「反逆の終局」イベントへの雑感と何か
この記事を書いた後に終了する夏の長期イベント。
潮汐祭の後半、「反逆の終局」。
正直、自分は初日の「フェネクス1-5」で、一度心が折れた。
攻略班が居なかったらヤバかったかもしれない。
難易度選択式のイベントで、エビルの推奨レベルは覚醒Lv80。
全報酬を貰うには18000ptが必要で、平均では3000ptが必要。
そのため、どうしてもエビルに挑戦せざるを得ない。
攻略上必須なアイテムは10000ptでゲットできるが、
やはり不満の声は上がっていた。
「……いや報酬捨てろよ、何の為の難易度選択だ」
そう思うかもしれないが、
意外に報酬クリアはスマホゲーユーザーの本能に根ざしており、
攻略に必須でないアイコンや家具を欲しがるのは、
むしろライトユーザー側であるという食い違いもあった。
ともかく、この事態にユーザーが反発。
育成リソースが不足している中の高難易度イベントに不満を漏らしていた。
しかし、終了間近になって見ると分かるが、
これ。運営はだいぶん手加減して出している。
本当はもっともっとヤバイ難しさに出来たはずだが、
流石にこれくらいは大丈夫だろと思って出したと思われる。
ところが初日に大ブーイングが起こってしまい、
公式が攻略班を募集する事態になった。
これがなかったら今回のイベントヤバかったと思う。
攻略班となったユーザーの活躍は目醒ましく、
フレンドサポートを利用したお手軽攻略を次々に発表。
今まで死に機能となっていたサポもガンガン使われ、
多くのプレイヤーが報酬をゲットすることが出来たのである。
運営の誤算は、ユーザーはSNSを利用してゲームで繋がってるが、
必ずしも連携して攻略しているわけでは無いところだろうか。
多くはゆっくりまったりキャラ語りや育成状況を呟くのみで、
ガチのストラテジーをやろうとしている人は少数だった。
YouTubeの配信者もキャラの性能と凸状況のゴリ押しが殆どで、
早期突破はしているが「攻略」を真面目にしているのは半分以下。
とは言え、有識者がコメント欄に居て攻略は為されているから、
SNSよりもライブ配信の方が情報が進んでいる可能性も有るが。
攻略班により心ポッキリから復活したおじは、
遅れながらも18000ptをフレンドのお陰でゲット。
彼らの方向に五体投地で感謝を示しつつも育成に戻ろうとした。
が、
見てしまったのである。
意訳すると、
「攻略班の真似とフレのお陰でクリアした人多いですね~。
私は自分で考えて攻略しましたよ~~」
という趣旨の、平均R3Lv60のクソ脳筋パーティスクショと、
知能の欠片も感じられない呟きを。
おじは激怒した。
おじにはスマホゲーが分からぬ。
ガチャと課金こそが正義であるゲームの常識など知りもしない。
だが、「攻略」という言葉を軽々しく使う輩には敏感であった。
攻略には再現性がなければならない。
誰がやろうが同じ結果を伴う具体的な事柄が必要であり、
その筋道を系統立てて説明できなければならぬ。
どう考えてもステータスゴリ押しで被弾を気にせず突進した、
育成結果が自分の手腕だと勘違いした奴が使う言葉であってはならない。
百歩譲ってハイスコア狙いの高難度縛りなら許したかもしれないが、
そんな事はなく普通の討伐内容だったから怒りが収まらなかった。
レベルを上げて物理で殴るのは正論だし、
そこまで育成した苦労は否定しないけど、それとこれとは話が違うんだよ。
という訳で、
フレなし低レベルで「攻略」しなおすことにした。
確かに、ワンパンレシピでポイントゲットしたボスに関しては、
脳死で突破したと言われても反論できない。
が、持って居ないキャラを補うために頭を捻った構成もある。
そこを攻略班の真似といわれるのは我慢ならなかった。
そちらこそ不必要にステ盛りましたねヌルゲー乙と煽りたかった。
何とかゲームに集中して衝動を押さえつけていたのである。
そして、地獄を見た。
特別難しかったからではない。
難易度が純粋に高かったのはどうしても運が絡む「王」のみ。
フェニィとかクイーンはむしろ簡単な部類だった。
冷静に考えると攻略法が示されている盤面に気付かない自分に絶望した。
しかも攻略法は一つじゃないのだ。
字幕なしの動画では到底説明しきれない。
ここで青マスが増えたらこっちのパターンとか、
実は画面手前にも誘導できるとか、
このキャラ使っても出来るとか。
残り七日間で解説できる容量じゃなかった。
慌ててNote使ったのはここの事情がほとんどである。
無編集動画では解説しきれない。
もう時間がなかったから上げるだけ上げてしまったが、
解説がなかったら何のこっちゃ分からんだろう。
だから外付けで解説することにした。
本当に興味有る奴しか見ないだろうし、
もう終わるイベントの解説聞きたい奴も居ないだろうが、
それが攻略を始めて自分の最低限の責任だと思うのだ。
なので、まだしばらくは反逆の終局の記事を投稿します。
申し訳程度だろうけど、始めてしまったものは引っ込められない。
おじはそういうところ不恰好で不器用なのだった。
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