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群像劇卓リプレイ:末法の断片 第二話【ヘルウェイ・トゥ・テンプル・アンド・ドゥームズ】

始めに

 この記事は2020/08/30にKasumi=サン主催で行われたセッション『ヘルウェイ・トゥ・テンプル・アンド・ドゥームズ』を発言順の整理など多少の修正を加えた上でリプレイ化したものです。群像劇卓第一部『末法の断片』シリーズの第二話となっていますがここから読み始めても問題ありません。

群像劇卓とは:Kasumi=サンをNMとしDiscordで行われている卓であり一般的なキャンペイグンとは異なり固定のメンバーが存在しない。ある程度『馴染のメンバー』はいるものの基本的に毎回公式サーバーでメンバーの募集を行っており馴染のメンバーの予定が合わなくても話が進んでいく。これにより様々なPCが交流し物語に関わっていくことが可能となり、その結果世界観も拡張されていくため非常に活気がある。
<末法の断片>

【ハイマウンテン・ハイタイムズ・ピルグリム・フェアリー・オーダーズ】

【ヘルウェイ・トゥ・テンプル・アンド・ドゥームズ】

【ビゲスト・デイ・オブ・ネオサイタマ】

※執筆時点でリプレイ化していないエピソードはリンク無し。

本編

重金属酸性雨の降り注ぐ灰色のメガロシティ、ネオサイタマ。
 
この地において晴れが極めてまれなことは知られている。だが今度はわけが違う。土砂降りという他にない豪雨が、このネオサイタマを襲っているのだ。

そしてその土砂降りの雨の中、ネオサイタマを北へと抜けるハイウェイを走る、ソウカイヤのヤクザコンボイ部隊。大型トレーラーが一つに、クローンヤクザを満載した複数のヤクザベンツからなるこれはソウカイヤの誇る重要な機動戦力の一つだ。
 
それが進むはるか先には、ほんの数十分前にある蛮行を犯したニンジャたちの乗った略奪ヤクザベンツの車列が見える。
 
ことの始まりはほんの一時間前。トコロザワ・ピラーからツキジダンジョンへと移築され設立された、イモータル・ニンジャ・ワークショップ。そこが複数のニンジャによる襲撃を受けたのだ。ラボは少なくない被害を受け、死傷者さえも出たという。そしてほぼ同時。各地で同時多発的に、多数の無軌道ニンジャによるテロや略奪が発生。ネオサイタマ全体が豪雨と合わせ、大混乱に陥ることとなったのだ。
 
更に、今回の事態でラオモト・カンを激怒させた事実があった。その中に、ソウカイ・シンジケートの末端ニンジャとザイバツ・シャドーギルドのニンジャがいたことだ。
 
ザイバツがここまで表立っての攻撃を仕掛けてくるなど稀有な事態である。
ましてや、いくら末端とは言え、ソウカイヤのニンジャが飼い主の不興を買うなど許せるわけもない。ラオモト・カンはシックスゲイツまでもを動員してこの騒動の解決を命令。ソウカイ・シンジケートは闇の秩序を守るためにその総力戦に挑むこととなった。
 
そして君達は北、中国地方へと逃走するニンジャ集団の追撃を命じられたチームだ。ほんの数十分前に各地のアジトなどから招集を受け、このヤクザコンボイのコンテナの中で合流したのだ。
 
コンテナ内には連絡用のUNIXやヤクザRPG、ヤクザマシンガンに重装備クローンヤクザなども控えている。さて。今度のミッションは中々骨の折れる事になりそうだ。とはいえ、まずはアイサツから始めよう。

ピクセルトーチ:「ドーモ!ボク様はピクセルトーチ!」低解像度ピクセルで描かれた緑色の炎が揺らめくディスプレイメンポが特徴的な女ニンジャだ。

◆ピクセルトーチ(種別:ニンジャ/重サイバネ)PL:古矢沢 アイコン:ピ DKK:0
カラテ     7  体力   10
ニューロン   7  精神力   6
ワザマエ    7  脚力    5
ジツ      4  名声   11
スキル:『連射2』『疾駆』『時間差』『マルチターゲット』『タツジン(ボックスカラテ)』
装 備:『スゴイテック社製LAN直結用ケーブル』『ディスプレイメンポ(サイバーサングラス)』
『水陸両用ボディスーツ(伝統的ニンジャ装束)』『ブードゥー』
『ZBRアドレナリン注射器』『トロ粉末』
ジ ツ:『☆カトン・ジツ』『★炎の壁』
サイバネギア:『生体LAN端子+++』『無線LAN攻撃用ユニット』『ジツ拡張サイバネ』
狂 気:『神経ノイズ 1段階目』
ニンジャソウルの闇:『ソウルの悲鳴/カラテ』
生い立ち:『〇ピンハネ』
備 考:オンセン旅行ボーナスあり。

プロフィール:ソウカイヤの女ハッカーニンジャ。低解像度のピクセルで描かれた、揺らめく
緑色の炎を映し続ける奇妙なディスプレイメンポが特徴。このメンポは盗賊であった
モータル時代から用いていたもので、ピクセルトーチの名は盗賊時代に使用していた通り名を
ニンジャネームとしてそのまま用いたものである。本人はカラテ戦闘よりもハッキングによる
解決を好むが、カラテのワザマエも実際油断ならず、有事の際は蛍光色の生成タントと、
緑色に輝く奇妙な炎を用いて戦う。

バゴール:「ドーモ、バゴールです!」黄金に煌めくサイバネトゥースが目立つ、筋骨隆々のニンジャがオジギする。良く通る声の少々暑苦しい男だ

◆バゴール(種別:ニンジャ/バイオニンジャ)PL:guest7 アイコン:金 DKK:0
カラテ    18  体力   22
ニューロン   6  精神力   4
ワザマエ    7  脚力    9
ジツ      1  名声   15
スキル:『連続攻撃3』『連射2』『疾駆』『特殊近接ステップ』
装 備:『カタナ×2』
ジ ツ:『☆ムテキ・アティチュード』
サイバネギア:『バイオサイバネ腕(多腕)』 	
狂 気:『自我希薄化 1段階目』

プロフィール:金色に輝くサイバネトゥースが目を引く、筋骨隆々のソウカイニンジャ。
張りついたような笑顔が特徴の暑苦しい男。スゴイ級のイアイド使いであり、四本の腕に
持ったカタナで相手を切り刻む。眼前の敵を切り捨てる的と断じる生粋の戦闘マニアだが、
一方で自身と対等かそれ以上と判断した者には敬意を示す、情に熱い武人のような一面もある。

ザンマセカンド:「ドーモ!ザンマセカンドです!」小柄な老人ニンジャがアイサツした。その背中には体格に合わない古びたノダチを背負っており、キザンブレイカーのエンシェント・ルーンカタカナが刻まれている。

◆ザンマセカンド(種別:ニンジャ/アーチ級)PL:ねこぞう アイコン:斬 DKK:1
カラテ     8  体力   14
ニューロン   4  精神力   8
ワザマエ    4  脚力    7
ジツ      4  名声    4
スキル:『連続攻撃2』『特殊近接ステップ』『タツジン(ノダチ)』『戦闘スタイル:回転斬撃』
『ヒサツ・ワザ:ミョルニル・ギガントキリング(未熟)』『古の教え』
装 備:『**キザンブレイカー(大型武器)**』
『フルヘルムメンポ(生成)』『タクティカルニンジャスーツ(生成)』
ソウル:『キル・ニンジャクランLv4(近接+2)』
ジ ツ:なし
サイバネギア:『重心制御(テッコ)』『身軽な体(ヒキャク)』『健脚(ローラーブレード)』

◇古の教え:大型武器装備時、攻撃ダイスが+1される

プロフィール:古代のニンジャ遺跡を調査中にニューロンが焼き切れた考古学者に
ニンジャソウルが憑依。壁画からザンマ・ニンジャの断片的ニンジャ真実を得た結果、
自らがザンマ・ニンジャの生まれ変わりだと信じるようになった。ちなみにソウルと
ザンマ・ニンジャの間に関連性は一切ないはずだったのだが、ダイスザンマの導きにより
キル・ニンジャクランのアーチ級ソウル『キザン・ニンジャ』のソウル憑依者となった。
彼の道は、今も昔も変わらず、かの英雄を追い続けることにある。そこに何が待っていようとも。	

NM/ウィップバイパー:「ドーモ……ウィップバイパーです」「いやはや。皆さん難儀なミッションに駆り出されましたねェ」真新しいタキシードを着込んだホストめいたニンジャがアイサツする。

◆ウィップバイパー(種別:ニンジャ/重サイバネ)PL:Kasumi(NM) アイコン:蛇 DKK:0
カラテ    10  体力   15
ニューロン   9  精神力  11
ワザマエ    7  脚力    5
ジツ      4  名声   20
スキル:『連続攻撃2』『連射2』『疾駆』『時間差』『マルチターゲット』
『タツジン(ムチ・ドー)』『タツジン(スリケン)』『特殊近接ステップ』
『ヒサツ・ワザ:オロチ・アラマサ』
装 備:『パーソナルメンポ』『伝統的ニンジャ装束』『ブードゥー』
『オーガニックスシ』『トロ粉末』『*オーガニック・トロスシ*』
ソウル:『ヘビ・ニンジャクランlv4(近接+2/遠隔+2)』
ジ ツ:『☆カナシバリ・ジツLv3』
サイバネギア:『生体LAN端子』『テッコ+』『内蔵型スリケンボウガン×2』『強化骨格』

プロフィール:ソウカイ・シンジケートスカウト部門所属のニンジャ。軟派な容姿を下ろしたての
タキシードに包んだ若者。元はネオサイタマ大に通う無軌道学生。、火遊びの結果ヤクザクランに
捕まるが機転により経理として雇われる。しかしそのヤクザクランが抗争に巻き込まれ、
彼もクランの一員として襲撃を受け殺害された。だがディセンションによって蘇生し、
されど途方に暮れた状態だった彼はまもなくしてソウカイヤに拾われる。それなりの容姿と
弁舌から、物々しいヤクザクランの中では浮く容姿だったのもありスカウト部門へ送られる。	
外見通り軟派な性格で洒落者を気取るが、非日常への渇望に満ちている。だが根の部分は
真面目さが抜けない。好んで使うのはバタフライナイフじみたスリケンとヘビ・クサリ・ケン。

