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story66 当たり前なんて。 陰でも、陽でも。【表はお金の世界、裏は占い師】

このエッセイと私について

こちらは 陰でも、陽でも。【表はお金の世界、裏は占い師】story1胃に穴があきそう の続編です。7月から毎日更新しています。ぜひフォロー、いいね、コメントしていただけたらうれしいです、励みになります。毎日書いていますが連続性は特になく、こちらのストーリー66から読んでいただいても読めます。このエッセイと私についてはstory1の前に書いておりますのでお読みください。

基本的には夜更新です🌙引き続きじんわり陰陽を感じる時間を、楽しんでいただけたら幸いです。

story66 当たり前なんて。

昨日はスーパームーンの満月で圧巻だった。海から眺めたお月様はいつもよりオレンジで雲に滲む光が明るかった。

今日もどうかな?と思って窓を開けると、いつもと変わらないお月様のようだった。

「お月様、いつもと同じだね」と言うと

「同じ月なんて二度と見られないよ」と返事がかえってきた。

ここ数年、“ 当たり前 ”が“ 当たり前じゃなかった ”と身をもって体験してきたのに、いけないもう忘れている部分がある。

毎日外にいけること、香りをかぎ、話が出来ること、歌いあえること、話し続けること。

突然できなくなり、当たり前は当たり前ではない儚さを知った。

月だって同じだ。毎夜、見上げられるのは当たり前ではない。スーパームーンか、そうではなくとも、今と同じ月をみることはもうできない。

今日もおやすみなさい。


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