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認知症介護の現実

こんばんは。

今、認知症専門棟ではコロナが13名ほど出ています。
コロナ対応では利用者さんを部屋に隔離しています。
何らかの理由で隔離が難しかったり、寝たきりでは利用者さんの廃用は進みますし、、、
15〜20人位の利用者さんはフロアで離床してました。

私は、介護士の人手不足の為、フロアの利用者さんの見守りをしました。

元々、看護師、介護士の人手不足。

普段は推定30人位の利用者さんを介護士2人で見ている状況。
看護師さんもフォローしますが、手に負えないことも多々ある様子です。

一昨日は、推定15〜20人位の見守りをベトナム人の介護士さんとしました。

利用者さんの名前、疾患、キャラクターが分からない……

結構ハードに感じましたヽ(  ̄д ̄;)ノ 
・常にトイレと言って、独歩ではややリスクありの利用者さん
・同じく5分に1回立ち上がりトイレと言って、独歩では恐らくリスクありの、車椅子から立ち上がる利用者さん
・ぬいぐるみに水を飲ませたいと言って声を掛けてくる利用者さん
・寂しいのかハイハイと声を掛けてくる利用者さん
・座位で体が右に傾き、車椅子の停まる位置を気にしている様子の利用者さん
・何か気になったのか、いきなり車椅子から立ち上がる利用者さん
etc

私の気が休まることなく、
エネルギーを使い1日が終わりましたヽ(  ̄д ̄;)ノ 

利用者さんのことを知らないので、身構えてしまいました。

介護士さんの気持ちも分かりました。

対策を考えました。
・トイレが頻回な方は既往に泌尿器疾患(過活動膀胱)がないか調べる。
・その方の好きなものをスタッフに聞く。
・夕暮れ症候群による不穏はカーテンを閉めて、部屋を明るくしておく。飲み物を飲んで落ち着いて頂く。

いつもと違い周りはコロナ対応なので、利用者さんの不穏が起きやすいかもしれません。

ということで、
今週も明日から出勤して行きます。

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