カラレス:「……」乾いた目で遠く(と言ってもそこら辺をだが)を見つめている。その装束は黒一色で統一され、その端正な顔立ちには無数の傷跡。更にあらゆる箇所がサイバネで置換されていた。「ドーモ、カラレスです」

◆カラレス(種別:ニンジャ/重サイバネ)PL:T1000G アイコン:無 DKK:0
カラテ    10  体力   12
ニューロン   5  精神力   4
ワザマエ    5  脚力    6
ジツ      5  名声   15
スキル:『特殊近接ステップ』『タツジン(殺人カンフー・カラテ:八極)』
『ヒサツ・ワザ:ポン・パンチ』『鉄拳(未熟)』
『トライアングル・リープキック』『不屈の精神』
装 備:なし
ソウル:『近接格闘系ソウルLv5(攻撃+5/回避+2)』
ジ ツ:なし
サイバネギア:『生体LAN端子』『テッコ++』『ヒキャク』『ブースターカラテ・ユニット』
狂 気:『虚無衝動 1段階目』

プロフィール:殺人護身術ドージョーで、彼女はただひたすら父親に殺人護身術を叩き込まれた。
荒んだ門下生、そして父親。全てが憎かった。だから彼女にニンジャソウルが憑依した時、
叩き込まれてきた殺人護身術で全てを殺した。だが彼女は気づいた。私も同類なのだと。
そして、もうモータルネームなどとっくに忘れていた。新しい鎖である
ソウカイ・シンジケートで、彼女はひたすら殺人護身術を磨き続ける。

ピクセルトーチ:ピクセルトーチはウィップバイパーの顔をまじまじと見つめますね。

ザンマセカンド:「ワハハ!よく会うのうウィップバイパー=サン!!!」

バゴール:「ドーモ、カラレス=サン!イクサの前にそんな顔をしていては、上官に示しがつきませんぞ」豪快に笑いながら

NM/ウィップバイパー:「……なんですかねェ」

NM/ウィップバイパー:「今更、降りるのはオススメしませんよォ?」ため息交じりに若いホストニンジャは呟く。

NM/ウィップバイパー:「全員、それぞれに準備も整ったようなので。改めてブリーフィングを。……アー、ツキジも復旧したみたいですし」

カラレス:「……そうかな。じゃ、これでどう」二ィと不器用に笑って見せる。目は笑っていない。

ザンマセカンド:「しかしこれは一体どういう事なのかね?!ワシは昨日までクサツにいたから良く分からんのだ!!!」

カラレス:「わかった。ブリーフィング」先程までの笑みが一瞬で消えウィップバイバーを見つめる。「(もう少し笑顔の練習しないと……)」

バゴール:「それにしてもこんな厳重体制、そうそうあったものではない!まったくどんなシュラバが待ち受けているのやら!」バゴールが辺りを見回す度、口元の金色の歯がキラキラ光る

ピクセルトーチ:(ウィップバイパー=サン、顔がいいな......)

NM/リー・アラキ:『イヒヒーッ!やっと回線がつながったようですねェ!ドーモ!』薄暗い車内に置かれたUNIXモニターに、IMWのトップにしてヨロシサン製薬の鼻つまみ者、マッドサイエンティスト。リー・アラキの顔がアップで映る。その背景はあちこちが破壊され、修繕の続くIMWのラボだ。その後ろにはオレンジ色の豊満な助手と、執事めいた小柄なニンジャが修繕や復旧の指示を出しているのが見えるだろう。

ザンマセカンド:「おお!ドーモ、ザンマセカンドです!先日はお世話になりましたな!!!!」

NM/ウィップバイパー:「ドーモ。……今回の事態、説明してもらっても大丈夫ですかねェ」視線に対しては曖昧に微笑んで、それからモニターへと向き直る。

ピクセルトーチ:「ドーモ、ピクセルトーチです。大分荒れてますね」

バゴール:「ドーモ、リー・アラキセンセイ!バゴールです!」にかっと笑ってオジギする

カラレス:「ドーモ」ペコリとオジギする

NM/リー・アラキ:『ええ、端的に言いますとですねェー……我らIMWは、ほんの一時間ほど前に襲撃を受けました!』

NM/リー・アラキ:『それ自体はよくあることなのですがねェー、どうも今回はニンジャばかりに襲われましてねェー』

ピクセルトーチ:よくあることなのか......

NM:トヨスダンジョンと間違ってツキジダンジョンに踏み込んでくる奴らは少なくない

ピクセルトーチ:まあそれはありそうですね。

NM/リー・アラキ:『まあどこの所属だとかどうとかは、私は実際興味もないのですがねェ!』

NM/リー・アラキ:『フブキくん!目録を持ってきなさい!』

NM/フブキ・ナハタ:『アーン!先生!』

カラレス:「……」一瞬自分の胸を見つめた。平坦だ。

ザンマセカンド:「なんと!!!大変ですな!!!」

バゴール:「実際タイヘンな騒ぎですな!」

NM:彼が表示したデータに写っているのは、いくつもの古いニンジャレリックだ。どうも彼らはズンビーニンジャでもIMWの研究成果でもなく、ここに所蔵している物品を狙っていたらしい。

ピクセルトーチ:どのような外見でしょうか。
   
カラレス:「……」まじまじと見つめている。カラレスにその手の知識はないが。

NM/リー・アラキ:『彼らが持ち去ったのはねェー、この2つだねェー』実際悔しい!などといいつつも、モニターに2つの名が浮かぶ。

・ホンノウジの茶器
・ヤマトの旅外套

ピクセルトーチ:異端考古学者のザンマセカンド=サンなら何かわからないでしょうか?

ザンマセカンド:外套はステルス系か?

ピクセルトーチ:なかなかとんでもないレリックのようですが。

バゴール:忍殺世界にはヤマトとかホンノウジとかは一般常識としてないのだろうか

ザンマセカンド:ニューロン判定でどうでしょう

ザンマセカンド:茶器は分からんな?カラテバフ?

NM:ホンノウジの茶器はどうやら相当なアトモスフィアを放つ茶器のようだ。それ自体がある種のオーラを放っており、ただならぬ力を秘めていることが分かる。禍々しい気配、とも取れるだろう、

カラレス:「……」禍々しい気配だ。自分が体験してきたこととは全く別の嫌気がカラレスを襲った。

カラレス:
「……誰かわかる?これのこと」茶器を指さす。

ピクセルトーチ:「お宝として価値が高そうなのは分かるけど、それ以上のことは......」

NM:ヤマトの旅外套は、古びた簑笠めいたニンジャレリックだ。これはヤマト・ニンジャが狩りや旅の際に好んで身に着けていたとされる装束であり。これと、いくつかのヤマト・ニンジャの持ち物は互いに引き合う性質を持つという。

NM/ウィップバイパー:というわけでこれがリー先生の説明による情報。

NM/ウィップバイパー:ジジイはニューロンHで判定していいよ

ザンマセカンド:ワーイ

バゴール:「ヤマト!うんやはりいい響きだ」バゴールは古事記を粗筋くらいは読んでいる。「しかし自分は聞き覚えありませんなあ!」

天狗ダイス+天狗銀行:@ザンマセカンド, :3d6>=5 = (6,2,1 :成功数:1) = 1	

ピクセルトーチ:UH成功!

ザンマセカンド:知ってんのかよジジイ!

NM/ウィップバイパー:「僕はオカルトは専門外でしてねェ」

バゴール:知っているのかジジイ!
  
カラレス:「私も聞いたことない」

ザンマセカンド:しかもULTRAHARDってことは詳しいじゃねえか!

カラレス:ジジイ!

ザンマセカンド:「これはまた大層な物を盗まれましたなリーセンセイ!!!」

カラレス:「……?」コクンと首を傾げる

カラレス:「すごいの?これ」

ピクセルトーチ:耳を傾けます。

バゴール:「なんと!してこれはどういう品なのです?」(うん!ザンマセカンド=サンからは自分と似た雰囲気を感じるな)

ザンマセカンド:「凄いも何も!茶器はかのオダ・ニンジャが!外套はヤマト・ニンジャが用いたとされるニンジャレリック!!!」

ピクセルトーチ:「想像以上の値打ちものなのはわかった」

・ホンノウジの茶器は曰く、かつてオダ・ニンジャとアケチ・ニンジャの決戦の地となった場所へと繋がるかすかな残滓を宿しているのだという。それはジゴクに通じるとも、あるいはそれ以上の恐るべき場所に通じるとも。

・ヤマトの旅外套は、曰くあらゆる山林を迷わず進める加護を齎すとされるニンジャレリックだ。ヤマト・ニンジャはこれを纏って遥か千里を旅し、そして姿を消した場所にただこれだけが残っていたという。

ザンマセカンド:「はっきり言って現存しているとは思いませんでしたな!!」

カラレス:「オダ……ヤマト……」わからない……と唸りつつ「すごいのはわかった。うん」

バゴール:「ふむ…なるほど!相手の狙いが読めてきた気がするぞ!」危機的状況だが、気にしているのかいないのか、憂いの表情は一切見せない

NM/リー・アラキ:『それとだがねェー、監視カメラも器用にあちこち破壊されていて、データ断片だけを取り急ぎ抽出したのだが……そちらに腕利きのハッカーがいるようなら、解析をお願いしますよ!』

ピクセルトーチ:「あ、じゃあ任せてもらっていい?」

ザンマセカンド:「個人的には茶器が気になりますな!!!なんでもザンマが旅立ったジゴクへの扉が開くのだとか!!!」

カラレス:「……まったくわからない」カラテバカに歴史は難しすぎる。

NM/ウィップバイパー:「つまりは……まぁ、ラオモト=サンが今度茶会で使うつもりだったものじゃないんですかねェ」

NM:ダークチャドーを覚えるのを邪魔したらラオモト=サンも怒るよ

カラレス:「そういうことか」カラレスは納得したようにコクンと頷いた。

バゴール:「チャドーとはやはりラオモト=サンは流石ですな!」

NM:というわけで、ハッキング判定でドーゾ

ピクセルトーチ:ハッキングダイス19です。  

NM:代表者でドーゾ

ピクセルトーチ:ではやって大丈夫ですね?

