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ハーバリウムを作ってみよう!


 ハーバリウムは、「植物標本」という意味です。お部屋に飾れるインテリアアイテムとして、ここ数年女性を中心に注目を集めています。
瓶の中に専用のオイルを入れ、中にドライフラワーやプリザーブドフラワーを詰めたハーバリウムは、生花よりも長く楽しめるのが特徴。贈り物としても人気です。

使用するオイルは、透明な液体なら何でも良いというわけではなく、ハーバリウムに適した保存液を選ぶのがポイントです。
シリコンか、流動パラフィン(ミネラルオイル)、「ハーバリウム専用オイル」と銘打って売られているオイルを使用すると良いでしょう。

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シリコンは引火しづらく、寒い場所でも白く変色しにくいのが特徴。流動パラフィン(ミネラルオイル)は寒い場所での変色がみられますが、ベビーオイルにも使われる安全性があり、比較的安価なので、ハーバリウムのオイルとして使用できます。

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1.手順

1. 瓶を消毒する

沸騰させたお湯で、ガラス瓶を消毒殺菌しておきます。
その後、電子レンジで水分は完全に乾かしてください。
(中の様子を見ながら少しずつ加熱)

 2. 花を配置する
 
消毒した瓶の中に、ピンセットや竹串を使ってドライフラワー類を配置していきます。
最初に瓶のサイズにあわせて花材をカットし、デザインをイメージしてから入れると良いです。

3. オイルを入れる
 
紙コップにオイルを入れて少しずつ注ぎます。紙コップの先を折り、花材に直接上からかからない様に入れると良いです。
オイルがはいったら、蓋をして、瓶を良くふき、完成です。

オイルはハーバリウム専用のシリコンオイルを使用しています。
好みで蓋や瓶ををシールなどでデコレーションしても可愛いです。


自分で制作した季節のドライフラワーを使ってオリジナルのフラワーボトルをつくるのも楽しいですよ。


キッチンやパウダーコーナーなど狭いスペースも簡単に彩ることができます。
ボトルコレクションしたくなるフラワーアイテムです。

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中の植物はドライフラワーです。シリカゲルで仕上げてます。

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ドライフラワーは寿命がありますので、もちろん色褪せしていきます。
その経過を楽しみ、その後、また次の植物に入れ替える、そんな気持ちで接してあげてください。
それがハンドメイドの醍醐味です。

廃棄するには、家庭での食用油を処分するときと同じようにするといいですね。ちなみに私はいらない牛乳パックに新聞紙を詰めたところに油を捨てています。
そしてボトル内を洗剤を使い、洗って、必ず手順1から始めてください。

2.ボトルチェンジバージョン

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こちらは、ボトルをアクセサリー用の小さなガラスに変えてハーバリウムのチャームを作りました。

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とても簡単で、安価で作れるのでイベントでのワークショップとして大人気でした。
ハーバリウムのデザインに合わせて皮紐も選べるようにするとオリジナリティのあるアクセサリーが作れます。

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3.オイルチェンジバージョン

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こちらは、シリコンオイルをレジンに変えて制作しています。
液だれの心配がないので販売にオススメです。
中身の入れ替えはできないため、中の植物は色褪せしにくい着色したドライフラワーをつかうと良いです。

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吸い上げ式でカスミソウを着色します。
花瓶のお水をプリンターのインクに置き換えてカスミソウを挿しておくと着色しますよ。

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チャームは軽いので、もちろんネックレス、チョーカーとして使ってもいいですし、インテリアとしてサンキャッチャーのように飾っても素敵。

サンキャッチャー とは、太陽光をプリズムのように透過・屈折させるガラスなどで作られたインテリアの一種です。

朝日や夕日がよく射し込む日当たりのよい窓際などに設置して、光を複雑に屈折させることで、部屋の中に小さな虹色の光を作り出して楽しみます。

風水では、陽のエネルギーによって浄化効果があるとされています。

以上、ハーバリウムの作り方をご紹介しました。
おうち時間にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



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