story67 それくらいでいいのかも。 陰でも、陽でも。【表はお金の世界、裏は占い師】
このエッセイと私について
こちらは 陰でも、陽でも。【表はお金の世界、裏は占い師】story1胃に穴があきそう の続編です。7月から毎日更新しています。ぜひフォロー、いいね、コメントしていただけたらうれしいです、励みになります。毎日書いていますが連続性は特になく、こちらのストーリー66から読んでいただいても読めます。このエッセイと私についてはstory1の前に書いておりますのでお読みください。
基本的には夜更新です🌙引き続きじんわり陰陽を感じる時間を、楽しんでいただけたら幸いです。
story67 それくらいでいいのかも。
毎週土曜日の朝、ほとんどといっても過言ではないくらいあるカフェに朝ごはんを食べにいく。娘のおけいこ場のちょうど隣にあるカフェは便利でおいしくて私たちのお気に入りだ。
それなりにいつも混んでいる人気店。そこに行けばいつも同じメニューを頼んでいる。
となると…ある程度、定員さんとの距離が近づいているだろうと想定されるひともいるかもしれない。行けば、声をかけてくれる。あ、という表情をしてくれる、それだけでそのお店の好感度はあがるもの。
毎回いらっしゃるおそらく店長さん、男性のイケメン、私は覚えている。ただ彼は一向に「注文の仕方はおわかりですか?」と問いかけてくる。今日もそうだったし、常連さんだろうと思われるかたにもそう聞いていた。
毎週土曜日の朝だし、娘はおけいこの恰好をしているからちょっと目立つし、いつもハムチーズのパンとキッズミルクのぬるめだし‥と思う方がうぬぼれか。
と考えながら、やっぱり “ これくらいでちょうどいいのかも ”と思っていた。私たちは求めることが多すぎて、求められることが多くて時間が足りなくなっていて、慢性的な疲労を重ね続けていたりする。
もちろん好きでやっている人もあるだろうし、そういう性格だという人もいると思うんだけれど。
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先日、西加奈子さんの本でカナダではレジでお客さんが並んでいない場合、店員さんは座ってお茶飲んだり、おしゃべりしたりしている、と読んだ。
日本じゃクレームもんだろう。ちょっとでも冷たい態度をとれば、口コミで罵倒される。なっていない、と言われる。にこにこしているだけでは星5つはもらえない。だけど、私たちは何に対して怒っているのだろう?何を気にして、何を考えて、ずっと立ち続けているのだろうか。
だから、これくらいのほうがいいのかも。でもいつか「こんにちは~」とも言われてみたいけれど。だってイケメンだし。(結局そこか)
今日もおやすみなさい。
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