バゴール:ド―ゾ!

ザンマセカンド:ハーイ

NM:ドーゾ  

カラレス:ドーゾ!

ピクセルトーチ:では。

天狗ダイス+天狗銀行:@ピクセルトーチ :19d6 = 
(4+5+2+2+1+1+5+3+1+4+2+1+1+3+5+2+6+4+4) = 56	

ピクセルトーチ:割と出目が危ない。

NM:では監視カメラの映像が、そして音声データも復旧できていく。

ピクセルトーチ:「ヨシ」

カラレス:「すごい」カラレスはまじまじとそれを見つめる

ピクセルトーチ:「まあヤバイ級ハッカーのボク様にかかればこんなもんよ」ポニーテール状になったLANケーブルを手入れしながら得意げにする。

ザンマセカンド:「オミゴト!!!ワシはインターネットには疎いですからな!実際頼りになりますな!!!!」

カラレス:「ヤバイ級ハッカー。つまりカラテマスターに等しい……」乾いた目を少し輝かせてソンケイの目でピクセルトーチを見つめた。

NM/???:「ええ、皆さんには感謝していますとも」

NM/???:「これが成就した暁には、必ずや皆さんへ望むものを差し上げましょう」そう雄弁に語るニンジャの姿と、その後ろに続く幾人かのニンジャの姿が見える。一つは、甲冑じみたニンジャ装束を身に着けた男。
もう一つは、異形のフランベルジュを背負った男だ。

NM:更にその後ろにも、何人ものソウカイヤの末端ニンジャや、これまで無所属で活動していたらしいニンジャたちの姿が見える。

ザンマセカンド:うわーバジリスクかー…

バゴール:「なんと!……」目を見開く。驚きを隠せない様子だ

バゴール:「して、この者共は…?」

ピクセルトーチ:先頭に立つニンジャについてリー先生は何か知っていそうですか?

カラレス:甲冑のニンジャか……!

ザンマセカンド:「こやつらが下手人ですか!!」

NM:甲冑じみたニンジャ装束のニンジャは告げる。

NM/???:「構わない。もとより俺は死んだような身。……フフフ、そんな俺を満たせるようなものを齎すと言うならば」

NM/???:「……それに、ここで知己と会えるとは思っていなかった」フランベルジュを背負ったニンジャは、獰猛な声を隠さぬままに告げる。

NM/???:「ふん、俺は貴様のような死にたがりとは違う。約束は守ってもらうぞ、ハーメルン=サン」

ピクセルトーチ:「ここまでニンジャがいるとなると、取り戻すのは大変そうだね。キアイ入れていかないと」

カラレス:「……」強者の匂い。カラレスは拳を軽く握りしめ、開く。乾いた目がカタナめいて鋭いアトモスフィアを帯びる。

カラレス:「でも取り戻すしかない。それが私達の仕事」

NM/ハーメルン:「……おや。どうも盗み聞きをしている方がいるようですねぇ」とその大げさな羽根帽子を身に着けた、学者じみたニンジャはカメラの方へと振り返る。一瞬、稲妻が閃く。その赤みがかった閃光を最後に、カメラの映像はノイズだけとなる。

ザンマセカンド:「フーム!骨が折れそうな相手ですな!!」

バゴール:「ふむ!今回の相手は斬り甲斐がありそうだ!」バゴールは笑みを取り戻し目を輝かせる。彼はそのイアイドカラテを持って今の地位に上り詰めた戦闘狂である

カラレス:「……」カラレスはその様を見て目を更に細める。

NM/リー・アラキ:『いやはや、私もこれまでの記録を調べてみたのだがねェー!駄目だね!記録が一つもありはしない!』

NM/リー・アラキ:『ただ、この主力級のニンジャ二人はわかりますねェー!』

NM/リー・アラキ:『ザイバツ・シャドーギルドのデスナイト、そしてバジリスクの二人で間違いない!イヒヒーッ!』

ピクセルトーチ:「ザイバツ?位階とかは分かる?」

カラレス:「デスナイト。バジリスク」噛み締めるように言う。カラテバカではあるが、敵のデータには目を通しているカラレス。どちらも強者であった筈だ。拳を握りしめる。なお位階などむずかしい事には手を出していない。

ザンマセカンド:「ふむ!知らん名だ!!」

カラレス:「名前は知ってる。位階は知らない」

バゴール:「バジリスク=サン!ラオモト=サンの下で志を共とする仲間であったのに、斬り合うことになるとは無念だ!」

NM/リー・アラキ:『マスター級ですねェ。現場に出張ってくる中では、ほぼ最上位の戦力!』

NM/リー・アラキ:『…とはいえ、今回のミッションを依頼したINWとしてはこれらのレリックの奪還を』

NM/リー・アラキ:『ラオモト=サンであれば、連中の首を所望しているのでしょうがねェー』

ピクセルトーチ:
「むむむ、となるとあのブラックドラゴン=サンと同格か」

カラレス:「わかった。がんばる」

NM/ウィップバイパー:「……本当に、とんだ骨の折れるミッションになりそうですねェ」

バゴール:「しかしデスナイト=サンというのは知りませんなあ!」一蹴。彼はソウカイヤの内以外に興味はない。敵は切り伏せるだけといった考え方の男だ

ザンマセカンド:「なんと豪勢な!向こうも本気という訳ですな!!」

ピクセルトーチ:「となると直接カラテを交えるのは避けたいな......なんとかパパッと取り戻せればいいけど」

バゴール:「ならば首とレリック、どちらも持ち帰るとしましょう!」再び口元が不敵に光る

NM:さて、とはいえ君達が乗ったヤクザコンボイは更に加速を続け、件の無軌道ニンジャ達が奪った車列へと近づいていく。

カラレス:「何とかなるよ。きっと。カラテしないといけなくなったら、その時はその時」拳を握りしめている。首を持って帰るつもりだ。

NM:コンボイの左右の扉が開き、土砂降りのハイウェイが見えてくる。

NM:
左右には君達の護衛のようにクローンヤクザが満載されたヤクザベンツが並走し。

バゴール:「カラテが不安なら自分が身をもって守りますぞ!このバゴールにお任せを!」胸をドンと叩く。その音もまた良く響いた。

ピクセルトーチ:「ワオ!頼もしい」

NM:そして遠目にだが、君達の進路を阻むように無軌道ニンジャ達が飛び石めいて車を飛び越えながら迫ってくるのが分かるだろう。

ザンマセカンド:「ワハハ!!!ワシにも期待するがよい!!」
   
ピクセルトーチ:「期待する!」

ザンマセカンド:「む!早速お出ましですな!」

バゴール:「ザンマセカンド=サン、我々の腕の見せ所ですな!」

ザンマセカンド:「ワハハ!お互い背中を預けますかな!!!」

カラレス:「……」むう、と少し唸る。私もカラテには自信があるのに。

カラレス:「……私もがんばる」

カラレス:「……来た」遠くを睨む。

ピクセルトーチ:「実際、相手が相手だし全員がんばっていくしかないね」

バゴール:「それは頼もしいことだ!」

バゴール:「カラレス=サンも、一緒に頑張ろう!」カラレスの顔を覗き込むように。暑苦しく金歯が光る。

カラレス:「うん。一緒に」二ィと笑った。汚い笑顔である。

ザンマセカンド:「ワハハ!全員で死力を尽くすしかなさそうですな!!」

ザンマセカンド:「よい笑顔だ!!!」

NM/スティンガー:「ドーモ、スティンガーです」ヤリを携えた細身のニンジャがアイサツする。

NM/ミールストーム:「ミールストームです」周囲に風を纏わせ、凝縮させつつあるニンジャ。

NM/ヘヴィーガン:「へヴィーガンです」重厚なサイバネを身に着け、ガトリングガンを構えたニンジャ。

NM/ラスティスネイル:「ラスティスネイルです」足元の車を錆びさせる、金属腐食液を全身から生じさせたニンジャ。

NM/ランドシップ:「ランドシップです」足元より、超自然の船を出現させてユミを構えるニンジャ。

カラレス:「……ありがとう」ちょっと顔が赤く染まった。だがそれも一瞬、カラテ警戒態勢!

ピクセルトーチ:「ドーモ、ボク様はピクセルトーチ」

ザンマセカンド:「ドーモ!ザンマセカンドです!」

バゴール:「ドーモ、反逆者よ!」

バゴール:「君たちに名乗る名前はないが、ちょうど肩慣らしがしたかったのだ!相手してくれないか!」

NM:君達のヤクザコンボイを包囲するように、これらのニンジャたちは襲いかかってくる。彼らの実力はそこまでではない。だが彼らは君達を足止めすればよい。そして君達は、これらのニンジャを撃破して本隊に追いつかねばならないのだ。

カラレス:「ドーモ。カラレスです」

NM/ウィップバイパー:「ドーモ、ウィップバイパーですよォ」

NM/ウィップバイパー:「……雨の中ご苦労さまですねェ」悪態をつきながらも、ムチを構え。

バゴール:「イヤーッ!」バゴールは両腰についたヒートカタナを引き抜く。恐るべき四刀流バイオイアイドだ!

NM:というわけで、今回のルール説明です

近接攻撃or遠隔攻撃orジツ発動判定、難易度UHを行ってもらい、その成功数の合計が目標値に達すればこのエリアをクリアできます。ただ、ターン毎にヤクザコンボイにはダメージが生じ、5ターン以内に撃破できなかった場合、追跡は困難になるでしょう。

ピクセルトーチ:ジツ発動判定を使う場合は【精神力】を消費する感じでしょうか。

NM:ああ、まあイメージ的にはカーチェイスしながらのカラテ押収なので

NM:トロ粉末とかによる補給を適宜受けながらの攻撃、ってことで消費なしでいいですよ

ピクセルトーチ:ワオワオ。

NM:あとハッキング判定も、ダイス-5であれば同様に振れますよ(車の上で土砂降りだからペナルティがかかるってことで)

ザンマセカンド:近接なら15は振れる

バゴール:ハハハ!16ダイス!(カラレス=サンよりひくい)

カラレス:19ダイス!

