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まだまだこれから、の話。

文章を書く余裕ができてきたなあ、ってまだものの少ない新居で思いながら、これを書いている。
大学4年間の苦楽を共にしてきたSurfaceはまだまだ現役。今年度もよろしく頼みます。きみはわたしの頭の一部です。

仮配属期間を過ごした海の近い店舗を離れて1週間弱。
見渡す限りの山の緑によく映える赤い電車もそろそろ見慣れてきた。もともと全く知らない土地ではなかったし、慣れるまでにそんなに時間かからないだろうとは思っていた。
小さい頃から馴染みのある場所にある店舗へ本配属になったのも、もしかしたら何かに引き寄せられているのかもしれないなあって思う。

前の投稿で「自分自身の不出来を感じてしまって辛い」と書いた。
あれから考えてみたけど、今はそれが当たり前なんだと思う。まだ何もできないひよっこ。新入社員は生まれたての鹿みたいなもので、自分の脚で立つのがきっと精一杯。
まだまだ発展途上だから、最初から完璧を求めるなんて無理がある話なのだ。
だからもう少し気を楽にしていいよ、って最近は毎日言い聞かせている。
言い聞かせないと、たぶん完璧を求めてしまう。

ここで甘栗を食べる。おいしい。

上手くいく日もそうじゃない日もあるし、どっちかと言えばそうじゃない日の方が多い。
一人になったらわんわん泣いてる日も少なくない。

川上まなみ『日々に木々ときどき風が吹いてきて』という歌集の中に、大事にしている歌がある。

出勤の車の中で泣くような春になっても春は好きだな

川上まなみ『日々に木々ときどき風が吹いてきて』

少しだけ心がぎゅっと痛くなるけど好きな歌。
心の余裕はあった方がいいに越したことはないけれど、余裕を持てなくなっても好きなものを見失わずにいられる自分でいたいと思う。

お仕事に関しては、なんだかいい兆しが見えている。
明日と明後日は楽しみなことが待ってる。
まだまだこれから。がんばりましょう。
それじゃおやすみなさい。


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