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ドル建てのGDP総額 そして成長率 No4416

日本経済は 落ち込んでいるかの如くの報道が今週なされた、その筆頭がこれ


   名目GDP、ドイツに抜かれ4位転落 23年4兆2106億ドル




日本がドイツを抜いたのが 1968年だそうで 55年ぶりのことだそうだ。


アゴラでも こんな記事が


  日本がドイツにGDPを抜かれる:4位じゃダメなんですか?


日本の人口はドイツの約1.5倍であるから 一人あたりにすればかなりの差があることに


ただし 今の状況はかなり外国為替によるものが大きく ドル建てで表記される


 日本は4兆2106億ドルで、ドイツは4兆4561億ドル


が 小生的感覚で適切な外国為替相場と思う(一応 小生が適切と考えているだけで 小生自身は円安大歓迎である)1ドル=125円だとすると日本は5兆ドルを超え いまだ日本は3位であるように思う。したがって 日本とドイツは暫くは抜いたり抜かれたりの状況になろうし、そのうちインドにあっという間に抜き去られると思う。その後日本の人口減少から考えて もう順位を上げていくことはかなり困難であろう。

 (結局 GDP総額は 人口で決まることに集約していくはず)



ここまではあくまでも ドル建ての話。では円建てという我々の実感に近い形で考えた場合には今週 いいニュースが多くあった。

一つは同じ名目GDPの話で


 中国の23年名目成長率、日本を下回る デフレが影響

   2023年の国内総生産(GDP)速報によると、日本はプラス5.7%となり

   中国のプラス4.6%を上回った。


とある 昨年日本は結構成長したのである。バブル崩壊後で考えれば最も成長した1年であったのだ。


さらに 円安の影響も大きいのだが


 上場企業が3期連続最高益 24年3月期最終、3兆円上振れ


各企業 特に製造業にはいい影響が出ているのである。


 名目GDP総額を増やす 円高




 国内成長を促す 円安




どちらが 良いのでしょうか???


小生は 円安ですが。。。。。

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