ピクセルトーチ:ハッキングもありなら14ダイス振れますね。

バゴール:心強いことだ!

NM:で、成功数の目標は30ですね

NM:6ごとにこのサンシタ共が爆死する

ピクセルトーチ:では全員振っていきましょうか。

天狗ダイス+天狗銀行:@ピクセルトーチ, :14d6=6 = 
(4,5,1,6,1,3,1,3,4,5,5,3,3,1 :成功数:1) = 1	

NM:あ、それぞれどんどん振っていいですよ、PCの合計数だけ見てるので

天狗ダイス+天狗銀行:@ザンマセカンド, :15d6=6 = 
(2,2,6,4,6,3,2,4,1,3,2,2,3,5,1 :成功数:2) = 2	
天狗ダイス+天狗銀行:@バゴール, :16d6=6 = 
(4,1,4,2,3,1,3,6,2,4,3,4,5,4,1,3 :成功数:1) = 1	
天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, OK!:19d6=6 = 
(4,6,5,4,1,2,3,5,4,1,5,6,6,4,6,5,6,2,5 :成功数:5) = 5	
天狗ダイス+天狗銀行:@NM/ウィップバイパー, :14d6=6 = 
(4,2,2,2,5,4,2,2,5,1,4,5,5,3 :成功数:0) = 0	

ザンマセカンド:「ワーハハ!イヤーッ!」ランドシップの船に飛び乗り、キザンブレイカーを振るう!

NM/ウィップバイパー:「ああもう……どうも狙いづらいですねェ!」腕から展開したスリケンボウガンを乱射しつつ、牽制に専念し。

NM:では、成功数が一番多かったカラレス=サン

NM:選んで一人撃破演出をしていいよ

NM:これは実際、君達がそこらのサンシタの雑魚どもなど余裕で粉砕できるわ!という

NM:そういう演出フェイズなのでどんどんRPをしてもよい

カラレス:ではミールストーム=サンを撃破しよう

NM:では、カラレスは見えるだろう。

バゴール:「なんという頭数!攻撃を斬れども流せどもキリがない!」「だがこれもまたトレイニングになるというもの!」笑顔のままカタナを猛スピードで振るい続ける

NM:遠くの車列から、翡翠色の風をまとい――まさに今、ヤクザコンボイめがけ。ブラスト・トビゲリを叩き込まんとするニンジャの姿を!

NM/ミールストーム:「イイヤァァァァァァァァッ!!!」ゴォウ!凄まじい速度とともに、ヤクザコンボイめがけ翡翠色の弾丸めいて迫る!
   
カラレス:カラレスは息を吸い、吐く。「スゥー……ッ!フゥー……ッ!」それは殺人護身術を叩き込まれた際に教え込まれた呼吸法……を、ソウルが歪めたもの。カラレスはブラスト・トビゲリを叩き込まんとするニンジャの軌跡を……捉えた!

NM/ウィップバイパー:「……げ……ッ!」「正面!来てますよォ!」ウィップバイパーは気づく――が、間に合わない!

ザンマセカンド:「カラレス=サン!頼んだぞ!!!」

バゴール:「うん!」カラレス=サンの微かな動きの変化を捉え一歩身を引く

カラレス:カラレスはシャウトを発さず、円を描くように足を動かした。そして、真正面からブラスト・トビゲリを対峙する。殺人護身術の教え、その一。殺られる前に殺れ。カラレスは地を蹴り、加速する!

カラレス:シャウトを発さず、加速するカラレスは螺旋回転。そのままブラスト・トビゲリと同様の……しかしカラテによって生じるカゼを纏い、正面から衝突!

NM:ブラスト・トビゲリのさなかにあるミールストームの表情に、驚愕が浮かぶ。自殺行為か?だとしてももはや、この加速は彼自身止められぬ!

NM:正面からの衝突による凄まじいカラテ衝撃波が、この死闘の続くハイウェイから幾台もの車を吹き飛ばす。

NM:2つのトビゲリが交錯し、――翡翠色の弾丸はヤクザコンボイに届く前に空中で四散!ミールストームの緑色の装束には、深々とトビゲリの痕跡が刻まれていた!

NM/ミールストーム:「サヨナラ!」

バゴール:「おお…!」吹き飛んでくるビークルを切り捨てながら

ピクセルトーチ:「オミゴト!」

NM:というわけで、続いてターン2です

NM:各自判定をドーゾ

天狗ダイス+天狗銀行:@ピクセルトーチ, :14d6=6 = 
(2,4,1,2,5,3,4,6,2,6,3,3,3,3 :成功数:2) = 2	
天狗ダイス+天狗銀行:@バゴール, :16d6=6 = 
(3,6,4,5,2,3,4,4,6,4,2,2,1,1,3,6 :成功数:3) = 3	

バゴール:しょぼい

カラレス:「いち」カラレスは冷たく言い、空中ザンシン。

天狗ダイス+天狗銀行:@ザンマセカンド, :15d6=6 = 
(4,2,1,4,3,2,6,3,1,2,6,5,5,6,6 :成功数:4) = 4	

バゴール:「うん!カラレス=サンも死んだ彼も素晴らしいカラテだった!」

バゴール:「ムーホンさえしなければ彼は素晴らしい貢献をしていただろうになあ!」笑顔が張り付いたまま崩れない。彼は生粋の戦闘狂であった

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/ウィップバイパー, :14d6=6 = 
(6,2,4,6,4,2,2,4,6,1,3,5,1,3 :成功数:3) = 3	
天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, :19d6=6 = 
(6,6,3,3,6,2,1,3,3,1,1,4,3,5,5,1,3,3,3 :成功数:3) = 3	

NM:では、合計は2+3+4+3+3!

NM:……15か!

ザンマセカンド:「ワザマエ!!」

天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, :2+3+4+3+3 = 
(2) + (3) + (4) + (3) + (3) = 15	

バゴール:「さて!」ひと際大型の車を足で弾き飛ばしてから「次はどう来るんだろうなあ!」口元が光り眼が輝く

カラレス:「うん。実際侮れなかった」そう言いながらヒキャクのブースターを吹かしながら、空中を蹴るような軌道でバゴールの隣に着地。次の獲物を探す。

ザンマセカンド:「ワーハハハ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」キザンブレイカーを振るう!振るう!振るう!

NM:同じく3成功のバゴールは好きなのを選んでいいぞ!あとカラレス=サンは一人仕留めてるから、ピクセルトーチ=サンも好きなのをウィップバイパーは余りをもらう

NM:ランドシップが呼び出した船の上では、ザンマセカンドとランドシップの凄まじい剣戟が続いていた。ランドシップが振るうカイ・ブレードが幾度も斬撃を凌ぐ……が!幾度かのカラテ交錯の末に――ついに刃がへし折れる!

ザンマセカンド:「ワハハ!貰ったぞランドシップ=サン!!!」ぎちり、とキザンブレイカーを大上段に構える

バゴール:「うん!今だ!」一瞬の隙を見逃さず、ソウカイコンボイからランドシップの船を蹴って飛びラスティネイルの間合いの中に入る

カラレス:「折った」冷静に戦況を分析する。

NM/ランドシップ:「……まだだ!イヤーッ!」……ヤバレカバレか!カイ・ブレードの未だ残る刃による刺突にて、ザンマセカンドへと一矢報いようとする。だが……遅かった。

ザンマセカンド:「ザンマァァァァァァ!!!!!!」そして……凄まじい勢いでキザンブレイカーを叩きつける!これこそは暗黒イアイドー奥義!ミョルニル・ギガントキリング!

ピクセルトーチ:ザンマ!

カラレス:ザンマ!

バゴール:ザンマ!

ザンマセカンド:CRAAAAAAASH!

ザンマセカンド:雷の如き衝撃!

NM/ランドシップ:「サヨナラ!」 ランドシップは、己が呼び出した船共々に両断される!

ザンマセカンド:「ワハハ!!!!!!キンボシ!!!!!!」ヒサツ・ワザの反動を利用しヤクザコンボイへと飛び移る!

カラレス:「ワザマエ。ザンマセカンド=サン」 

NM:ラスティスネイルは、いくつもの車の間を飛び渡りながら、己の足場だった車を飛び越えてはヤクザコンボイめがけて錆びた車両を質量弾としてぶつけようとしていた。実際、あくまで彼はそこまでのカラテ巧者ではない。ただ、強力な腐敗毒液を最大限に行使することだけを考えていた。故にこそ、間合いに踏み込まれたのは彼の失敗といえた。  

バゴール:「ザンマセカンド=サンもやはり素晴らしい!君の毒液も一ニンジャとして素晴らしかった!」そう言うとラスティネイルの目の前から姿を消し

バゴール:刹那。ラスティスネイルの体がバラバラに切り刻まれる。

バゴール:「だが自分の前には無力だった!」

カラレス:「すごい」カラレスは純粋にその爽快なカラテに目を見開いた。なんたるカラテであろうか!

NM:へヴィーガンはこのニンジャたちの中で、最も冷静に状況を俯瞰していた。ヤクザコンボイめがけてガトリングガンをひたすらに打ち込み続け、あくまで他のニンジャに迎撃を任せる。彼は重サイバネであった。だからこそ、単純化された目的においてこれ以上ない戦力であった。

NM:――この荒天と振動の中で、無線ハッキングを仕掛けてくるハッカーなど彼の想像の中にはなかったのだ。

ピクセルトーチ:「ヘヴィーガン=サン」

ピクセルトーチ:「キミのサイバネ、もうちょっとセキュリティをしっかりしたほうがいいんじゃない?」

ピクセルトーチ:そのままガトリングガンを止めようとします。

NM/へヴィーガン:「!?」へヴィーガンは、どこかから聞こえる声に一瞬防御の構えを取ろうとした。それは重サイバネニンジャが死の直前に聞くという、頭蓋の内側の声。彼の電脳が掌握されたことを意味するものだった。

ピクセルトーチ:ピクセルトーチのディスプレイメンポに浮かぶ緑色の炎が一層激しく燃え上がる!

