との取り組みである程度知識があったが、フロントエンドは皆無だった。昔はjsでゴリゴリ書いて挫折したが今回は、フレームワークに従えば簡単にかけるという実感があった。

大谷翔平botを作った

上記2つは個人向けのサービスだが、大谷翔平botは一般向けのサービスである。twitterアプリの作り方や集客について考えたのは良い経験だった。リリースして間もなくまだフォロワーが数十人という時に知らない方から「打率の計算間違ってるよ!」と指摘を受けた。当時は少し焦りながらも丁寧に対応したところいいねをもらえた。知らない人が自分の作ったものに対して指摘してくれることの嬉しさを経験した。今ではこのサービスもシーズン中は1ヶ月20人ほど増えるサービスとなった。集客も自分からしなくても徐々に増えるようになったことに感動している。アカウントのウォッチ自体は今後も続けて良いサービスがあれば提供できていければと思う。今のスカウタがもう少し形になったら宣伝材料の一つとして使うのも良いと思っている。

個人開発(Webサービス)に目覚めた

本格的に始めたのは10月ころだったと思う。なんだかんだ3ヶ月くらいかかってしまった。ただ得られるものはすごく大きかった。Nuxt.js、OGP、Netlifyなどなど、開発を通していろいろな用語を知り、そして触れることができた。まだまだ改善の余地はありすぎるくらいあるが、少しずつクリアしていきたい。

ブログデビューした

アフィリエイトに興味を持ち始めたり、Qiitaのようなブログに投稿する人の気持が知りたくて始めた。最初はためらいがあったが、記事をリリースする度にそのためらいがなくなってきたこと、そして前述したように知らない人からいいねや指摘を受けることの嬉しさを感じた。ネットを通じて顔も知らない他人とつながることができる素晴らしさに気づくことができたんだと思う。

SoftwareDesignを購読した

今までは、twitterでフォローしている人から何となく技術知識が入ってくるくらいだった。いわゆる受動的な姿勢だった。SoftwareDesignを読むという能動的な姿勢による知識の入り方をしてきた。今のIT業界全般の知識を得ることができたし、Nuxt.jsやDockerについて専門書を買って勉強するようになったのもこの雑誌が寄与しているところが大きい。個人開発に専念してからは、なかなか読む時間が確保できていないので、もっと確保していきたい。


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