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夢で噛めたら

眠る直前は、貴重なひとり時間。
その日の経験が夢に何かしらの影響を与えてくるので、ネガティブに傾いているときは気持ちをリセットするための時間にする。

現実の問題が未解決でも、ごきげんに眠れるように。難しいことはしない。ちょっと笑えるものや、ちょっと温かい気持ちになるものを手のひらの上の電子世界から見つけ出し、それを心に上乗せしてから眠る。

明確な効果はわからないけれど、どうしようもない悪夢は見なくなった。息苦しく目覚めることは無くなった。だからきっとこの方法は私に合っているのだろう。

布団に入り枕と頬を合わせ目を閉じる。そのまま眠りに入るまでの現実との境に、必ず声が聞こえてくる。毎回違う、記憶にも残らない他愛無い誰かの会話。これは眠りに落ちるときは毎回で、そのまま眠れるときは別の夢に移行していくし、眠りに落ちる事なく目覚めてしまった時は何故あんな声がするのかと私を考えさせる。

見ている夢はフルカラーだ。通常味や匂いや触った感じなどは夢の中ではしないもののようだけれど、時々感じることがある。感じるというより経験した記憶が補っているのかもしれないけれど。

お腹を空かせ、何故かマヨネーズの蓋をよく噛んで食べるという夢を見たことがあるのだが、プラスチックの適度な硬さと食べ物に非ずの味がとても不味くて、蓋に少しついたマヨネーズの酸味のある匂いを感じながら気分悪く目覚めたことがある。

実際目覚めた時お腹は空いていて、それでも寝ながら満たすことは出来ないからあんな夢になったのかと苦笑いした。

今夜は寝付いて声が聞こえて来た後目覚めてしまった。眠りに落ちるのに失敗した感じ。またもや会話の内容は覚えていないけれど、目覚める瞬間に某CMのキャッチコピーが聞こえたので、若干朦朧とした頭でとうとう夢にスポンサーがついたか、と勘違いをしそのまま目が冴えた。

マヨラーではないけれど、次にマヨネーズ関連の夢を見るなら、やはり蓋より中身を吸わせて欲しい。そんなことを思いながら、再度眠りにつくことに挑戦してみる。

#夢
#マヨネーズ
#日記

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