NM:次々と、彼のサイバーアップされた身体は制御権を奪われていく。既にファイアウォールを焼き払われては、できることなど車上でその身を震わせること以外にはない。

ピクセルトーチ:ピクセルトーチが指を鳴らすと、ヘヴィーガンは自身の身体を覆うサイバネごと、ピクセルトーチのディスプレイメンポに映されているものと同じ緑色の炎に包まれ爆発四散した!

バゴール:「うん!ピクセルトーチ=サンも動き出したようだな!」車上の空気のわずかな変化を読み取っての一言だ

ピクセルトーチ:「ま、注意したところで次はないけどね」

NM/へヴィーガン:「サ……」その声を発するサイバネ声帯さえも破壊され。車上でへヴィーガンは爆発四散した。
   
NM:というわけで、残りはスティンガーなのでウィップバイパーがいただこう。

NM:スティンガーは怯えていた。確かに彼はかのハーメルンより聞いたのだ。ただソウカイニンジャたちを足止めすれば良いと。ベイビーサブミッションであるはずだった。特に、自分を冷遇したソウカイヤに一杯食らわせられるとすれば。

NM:――待て。だがソウカイヤに逆らうことの恐ろしさを、自分は知っているはずだったのに。何故、そこまでの覚悟や決意が生じたのだろうか?

ザンマセカンド:「さて!!!」グリン、とスティンガーの方を向く

ザンマセカンド:「あとは1人!!!!!!」

カラレス:「に、さん、し」冷たく敵の撃破数を数える

NM:スティンガーはハーメルンとの問答を思い出そうとした。だが、思い出せなかった。故に、彼が選べたのは唯一つ。

カラレス:「うん。のこりはいち」

バゴール:「ウィップバイパー=サン、残りは彼だけだったかい!?」

NM/スティンガー:「う、ウオオォォーッ!!!」 ――逃走であった。

NM:――だが、その足にいつの間にか蛇めいた鎖が巻き付いている。

NM/ウィップバイパー:「ええ。そしてすぐにいなくなりますねェ」
ウィップバイパーはほんの少し鎖を引っ張った。

NM:スティンガーは転落し、幾度も激しくバウンドした末に爆発四散した。

ピクセルトーチ:
「片付いたね」

カラレス:「ご」冷たく言い放ち。

カラレス:「スゥー……フゥー……」ザンシン。

ザンマセカンド:「以外に早く済みましたな!!!」

バゴール:「!!」ザンシン、そして「……スゴイカラテだった!こうして葬られれば彼らも報われるだろう!!」ある種無邪気に目を輝かせる

NM/ウィップバイパー:「さすがの手際、ってところですねェ」

NM:そう呟きながらも――君達は、この足止めのニンジャ達の向こう側に、学者めいた装いのニンジャの影を見るだろう。

カラレス:「うん。すごかった―――……待って、何かいる」

ザンマセカンド:「む!貴様先程の!!」

バゴール:「うん!もう一体??」空気の震えを感じる

NM:それは超自然的な速度によって車の間を飛び渡り、ハイウェイの向こうに姿を消しながら――ただアイサツだけを残して去っていく。ヤクザコンボイでさえ追いつけないとは。だが、ニンジャソウルの痕跡を追うことは可能だろう。

カラレス:「追う」カラレスはクラウチングスタートの構え。

バゴール:「うん!なんというスバヤイだろう!自分でも追えるかどうか!」

NM/ハーメルン:「ドーモ!ハーメルンです!あなた方のカラテは見事なり!」

◆ハーメルン(種別:ニンジャ)
カラテ     7  体力   7
ニューロン   7  精神力  8
ワザマエ    7  脚力   5
ジツ      3  万札   0
近接ダイス:7 遠隔ダイス:7 回避ダイス:9
スキル:『連続攻撃2』『連射2』『疾駆』『時間差』『マルチターゲット』
『常人の3倍の脚力』『待て!私はニンジャにしてはかなり控えめで邪悪ではない方だ!』
『という夢を見たのさ!』『お前の技は見切った!』
装 備:『パーソナルメンポ』『伝統的ニンジャ装束』『ホンノウジの茶器』
ジ ツ:デン・ジツLv3

『待て!私はニンジャにしてはかなり控えめで邪悪ではない方だ!』:
MAPに『ニンジャスレイヤー』などのキャラがいる場合、このスキルを宣言できる。宣言した場合、
DKKが1減少する。この効果でDKKを0にすることはできない。どちらにせよ、殺される。
シナリオ中1回限りの使用。

『という夢を見たのさ!』
『回避判定』の前にこのスキルを宣言できる。宣言した場合、【精神力】を2消費する。
このスキルを宣言し、なおかつ『回避判定』に失敗した場合、【精神力】1を消費することで、
ダイス1個でもう一度『回避判定』を行える。この二度目の『回避判定』に成功した場合、
攻撃してきた対象を『ウカツ!』状態にできる。失敗した場合、自身が『ウカツ!』状態となり、
『回避ダイスダメージ2』を受ける。

『お前の技は見切った!』
『近接攻撃』の『回避判定』の前に、このスキルを宣言することができる。
このスキルを宣言し、なおかつ『カウンターカラテ』を発生させた場合、
その『カウンターカラテ』は回避不能となる。しかし、その『回避判定』で『カウンターカラテ』
が発生しなかった場合、回避に成功していてもその攻撃を受けてしまう。
他のカウンターカラテ系スキルとは併用不可。

NM/ハーメルン:「ですがここでお別れです!サラバ!」*

ピクセルトーチ:「ドーモ、ボク様はピクセルトーチ」 

ザンマセカンド:
「ドーモ!ザンマセカンドです!待てい首謀者!!!」

カラレス:「ドーモ。カラレスです」

ピクセルトーチ:
「あのスピードでわざわざこっちに顔だけ見せて去っていく......ちょっと誘われてるようにも見えるね」

NM/ウィップバイパー:「ウィップバイパーです」

NM/ウィップバイパー:「ってマジで速いじゃねぇですかアイツ!!!」

バゴール:「ドーモ、ハーメルン=サン!」

バゴール:「君が裏切り者の頭か!裏切り者に名乗る名前はない!」すんごい大声で叫ぶ

NM:次の瞬間、電光がハイウェイの車の間を、雨を媒介し爆発的に拡散し!

NM:君達を載せたヤクザコンボイは、強制的に生じさせられた渋滞のなかで立ち往生してしまうだろう。

カラレス:「ン……」カラレスはしがみつき……辺りを見渡す。

ピクセルトーチ:「仕方ない、足で行こう」

カラレス:「うん。そうしよう」

NM/ウィップバイパー:「はーァ、これでまた一つ。ネオサイタマの経済活動にダメージが……」

NM/ウィップバイパー:「って、ダイダロス=サンかゲイトキーパー=サンであれば言うんでしょうねェ」

カラレス:「むずかしいことは上に任せる」

バゴール:「うん!だが今は非常時、気にしてはいられない!」

ザンマセカンド:「ヌウーッ小癪な手を!!!」

カラレス:「私達にできるのは、あいつを追うこと」

NM:とはいえ、ハイウェイの左右に見えるのはいくつ
もの古びた学園都市の廃墟。

NM:すっかり、中国地方まで近づいていたらしい。

NM:ハイウェイの下には、バイオ水牛達さえ見えるだろう。

カラレス:「……結構近いかも」

バゴール:「それにしても今の彼、まったくカラテ気配を感じられなかったなあ!」

バゴール:「映像では頭領のように話していたけれども!」
   
カラレス:「追おう。遠くには行ってない筈」

カラレス:
「うん。きっとはったり」乾いた目で遠くを見つめる。

NM:そうだね、君達はあのハーメルンが、どう見てもザイバツのマスター級二人を引き入れられるとは思えない。

NM:大したことのないサンシタのようにさえ思えるだろう。

NM:だが、どちらにしろ君達は彼らを追わねばなるまい。

NM:ホンノウジの茶器を、たしかに彼は持っていたのだから。

NM:というわけで、追跡についてはソウル追跡判定……なので

NM:ジツ発動がそれっぽいですかね、全員振ってOKですよ

NM:難易度は……UHだ!

天狗ダイス+天狗銀行:@ピクセルトーチ, ソウル追跡:11d6=6 = 
(4,2,4,4,6,2,3,2,6,5,2 :成功数:2) = 2	
天狗ダイス+天狗銀行:@NM/ウィップバイパー, :12d6=6 = 
(4,3,1,2,3,6,6,3,3,6,5,5 :成功数:3) = 3	
天狗ダイス+天狗銀行:@バゴール, :1d6=6 = 
(5 :成功数:0) = 0	
天狗ダイス+天狗銀行:@ザンマセカンド, :7d6=6 = 
(6,5,6,4,1,6,2 :成功数:3) = 3	
天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, :10d6=6 = 
(3,5,4,2,3,4,5,2,3,5 :成功数:0) = 0	

バゴール:「……うん!はっきり言って何もわからない!」珍しく照れくさそうな笑みを浮かべる

カラレス:「……私も」コクンと頷き、そのまま地面を見ている

ピクセルトーチ:「多分あっちに行ったと思うんだけど」

バゴール:「自分はジツには恵まれなかったからなあ!まったく恥ずかしい限り!」

ザンマセカンド:「あちらですな間違いない!!!」

カラレス:「うん。私も。ジツは持ってない」手を見つめる。己にはカラテしかないのだ。

ザンマセカンド:ザンザンと廃墟の方に向かって歩いていく

NM/ウィップバイパー:「みたいですねェ……」

カラレス:「わかった」

NM:というわけで、君達がソウルの気配を追っていくのであれば……

カラレス:ザンマセカンドについていく。

バゴール:「うん!行こう!!」のっしのっしと歩いてザンマセカンドを追う

NM:そうだな、ヤマトの旅外套の詳細の情報を知っているPLおよびニンジャ野伏力の高いPCは

NM:あたかもその残滓であるソウルの痕跡は、君達を撒くように学園都市廃虚の方へと流れているが……。

NM:真の狙いは、そちらではない。ごくか細い気配が更に中国地方の山野の奥深くへと続いている。

ピクセルトーチ:「コシャクな動きをしたみたいだね」

NM:(ちなみに学園都市廃墟の方を調べれば、四肢を破壊されて瀕死のサンシタニンジャが転がってるね

ザンマセカンド:「やはりこちらでしたか!!!」

NM:ソウルの気配がよく似たニンジャを、そのまま囮めいて使い捨てたのだろう

バゴール:気配の類なら読み取れるかな「うん!?これは陽動!」

ピクセルトーチ:まだ生きているならソウカイヤ上層部に報告していくのもありかな。

ザンマセカンド:「ヌウ!囮!」

NM:ああ、といっても君達が尋問する前に

NM:まるで時限爆弾めいて走った電撃が、彼の首に嵌められた爆弾を作動させて爆死するから

ピクセルトーチ:はーい。

NM:そして君達がその痕跡を追っていくのであれば、そこに見えるのは神秘的な気配さえも感じさせる山林だ。 これまでの開発などの影響をほとんど受けていないか、再び自然の領域に戻ったのか。 どちらであれ、君達ニンジャでさえも道に迷いかねない。

