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2023年冬ドラマ、何を観て何を観ないか

新ドラマが出揃ってきた!
全部見続けたい。だけど、現実には難しい。何かを選ぶということは、何かを捨てることだ。寂しいけど「決めて断つ」。それが人生。
最終回まで見続けようと思っているドラマはこれ!

日曜日

「ブラッシュアップライフ」


不慮の事故で亡くなった近藤麻美(安藤サクラ)が、アリクイに生まれ変わらないために徳を積むという設定が面白い!
市役所の職員麻美が、客に対して「いらっしゃいませ」と言っていいのか……そんな小さなことに悩む人間らしさが愛しい。
バカリズム脚本らしい女友達同士の細かい会話も盛りだくさん。生まれ変わる前の女友達との会話が、生まれ変わった世界で伏線回収されていくのが小気味いい。
第二回では、中学校の時大嫌いだった三田先生(鈴木浩介)の痴漢冤罪の疑いを図らずも晴して徳を積む、このねじれた感じもいい。

火曜日

「星降る夜に」

大石静さんが大好きな私は、迷わず今期ベスト1!!!

「夕暮れに、手をつなぐ」

海野音(永瀬廉)の浅葱空豆(広瀬すず)への態度が一貫していないので、モヤモヤする部分がある。しかし、それを越えて、キラキラ感がたまらない。音と空豆がぶつかってワイヤレスイヤホンを間違えてしまうオープニングシーンとか河川敷で缶ビールをゴミ箱に投げるシーンとか、青春のキラキラ
舞台が都会の下町っぽいのも、「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」と同じで好き。
このドラマはキレイな詩を読んでいるみたいな気持ちになる。

水曜日

(・スタンドUPスタート)
まだ観てない……

木曜日

(・ママの遺伝子)

「警視庁アウトサイダー」

時効警察みたいに気楽に観られるドラマ。
水木直央(上白石萌歌)の小ネタが好き。タラコパスタを朝食べた妄想とか、吹っ切れているのがいい。

「しょうもない僕らの恋愛論」

もう一度見て、思考を整理したいと思っているドラマ。初見の感想としては、筒見拓郎(眞島秀和)のだらしないところとか、相手の気持ちに寄り添って考えてあげる上司なところに惹かれる。

金曜日

「夫婦円満レシピ」

原作モノの大人女性向けドラマ。主婦が夢見ることを叶えてくれる。
スワッピング会場の様子がリアルで、「愛の渦」を思い出した。
何と言っても仁科志保役の佐津川麻美さんの濡れ場がいやらしくなく観られて、逆に感情移入しやすい。夫役はジャニーズの千賀くん!!プレバトで観る彼とドラマでキスするギャップに萌える。

「100万回言えばよかった」

映画「ゴースト」みたいに、不慮の死を遂げた鳥木直木(佐藤健)が恋人の相馬悠依(井上真央)の元に現れる。ゴーストのオダ・メイ的に通訳してくれるのが警察官の魚住譲(松山ケンイチ)。
直木が幽霊になってその場にいることを証明するために、譲に乗り移ってハンバーグを作って悠依に食べさせる。ハンバーグの味で証明するってのが、シェフっぽくていい
直木が働いていた洋食屋ハチドリオーナーの池澤英介(荒川良々)が荒川良々なのに良い人過ぎて何か裏があるのかもと勘ぐってしまう。

・リエゾン
まだ観てない……

土曜日

「6秒間の軌跡」

これも幽霊もの
このドラマの好きな所は、幽霊になった望月航(橋爪功)のキャラクター。息子星太郎(高橋一生)の元に住み込みで働くことになった水森ひかり(本田翼)。航がルンルンで蝶ネクタイ姿に着替えたり、ひかりがお風呂に入ると一緒に入ったりとかわいらしい。
「ただのマンネリも心静かにっていうとよく聞こえる」とか「結局、記憶に残るのは誰とどんな気持ちで見たってことじゃないんですか」とかセリフにも惹かれる。
打ち上げ花火は非日常の象徴である。あってもなくてもいいものを捨てて身軽になったひかりの心境にも共感する。

2023年冬ドラマ。幽霊モノが2本もある。ブラッシュアップライフの生まれ変わりものも。日常系ファンタジーが好きな私の好物だ!


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