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琉球競馬、ンマハラシーが復活!

🎍新年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
今回は”美”を競う琉球競馬をご紹介いたします。

ンマハラシーとは?

「琉球競馬ンマハラシー」は、琉球王府以来、約300年間にわたり行われていた、速さではなく、美しさを競う※1琉球弧地域の伝統文化。太平洋戦争中に伝統が途絶えてしまいましたが、2023年に約70年ぶりに沖縄こどもの国で地域の団体と連携し、復活させました。
※1 南九州から台湾に至る弧状列島のこと。地質学的に西南日本外帯と連続する。コトバンクより抜粋

【ンマハラシーの歴史】

琉球競馬(ンマハラシー)は琉球王朝の士族の遊びとして約300年前に始まりました。
琉球競馬は、太平洋戦争末期の沖縄戦の前まで沖縄県内各地で盛んにおこなわれました。

【競技】

一般的な競馬は速さを競いますが、琉球競馬(ンマハラシー)は速さではなく、足の運びのリズムや美しさを競う競馬。馬がゆっくり歩くときに見られる「並足」。急ぎ足のときに見られる「速足」。飛ぶように走る「駆足」
ンマハラシーでは中間の「速足」が基本となっています。

小型の沖縄在来馬を使い、1対1で美を競います。駆け足などの4本脚が地面から離れたら負け。審査員が協議の判定をするという、競馬。(沖縄こどもの国で開催時は賭けておりません)詳しい文献があまり残っておらず、もし見つかったら今後はルールが変わる可能性もあるとか。沖縄の歴史は文献が残っていない分、ロマンがありますね!見どころは馬の優美な脚運びや、乗り手や馬の華やかな衣装や装飾品、人馬一体となった美しさをご覧ください。

【復活の流れ】

1943年に最後の大会➡太平洋戦争➡21世紀 琉球競馬を知る地元民が開催要望➡沖縄こどもの国が聞き取り調査➡2013年にこどもの国で開催。
約70年ぶりに復活しました。
そして、2020年よりコロナ感染拡大で開催を見合わせていました。

復活から10年の節目の2023年、開催決定!!

沖縄の歴史や文化をたくさん知ることができるワークショップや展示、飲食店など、大人から子供まで楽しめるイベントに。

日時:2023年1月22日(日)11:00~16:00(ンマハラシー競技は13時~)
場所:沖縄こどもの国
入館料:大人500円/中・高校生 200円/ 4歳~小学生 100円

実際のウマハラシーを見る機会がもうすぐです!楽しみですね!
沖縄在住の方はもちろんのこと、この時期沖縄に観光来られた方はぜひ行ってみてください。

新着情報は沖縄こどもの国のSNSをチェックしてみてください👆



2023年もどうぞよろしくお願いいたします!




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