NM:……だが。件のニンジャ。ハーメルンのソウル痕跡は一切迷うことなく、この中国地方の山林を進んでいく。

ザンマセカンド:「ヌウ!深い山だな!!」

NM:さて、ここでニューロン判定をどうぞ、これも全員OK

NM:難易度はUHだ

天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, :6d6=6 = (3,6,5,4,6,5 :成功数:2) = 2
天狗ダイス+天狗銀行:@NM/ウィップバイパー, :10d6=6 = 
(4,5,1,3,6,3,4,2,4,6 :成功数:2) = 2	
天狗ダイス+天狗銀行:@ピクセルトーチ, :11d6=6 = 
(4,6,4,4,6,3,5,6,1,1,2 :成功数:3) = 3
天狗ダイス+天狗銀行:@ザンマセカンド, :3d6=6 = (5,3,2 :成功数:0) = 0	

ピクセルトーチ:「テクノピューリタンでもいそうなとこだね」

NM:では、途中に見えた大きな湖。 それに君達は既視感を感じるだろう。

NM:――ソウカイ・ニンジャに時折与えられるミッションがある。

NM:それは、ソウカイヤにとっての排除対象のひとつ。ドラゴン・ドージョーの捜索だ。

NM:候補地の一つは、確かこの湖の周囲だったはずだ。

バゴール:「これは最重要排除対象が一つ!」

NM:……だが、これまでソウカイヤによる捜索を躱し続けてきたドラゴン・ドージョーをそう簡単に見つけられるわけがない。

ピクセルトーチ:「もし本当にそうだとしたら、流石に引いて上に報告した方がいいと思うけど......」

ザンマセカンド:「ドラゴン・ドージョー!しかし簡単に見つかるものかね!?」

カラレス:「だけど、行くしかない」

ピクセルトーチ:「ま、どちらにせよ確認はしないといけないよね、うん」

バゴール:「うん!叛逆者に加えてドージョーの手のものとは、増援を呼ばねば実際危険な相手!」

バゴール:「だがカラレス=サンの言う通りでもあるな!」

NM:ヤマトの旅外套は、あらゆる山林を迷わず進める加護を齎すとされるニンジャレリックだ。

バゴール:「いずれにせよ、強者と戦えるというのだから進まぬ手はない!強者にこの身を滅ぼされるというならそれも良し!」声がひと際大きくなり興奮した様子だ

ピクセルトーチ:「ボク様はそこまでは......」

NM:というわけで、君達はその痕跡を追って進んでいくのであれば……

NM:遠くに、血の匂いを感じるだろう。 もはやソウル痕跡を追う必要はない。それよりも遥かに危険な気配が、君達のニンジャ第六感を刺激している。

ザンマセカンド:「ワハハ!なるほど!これは誘い込まれましたかな!!」

バゴール:「うん…これは!」単に強いニンジャの気配という事ではなくてデスカネ

カラレス:「……血のにおい……」カラレスは冷静を保っているが、ビクッと震えた。小刻みに体が震える。

ピクセルトーチ:「うう......」

NM:君達の前に見えてくるのは、どうやら山の麓から続くであろう石段だ。
   
NM:それは古のシュラインめいて、山の奥の方へと続いている。

カラレス:「……何か、ある。何か、いる」

NM:そして。それらの石段の合間に、いくつもの死体が転がっているのが分かる。
   
NM:それらは白い装束を身に着けた、ドラゴン・ドージョーの門弟の成れの果てだ。

ザンマセカンド:死にたてですかね?

NM:ほんの少し前といったところかな

ピクセルトーチ:「.......ニンジャ?モータル?」

バゴール:「おお……これはなんとも荘厳な階段そして無惨な死体!」「十分に敬意を払わねばというものだが一体何事だろうか!」

カラレス:「……わからない。でも死んでる」

ザンマセカンド:「これはアレですな!!ドラゴン・ドージョーの門下生でしょうな!!」

ピクセルトーチ:「なるほど、ニンジャになりかけって感じか」

NM/ウィップバイパー:「……それじゃ、勇敢にも迎撃に出てきました、ってとこですかねェ」

バゴール:「ともかく進むしかあるまい!奥から凄まじい空気の震えを感じる!」

NM/ウィップバイパー:その結果殺されちまえば、世話ァないですけど。と

ザンマセカンド:「しかしほぼモータルと変わりませんからな!!!哀れなことですな!!!」

カラレス:「うん……」彼女は掌を丁寧に合わせた。

NM:……君達が石段を登っていくのであれば。 焦げ臭い匂いを感じるだろう。

バゴール:「また逃げられてはたまったものではないからな!!」ことの深刻さに反してやはり笑みは崩れない

ピクセルトーチ:「ねえ、流石に引いた方が......」

NM:まもなくして見えてくるのは、古のシュラインだ。

NM:……ただ、あちこちが燃えている。そして、多数の死体が転がっているのが見える。

カラレス:「……でも、進まなくちゃ……」そう言うカラレスも、震えている。

カラレス:「……」

NM:そのどれもが、ドラゴン・ドージョーの門下生たちだろう。

ザンマセカンド:「ワハハ!ご冗談を!ここまで来て引けますかな?!」

NM:あるいは、もしかすればこのドージョーに恭順した憑依ニンジャの爆発四散痕もあるかもしれない。

バゴール:「うん……これは!」目を見開く「凄惨な!」

カラレス:「うん。そうだね。ここまで来て、引けない」拳を握りしめ、カラテを漲らせる。

ピクセルトーチ:頭を抱えます。

ピクセルトーチ:「やるしかないか......」

バゴール:「ピクセルトーチ=サン、安心してくれ!何かあれば自分が盾になろう!」

ピクセルトーチ:
「ドーモ、恩に着るよ」

ザンマセカンド:「ワーハハ!背中は任せるがいいぞ!!」

ピクセルトーチ:「アリガトゴザイマス......」

カラレス:「うん。任せて」

NM/ウィップバイパー:「縁起でもねェですよ」

NM/ウィップバイパー:「シックスゲイツになるつもりでいるンで、僕としてもチームの犠牲はNGです」

NM/ウィップバイパー:「……って言えば、多少は安心できますかねェ」

NM:彼はウソを付くのが下手だ。

ピクセルトーチ:「まあ、多少は」

ピクセルトーチ:(しかし顔がいいな......)

カラレス:
「安心できない。やり直し」辛辣。だが、カラレスは二ィと笑い、言った。

カラレス:「でも、その気持ちでやろう」

NM/ウィップバイパー:「はいはい」

NM/ウィップバイパー:「……さぁて。それじゃどうしますかねェ」

NM/ウィップバイパー:「報告書の内容、決めときます?」

ザンマセカンド:「安心せい!ワシがいる限り誰も死なんわい!!」

バゴール:「頼もしい限りだ!ラオモト=サンのためにも全員で生きて帰ろう!」

ピクセルトーチ:「それはことが済んでからでよさそう」

NM/ウィップバイパー:「僕らで連中を追い詰め、そして偶然ドラゴンドージョーを壊滅させてキンボシを得て帰ってきました」

NM/ウィップバイパー:「……って」

NM/ウィップバイパー:「皆で報告書にハンコ押せるように行きましょうって話ですよォ」

カラレス:「……うん!」コクリと頷く。

ピクセルトーチ:「うまく行くといいけど」

ピクセルトーチ:「頼りにしてますよ。皆さん」

ザンマセカンド:「ワーハハ!!!腕が鳴るわい!!!」

バゴール:「うん!いい心構えだ!」ニカッと笑う

NM/ウィップバイパー:「(シックスゲイツになる、か)」

NM/ウィップバイパー:「(出任せにしちゃ、カッコのつく目標ですねェ)」

NM:君達が石段を登っていくのであれば、あたりにバタバタと倒れている門弟の姿と……

NM:既に天井部分が落雷でも受けたかのように燃えているドージョーの本殿が見えてくる。その扉は開け放たれており、内部の神聖なるドラゴン・ドージョーの景色も荒廃しているのが見えるだろう。  

NM:だが、そこに2つの人影が垣間見えた。

バゴール:「うん!あれは何者だろうか!」

ザンマセカンド:「先客がいましたな!!」

カラレス:「……!」

NM/???:「足りない。……たかがこれだけが、私に約束された報酬だと?」

NM/???:「だがあの胡乱な男の言葉が正しいならば、そろそろ来るはずだ。せいぜい焦らされておけ、死にたがり」

NM/???:「フフフ、ならばよい。先程の追手の連中か?先導を任されたことを後悔せずに済みそうだ」

NM/???:「……そのようだな。あの足止めのカスどもでは止められないとは思っていたが」

NM:――ドージョーの中には、極めて剣呑にして、戦いに飢えたアトモスフィアが2つ。

NM:そして、ドージョーの中央部分には、幼さの残る黒髪の女が転がっている。

バゴール:「いい気配だ……空気がピリピリ震えているな!」張りついた笑みが段々と不敵なものに変わっていく

ザンマセカンド:「ワハハ!!!なるほど!ザイバツの尖兵か!!」

カラレス:「みたいだね」いつでもカラテを構えられるよう準備する。

ピクセルトーチ:低解像度ピクセルめいた奇妙なタント(短刀)を生成しイクサに備えます。

NM/???:「上がってくるがいい。ソウカイヤのニンジャたちよ。お前達の探すレリックの片方はここにある」

NM/???:「それとも、それが焼かれることを止められなかったと報告するつもりか?」嘲笑的な声だ。あたかも蛇じみて嗜虐的なもの。

ザンマセカンド:「よかろう!どこからでも来るがいいわ!!」グォン!とキザンブレイカーを構える!

