思考🏆達観と目先の行き来

決勝戦を見た際の情動により、
達観と目先の考えについて思う。

決勝戦を見た📺

早朝から好きなチームの決勝戦があり、
5時起きだと意気込んで寝た。

目論見通り、
4:55のアラームで起きた。

よし起きられたぜと思い、
目を覚ました。

さて身を起こすか、
と思いまばたきをした。

時計を見ると、
6:55になっていた。

2時間ほど
まばたきをしていたようだ。

“ひさかたの　光のどけき　春の日に
静心（しづごころ）なく　花の散るらむ”

久かたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ

起きて、残り数分を見るか。
寝て、試合開始からを見るか。

逡巡した。

結果を知らずに始めから見て楽しむ選択肢もある。

それとともに、
結果だけを把握して
終わったタスクとして完了する選択肢もある。

後者の方が時間を有効活用できるだろう。
でも、
前者の方がより強い感動を覚えることができるだろう
（負けた場合は深い喪失感）

始めからみることにする

DAZNをつけて、
LIVE内容を薄目にし、
下部の時間表示だけをみて
音量を消し、
始めのほうに送る。

でも、
まだ試合やってるようなので
やっぱり最後の数分をみるか、
と思う。

スポーツは結果が決まっていないことの観測者になる
という価値もある。

それを重視することにする。

終わりそうではなかった

拮抗した試合状況。

攻めて攻められ、
お互いのチームが
余力を残してそうに見える。

91分になり、
92分になり、
そして、
93分になる。

そして追加タイム表示も、
無い。
無い？

これは・・・。

延長だった

同点で延長線に突入していたようだ。

さらにPKへ
お互いチャンスのようなものはありつつも
ゴールは生まれず、PKへ。

結果・・・

負けた。
お互いに（止めることが）ノーチャンスのキックを続け、
4人目が外す。

相手は外さずに決め切る。

試合後

泣き崩れる我がチームのみなさん、
うつむくキャプテン。

国王に対しても目を合わせず。

そりゃそうだ。

準優勝と優勝なら与えられる
ものが違いすぎる。

ヨーロッパカップ戦があるのと
ないのでは雲泥の差だ。

意外とノーダメージ？

PK戦は緊張するので
見守るのはあまり好きではない。

しかも、
その結果負けとあっては
ダメージがはなはだしい。

と思っていた。

でも、思ったより
意外にダメージが少ない。

多分関連したであろう思考

人間万事塞翁が馬と言う言葉がある。
歴史思考という本がある。

前者はさておき、
後者について。

『ある物事について成否を問うのは意味がない。
現世での良かった悪かったは判断のしようがない。』
という哲学がある。

歴史思考という本や、
コテンラジオにも通底して流れているものだ。

ゴッホのように、
孔子のように、
キリストのように、
生きている間は大々的な評価をされないながらも、
死後に功績や足跡が評価される、
もしくは弟子たちが広めたことで覇権（という言葉は適切か？）
を取る、
といった具合だ。

塞翁が馬でその意識はあったが、
コテンラジオコンテンツに最近触れ、
実装（適切か？）されてきたことを実感する。

決勝戦に敗れた、
悲しい？
悪い？
打ちひしがれる？

いやいや、

優勝して留飲が下がり
悪徳経営体制に対するガス抜きになり
経営転覆（国家と言いかえるとすごい表現だ）
につながらないのではないか。

または、

選手たちがチームに見切りをつけて
大きく入れ替わることにより、
監督が欲する人員を獲得できるのはないか。

もしくは、

負けたことに発奮し、
若手がより大きく成長するのでは。
（くしくも、PKを外したのは生え抜きで期待のルーキーだ）

待てよ、

上記事象がすべてマイナスの結果になるかも。

思考が固定化できない。

達観
物事に短絡的な判断をしなくなるというのは
いいことと言える。

一方で、
短絡的に判断できないことで
捨てられるものもある。

一向に自分のポジションが決められない。
何も判断できなくなる。
感動が得られない。など。

少し戻すが、
事実決勝戦の敗戦において、
負の感情が生まれつつも
正の転換を想像したことで
負の感情が打ち消され、
悔しいも悲しいも霧消した。
そんな気がする。

悔しさも消えると原動力も消える。

それでは悔しむいみがない。

達観と目先の行き来

具体と抽象の行き来なんて
言葉も昨今よく耳にする。

達観と目先に行き来を意識する必要がある、
と思った。

目先ばかりでは
目の前の物事に一喜一憂し、
ダメージを受けることが多いし
悪い事に対する精神的な防御が難しい。

達観ばかりでは、
現在起きていることからの影響、
原動力となりうるようなエモみ
も受け取られず零れ落とすことになる。

具体的にどうするか

目先で受け取ることと達観で受け取ることの
言語化がよいのだろう。

目先

・悔しい、後悔先に立たずという学び
・ダルビッシュさん戻ってきた仮説思い出す
https://number.bunshun.jp/articles/-/840376
・オーナーの経営方針に対する反対の意思継続
・相手チームおめでとうの気持ち

達観

・いい変化があるかもしれない
・素敵な選手は幾名か去るだろう
・若手が残りやすいだろう
・短期的には結果を残せないかもしれない
・中期で見ると上昇する可能性がある（ないこたない）
・成績残せなかろうが、ファンはファンであり問題ない
・DAZN値上がりしたな
・来シーズンは解約してるかも
・試合見られない
・少し悲しいけど、お金と時間という観点からはいいかも

結論

・悔しんで、ダルビッシュさん仮説を原動力に、さらばDAZN、時間の有効活用

え、これでいいのか。