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もう一度書く 有るものは動かすべき 原発 No4800

昨日 二つの記事を見た 一つ目


 勝負は既についている? TSMC(熊本)vs.ラピダス(北海道)


世界的半導体製造会社TSMCによる熊本工場と、日本連合(トヨタ、ソニー、NTT、NEC、ソフトバンクなど)によるラピダス北海道工場という 二つの巨大半導体工場について そのエネルギー源である電力費用を考えた場合 九州電力と北海道電力の電源構成から見た考察である。


 確かに原発を稼働させている九州電力と未だ石炭火力の比率が高く原発稼働のない北海道電力では 電気代にも大きな違いがある。九州電力が日本で二番目に安く北海道電力は日本で2番目に高い。


  九州電力  024年4月時点の電気料金は標準家庭で1kWh当たり28.78円/kWh

  北海道電力 2024年4月時点の電気料金は標準家庭で1kWh当たり47.26円/kWh


なんと 北海道電力は九州電力の1.6倍である。これは 電力を多量に消費する半導体工場にとっては大きな負担になることは間違いなく 記事ではすでに勝負がついているとまで・・・

因みに 現状の日本の電気代比較図があったので引用・・・




うーーーン  自身が関西電力管内であることに感謝である。






2番目の記事


 東電、柏崎刈羽原発の夏の再稼働を先送りへ 能登半島地震で安全対策の議論が再燃




どうやら今年の夏も東京電力は原発を動かすことが出来ないらしい。

能登半島地震もあったので致し方ない面があるのだが。

ただ、以前にも書いたのだが 原発はそれが動いているかどうかは安全性という観点でいうと小生はあまり差が無いように思える。

 東日本大震災でも最初懸念されたのは稼働していなかった4号機である。


すべての原発は稼働していなくとも使用した燃料を冷却し続けているので それが出来なくなると大変危険である。

確かに 加圧水型(現在稼働しているものはすべてそうだが)は最後の手段として制御棒を重力という自然の摂理で作動させらえるので安全性が高いというのが今の日本の現状である。

逆に 東京・東北他の沸騰水型は下から上へ制御棒を押し上げるなので最後のエネルギーをどうするかが問題にはなる それが安全審査に影響しているのかどうかはしょうせい??


 因みに 北海道電力の原発は加圧水型なので そういう意味では近い将来審査完了し再稼働させられるかもしれないので そうすれば 1番目の記事の懸念事項は解消されるかもしれないが。


 ただ いずれにせよ使用済み核燃料の問題はあるので 稼働について議論しているのは小生的にはかなり疑問で もう存在しているのであれば(当然安全には万全を期してだが)稼働させるのは必要ではと考える。

 原発の新設(現状の原発という意味でーー将来持った安全な原発が出来るのであれば話は別)は 正直賛成できないが すでにあるものは 動かしてもいいと・・・・・・


 そうでないと この高騰している電気代。。。 日本を別の意味で破滅へ導くような????



皆さんは どう考えますか??

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