ザンマセカンド:「オジャマシマス!!!」石段を駆け上がる!

ピクセルトーチ:ピクセルトーチも後に続きます。

カラレス:「……」カラレスもそれに続く。

NM:さて、君達が炎に包まれる本殿のなかにエントリーすれば。 そこには、二人のニンジャが待っている。

NM:ひとつは、甲冑じみたニンジャ装束の男。傍らにバイオイーグルがいる。もうひとつは、蛇じみた眼光を光らせ、波打つ剣を背負う男。

NM/デスナイト:「ドーモ、デスナイトです」

◆デスナイト (種別:ニンジャ)アイコン:デ
カラテ    14  体力    15
ニューロン  7   精神力   8
ワザマエ   10  脚力    7
ジツ     0   万札    20
近接ダイス:15 遠隔ダイス:10 回避ダイス:12

◆装備や特記事項:
装備:パーソナルメンポ、タクティカルニンジャスーツ、カタナ、スリケンボウガン(『内蔵型スリケンボウガン』と同じ効果)
スキル:『連続攻撃3』『連射2』『時間差』『マルチターゲット』
『タツジン(ジュージツ)』『タツジン(イアイドー)』『鉄拳』『ヒサツ・ワザ:ポン・パンチ』
『タクティカル移動射撃』『シャープシューター』
『ウェポンマスタリー』『バイオイーグル使役』『死よりも深い絆』
サイバネギア:テッコ(ブレーサー読み替え)

◆『ウェポンマスタリー』:
近接スロットの装備変更によるペナルティを一切無視することができる。

◆『バイオイーグル使役』:
デスナイトはバイオイーグルを使役し、連携カラテを繰り出す。
手番開始時に、射線の通っている敵1体にバイオイーグルが斬りかかり、【体力】にダメージ2を与える(回避難易度:NOMAL)。
『回避判定』の出目に『6,6』が含まれていた場合、バイオイーグルに痛烈なカウンターカラテを繰り出し殺すことができる(以後使用不可)。

◆『死よりも深い絆』:
デスナイトとバイオイーグルは死よりも深い絆で結ばれている。
バイオイーグルが生きている場合、デスナイトに『遠隔攻撃』が飛んできたときにそれを庇うことができる。
最大5ダメージまで庇うことができ、それ以上庇った場合は死亡または気絶する(このダメージは累積する)。
バイオイーグルが死亡または気絶した場合、デスナイトは『近接攻撃ダイス』+10、回避ダイスー5を得る。

NM/バジリスク:「バジリスクです」

◆バジリスク (種別:ニンジャ)アイコン:バ
カラテ    13  体力    16
ニューロン  10  精神力   12
ワザマエ   10  脚力    7
ジツ     6   万札    30
近接ダイス:15 遠隔ダイス:10 回避ダイス:13

◆装備や特記事項:
装備:パーソナルメンポ、タクティカルニンジャスーツ、**コブラ・フランベルジュ**、*アフリカ投げナイフめいた邪悪なスリケン*
スキル:『連続攻撃3』『連射2』『時間差』『マルチターゲット』『不屈の精神』
『タツジン(イアイドー)』『タツジン(スリケン)』『ヒサツ・ワザ:ファイアフライ』
『スリケン急所破壊』『痛覚遮断』
『特殊近接ステップ』『タクティカル移動射撃』『グレーター・ツジギリ』『キリングマシーン』
ジツ:『☆カナシバリ・ジツLv3』『★★バジリスク・イビルアイ』『★★ドク・ジツ』

◆『**コブラ・フランベルジュ**』:
『**カタナ**』に以下の効果を追加する。
・『近接攻撃リーチ+1』
・『基本回避難易度:HARD(『ヒサツ・ワザ』にはこの効果は適用されない)』

◆『*アフリカ投げナイフめいた邪悪なスリケン*』:
『スリケン』として使用可能。
ヘビ・ニンジャクランと親和性が高い武器であり、何らかのスキルやジツによって『毒ダメージX』が追加された場合、その攻撃に[6]の出目があった場合ダメージを[+1]する。

◆『★★バジリスク・イビルアイ』:
手番の「攻撃フェイズ」で、射撃の代わりに使用可能。【精神力】3を消費し、「判定難易度:HARD」で発動を試みられる。
成功した場合、射線の通っている敵1体の【精神力】に2D3+1ダメージを与える(回避難易度:U-HARD)。
命中した場合、更に相手を『カナシバリ状態』にする。

◆『★★ドク・ジツ』:
自身の装備する『近接武器』と『遠隔武器』に『毒ダメージ1』が付与される。

NM/デスナイト:「……フフフ、確かに骨のあるニンジャに思える」

NM/バジリスク:「そのようだ。くだらぬ甘言ではあったが、確かに乗る意義はあったか」

ピクセルトーチ:「ドーモ、ピクセルトーチです」

ザンマセカンド:「ドーモ!ザンマセカンドです!」

バゴール:「ドーモ、バゴールです!」

バゴール:「バジリスク=サン、この場であいま見えることになるとは残念なことだなあ!」どこか悲しそうな笑顔だ

カラレス:「ドーモ。デスナイト=サン。バジリスク=サン」乾いた目で両者を見つめる。どちらも手練れ。ならば、返す礼儀もそれ相応のものでなければシツレイにあたる。それが彼女の流儀であった。

カラレス:「カラレスです」しなやかに掌を合わせ、オジギ。

バゴール:(うん!カラレス=サン、いい心構えだ)  

NM/ウィップバイパー:「ドーモ、ウィップバイパーです」

NM/ウィップバイパー:「……で。お二人の頭目はどちらに?」

NM/バジリスク:「知らん。俺達の元に強者を齎すというのが、あの男との契約だ」

NM/バジリスク:「後は存分に試させてもらうだけよ」波打ったヘビ・フランベルジュを構え。

NM/デスナイト:「フフフ……そうだな。あのローシ・ニンジャ=サンも悪くないが」

NM/デスナイト:「契約に縛られている身では如何ともし難い」

NM/デスナイト:「まあ、その前に俺を満足させて殺してくれるのならば、その心配も無用なものとなる」

NM:――君達は、ゴォウ、と凄まじいカラテ衝突の波が、この本殿を外から揺らしたのが分かる。本殿の裏でだろうか。もう一つのすさまじいイクサが起きているのだろう。燃え落ちる屋根や壁の断片までもが、燃えている。

NM:そして、本殿の奥で意識を失っているユカノには……添え物めいて。ヤマトの旅外套が載せられている。どれも、イクサと死に飢えた二人の怪物にとっては無価値なものだ。

◆戦闘開始:ターン1◆

【ヘルウェイ・トゥ・テンプル・アンド・ドゥームズ】マップ

【ヘルウェイ・トゥ・テンプル・アンド・ドゥームズ】マス

NM/ウィップバイパー:K21までウィップバイパーは移動

NM/ウィップバイパー:からの、朧気を宣言して2回攻撃

NM/ウィップバイパー:
「――そのカタナ」「……嫌な予感がしますねェ!」

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/ウィップバイパー, :7d6>=4+7d6>=4 = 
(4,5,1,5,1,4,4 :成功数:5) + (6,5,5,3,4,2,4 :成功数:5) = 10	
天狗ダイス+天狗銀行:@NM/バジリスク, バジリスク回避:1d6>=4+1d6>=4 = 
(2 :成功数:0) + (3 :成功数:0) = 0	

NM/ウィップバイパー:牽制めいて伸びた鎖は――バジリスクによる鋭い迎撃動作を先読みするように打ち据える!

NM/バジリスク:「グワーッ!?」

NM/バジリスク:「……貴様、同じクランの憑依者か」バジリスクはその目を光らせる。

NM:というわけで続いてバジリスク

NM/バジリスク:ではまずキリングマシーンの使用を宣言しての

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/バジリスク, 蛇ピ無:1d3 = (3) = 3	 	

バゴール:「うん!素晴らしいワザマエだ、自分も頑張らねば!」

NM/バジリスク :カラレスめがけスリケンを2連投

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/バジリスク, 時間差つきだぞ!:5d6>=4+5d6>=4 = 
(1,6,2,2,3 :成功数:1) + (5,6,5,6,1 :成功数:4) = 5	

カラレス:ひょえー!3ダメと3ダメか! 急所破壊もある!

天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, 回避だ!:2d6>=4+3d6>=4 = 
(5,1 :成功数:1) + (6,5,5 :成功数:3) = 4	

カラレス:OK回避!5ダイスも使ったがな!

NM/バジリスク :ではバジリスクは……

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/バジリスク, ピ金斬無:1d4 = (2) = 2	

NM/バジリスク:牽制のようにアフリカ投げナイフめいたスリケンを投げながら、バジリスクは走り出す

NM/バジリスク:ヘビ・フランベルジュのおかげで射程は1伸びている!

バゴール:「!!」(空気が張り詰めた!来るぞ!)

カラレス:カラレスはそのアフリカ投げナイフめいたスリケン二ドクめいたものが塗ってあることを判断。シャウトを発さず、受け流しもせず、的確に回避する。

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/バジリスク, 回避難易度はHARDだ!:
5d6>=4+5d6>=4+5d6>=4 = (6,1,2,2,4 :成功数:2) + (1,3,2,4,3 :成功数:1) 
+ (1,2,2,3,4 :成功数:1) = 4	

NM/バジリスク:「イヤーッ!!」ヘビ・フランベルジュの長大な刀身を生かした容赦ない連続斬撃! それはドク・ジツによるエンハンスメントを受けて実際脅威!

天狗ダイス+天狗銀行:@バゴール,:3d6>=5+4d6>=5 = 
(5,2,3 :成功数:1) + (5,4,3,3 :成功数:1) = 2	

NM:では、掠めただけで皮膚を溶かし肉さえも腐らせるドク・ジツによる致死の刃を君達は躱す!

