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カスハラ対策の前に 逆カスハラ防止も  No4780

昨日 こんな記事を見かけた


  役所窓口の利用者も対象 東京都のカスハラ対策案


確かに 客が従業員らに理不尽な要求をするカスタマーハラスメントは防止する必要があるが、その前に考えていただきたいことがある。




 昨年8月末に小生父を亡くしたのであるが ようやくその後始末が終了しそうだ。

必要だから仕方がないことではあるが その間 役所・銀行等に何度出かけたことか。。。

正直 今の日本制度だと相続の手続きをするためには 故人の管轄地域で役所や銀行周りをせざるを得ない部分がある。もし 相続人がすべて遠方に居住しているとその手続きで何日か会社を休まざるを得ない状況が生じる。

さらに準備して手続きに行っても 一部の欠落やチェック漏れがあると書き直し(しかも自筆)を要求される。

 窓口のお姉さんはやさしく言うが





 住所表記の一部欠落で その書類を遠方の親戚に送り書き直していただいて再度窓口にまで持ってくる手間。。。。。


 最近は無くなったが 昔は役所など書類が付き返されるだけで何が悪いのか教えてくれないところがあった(これは以前書いた 電子申請でごく最近経験した)


 これって 行政・金融機関等による逆カスハラではないだろうか???


先般 河野大臣の鶴の一声で法令等何も改正することなく 役所への届け出で捺印が不必要になったが それは元々捺印そのものが不要であっただけのことである。

 それを運用という名のもと 理不尽にカスタマーに要求していただけである。


(窓口で書き直しを要求されて こちらの手間を言って懇願すると何とかなるケースもあるが

 其れって 本来は不必要なことなのかもしれないとさえ思えてしまう)


カスハラを受ける資質がある意味 役所や銀行等の窓口にありはしないのか??

それを今一度考えていただきたい。


 あくまでも 小生の個人的願望である。

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