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デジカメ太陽系を読み解く

ソニーから案内が出ている通り、本日の夜中に新しいミラーレス一眼が発表されそうです。最近のAppleの新製品イベントより楽しみに感じている人が多いかもしれません(笑)

ここ数年のデジカメの世界では、ソニーを中心に物事が動いているように感じられます。太陽系で言うと中心にある太陽がソニーという訳です。巨大な引力によってカメラメーカーの動きに多大な影響を与えています。

ソニーは「ミラーレス」と「フルサイズ」という2つの特徴をいち早く組み合わせα7を中心とする一大システムを構築しました。その範囲はレンズメーカーにも広がっています。

太陽系に例えると他のメーカーは?

太陽がソニーだとすると他のメーカーはどの星に相当するのでしょうか。

水星・金星・地球・火星にあたるのが、同じミラーレスを展開するシグマやパナソニック、オリンパス(現:OMデジタルソリューションズ)、富士フイルムです。とくに同じフルサイズを展開する2社がより近い位置にいます。(それだけ飲み込まれる危険性もあります)

続いて木星や土星にあたるのがソニーの重力に捉えられフルサイズミラーレスを相次いで展開しているカメラ界の巨星、キヤノンとニコンと言えます。大きな存在感は健在ですが、影響を与えるというよりも受けている印象の方が強いと思います。

ソニー太陽から最も離れている天王星、海王星はペンタックス、リコーでしょうか。冥王星は現在は準惑星になってしまったということでコンスーマーから撤退したカシオが当てはまりそうです。一眼レフにこだわったりスマホに飲み込まれてしまったコンパクトカメラの分野で独自のブランドを確立している辺りは冒険家には魅力的に映るはずです。カシオも医療カメラの分野で昨年はGood Designベスト100を取るなど渋い動きをしています。

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さあ、今夜デジカメ太陽系の中心、ソニーに何が起きるのか! 巨大なフレアが発生すれば周りの惑星にまた大きな影響がでてきます。そんな動きをじっくり観察して楽しみたいと思います。

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