バゴール:「イヤーッ!イヤーッ!」

バゴール:「うん!話に聞いた通りタツジン級のカラテだ!」赤熱するヒートカタナ(フレーバー)でバジリスクの刀を受け止める

NM/バジリスク:「――ほう!避けるか!ああ、滾ってきたぞ……!」

NM/バジリスク:「デスナイト=サン!このカタナ使いとムチ使いは俺の獲物だ」

NM/デスナイト:「フフフ、好きにするがいい」

NM/デスナイト:「……であれば、残りは俺が相手すれば良いということか?」

ピクセルトーチ:なるほど。 同時に2人から攻撃は来ないと。

NM/デスナイト:虚無的でありながら、切望するが如き希死に満ちた視線が君達を一瞥する。

カラレス:「……」乾いた目で返す。

バゴール:「獲物……」

バゴール:「残念だバジリスク=サン、君はわたしを見くびっているようだ!」

NM/ウィップバイパー:「なーにが滾ってきたですかァ!」「こちとら肝潰れそうなんですよォ!」ウィップバイパーは冷や汗をかく。

ピクセルトーチ:ではピクセルトーチの手番ですね。

ピクセルトーチ:側転からカラレス=サンの後ろに隠れてバジリスクにスリケン!

天狗ダイス+天狗銀行:@ピクセルトーチ, 側転 :8d6>=4 = 
(5,5,2,3,3,2,2,6 :成功数:3) = 3	
天狗ダイス+天狗銀行:@ピクセルトーチ, 射撃:4d6>=5+4d6>=5 = 
(4,5,4,3 :成功数:1) + (6,6,6,2 :成功数:3) = 4	

ピクセルトーチ:「イヤッ、イヤーッ!」蛍光色の生成タントがバジリスクに向かって飛来!

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/バジリスク, :1d6>=4+1d6>=4 = (1 :成功数:0) + 
(3 :成功数:0) = 0

NM/デスナイト:続いてデスナイト

『バイオイーグル使役』:デスナイトはバイオイーグルを使役し、連携カラテを繰り出す。手番開始時に、射線の通っている敵1体にバイオイーグルが斬りかかり、【体力】にダメージ2を与える(回避難易度:NOMAL)。『回避判定』の出目に『6,6』が含まれていた場合、バイオイーグルに痛烈なカウンターカラテを繰り出し殺すことができる(以後使用不可)。

NM/アヤミ:ヒュルルルルルルル!凄まじい速度でバイオイーグルがカタナを咥えて空中奇襲!

バゴール:「ん!何か来る!」

ピクセルトーチ:「ワッ!」

カラレス:「……!」カラレスはバゴールの警告に気付き、迫るバイオイーグルを睨む!

天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, :2d6>=4 = (6,6 :成功数:2) = 2		
	
カラレス:アイエッ!?

NM:アヤミ=サンーッ!?

ピクセルトーチ:カウンター!

バゴール:殺した!

ピクセルトーチ:スゴイ!

カラレス:やべえ一瞬で死よりも深い絆を発動させてしまった!

NM:撃退……する?

ザンマセカンド:
うわーお!

ザンマセカンド:今はいいんじゃないかな…

NM:これが任意効果で助かったな

ザンマセカンド:いや、火力上がるのはシンプルにヤバいぞ

カラレス:今発動させると、デスナイト=サンがやべえカラテモンスターになりかねないので、やめておくぜ

NM/デスナイト:そのままカラレスに3回カラテだ

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/デスナイト, :4d6>=4+4d6>=4+6d6>=4 = 
(5,1,1,5 :成功数:2) + (2,5,4,3 :成功数:2) + 
(4,4,1,3,1,5 :成功数:3) = 7		

NM/デスナイト:「フフフ、アヤミ=サン。気をつけろ、小虫と思えば逆に食われるぞ……!」

天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, :3d6>=4+3d6>=4+2d6>=4 = 
(3,6,5 :成功数:2) + (3,6,6 :成功数:2) + (3,4 :成功数:1) = 5	

NM/デスナイト:殺人的なカラテ連打が迫る

カラレス:バイオイーグルを軽くあしらい、迫る殺人的カラテ連打を一発ずつ丁寧に捌いていく。カラレスの乾いた目はデスナイトをじっと睨んでいる。彼女の腕に衝撃波が迸り、無視できぬダメージが着々と蓄積していく。

NM/デスナイト:「護身術」

NM/デスナイト:「……いや。カンフー・ドーが近いか」自身のカラテ連撃を凌がれたと言うのに、喜悦を感じるようにデスナイトは淡々とカラレスの動作を考察する。

NM:では続いてバゴール=サン

バゴール:M24へステップ→2*4 。強乗りで2→バジリスクに

天狗ダイス+天狗銀行:@バゴール, :4d6>=3+4d6>=3+4d6>=3+4d6>=3 = 
(3,2,5,4 :成功数:3) + (3,4,3,3 :成功数:4) + (3,2,3,1 :成功数:2) + 
(5,6,4,1 :成功数:3) = 12	
天狗ダイス+天狗銀行:@NM/バジリスク:1d6>=4+1d6>=4+1d6>=4+1d6>=4 = 
(6 :成功数:1) + (5 :成功数:1) + (5 :成功数:1) + (2 :成功数:0) = 3

NM/バジリスク:一発だけ被弾!

バゴール:「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」まるで全方向から迫りくるようなカタナ乱打!

NM/バジリスク:「イヤーッ!」迫る刃の連撃を、フランベルジュで受け止め、弾く!

NM/バジリスク:「おお、おお……いいぞ!取るぬ足らぬカスどもとはやはり重さが違う!」

NM:では続いてカラレス=サン

カラレス:「殺人護身術。カンフーの系譜」カラレスは冷たく言う。

カラレス:「殺られる前に殺る。そして徹底的に殺る。それが私のカラテ」一見フラットな声だが、そこには確かな熱が籠っている。

バゴール:「隙!!」連撃を捌ききったバジリスクを下から斬り上げる!

カラレス:では専念じゃ。バジリスクに二連カラテ!

NM/デスナイト:「護身というには剣呑に聞こえる」

NM/デスナイト:「……が、それでいい。俺の好みだ」希死にとりつかれた、甲冑のニンジャはそう言って虚無的に笑う。結局の所イクサは殺すか死ぬか。自分はそこから置き去りにされたのだ。であれば、自分を送り出すには相応しいではないか。

バゴール:「うん!入った……だが浅い、流石な事だなあ!」

カラレス:「うん。それが良い」そう言いながら流れるように構えを変えていき、バジリスクへ攻撃する僅かな隙を見出す。

天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス,鉄拳発動 :10d6=6 = 
(3,3,3,5,6,3,6,2,2,3 :成功数:2) = 2	
天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, :9d6>=3[=6][=4]+10d6>=3[=6][=4] = 
(3,3,2,5,5,6,4,4,2 :成功数:7 , サツバツ![=6]:1 , コッポ判定[=4]:2) + 
(3,5,2,5,1,2,3,5,1,3 :成功数:6 , サツバツ![=6]:0 , コッポ判定[=4]:0) = 
16		

カラレス:では3ダメ両腕破壊+2ダメ!どちらにも回避ダイスダメージ1だ!

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/バジリスク, :1d6>=4 = (6 :成功数:1) = 1	 	

NM:カラレスは一瞬、バジリスクの瞳が光るのを感じる。

カラレス:「……!」

NM:これ以上近づけば、自分は死ぬ。奇妙な直感が走る。

カラレス:カラレスはその眼光に怖気つきながらも、破壊するようなマシーンめいて精密なカラテ連打を繰り出す。シャウトを発さず、ただマシーンのように。

カラレス:だが次に攻撃すれば……カラレスは一旦手を引く。

ザンマセカンド:特殊近接ステップ発動

ザンマセカンド:捨て身の連撃発動

天狗ダイス+天狗銀行:@ザンマセカンド, :5d6>=4[=6]+10d6>=4[=6] = 
(2,3,6,4,6 :成功数:3 , サツバツ![=6]:2) + 
(6,4,2,6,1,5,1,5,3,1 :成功数:5 , サツバツ![=6]:2) = 12	
天狗ダイス+天狗銀行:@NM/バジリスク, :1d6>=4 = (4 :成功数:1) = 1	
天狗ダイス+天狗銀行:@ザンマセカンド, サツバツ:1d6 = (4) = 4
「逃げられるものなら逃げてみよ」敵の脚を粉砕!:本来のダメージを与える。さらに敵の【脚力】がD3減少する(最低値は1)。残虐ボーナスにより【万札】がD3発生。この攻撃を【カルマ:善】のキャラに対して行ってしまった場合、【DKK】がD3上昇する。
天狗ダイス+天狗銀行:@ザンマセカンド, 脚力:1d3 = (1) = 1	

NM:バジリスクは咄嗟にその一撃を受ける!――が、押し負ける!

ザンマセカンド:「ザンマ!」地面スレスレを這うようにキザンブレイカーを振るい足を切り落とす!

バゴール:「うん!素晴らしい剣裁きだザンマセカンド=サン!」ザンマセカンドをちらりと見た後、納得したように頷いてほほ笑む  

NM:さて。

天狗ダイス+天狗銀行:@ザンマセカンド, :1d3 = (1) = 1	

NM:ではターン1終了時。​

天狗ダイス+天狗銀行:@NM, 1ほど彼の有利:1d100 = (75) = 75

◆本堂の裏◆

NM/???:「「イヤーッ!」」「「イヤーッ!」」「「イヤーッ!」」
本殿の裏で行われている、もう一つのイクサ。

NM:それは、二人のザイバツニンジャを囮として宝物庫へ忍び込もうとしたハーメルンを。龍の刺繍を施された装束を纏ったニンジャが押し留めたことから始まった。

NM:凄まじいカラテ衝撃波と、緋色の稲妻が本殿裏の木々を揺らし、焦がす。

NM:そして、小さな社に叩きつけられたニンジャは……笑っている。

NM/???:「クキキ……」

NM/???:「この時代にリアルニンジャは滅びたと思っていたが……なかなかどうして」ハーメルン。そう名を偽ったニンジャは――かろうじて宝物庫から持ち出したボーを構えて笑う。その周囲を、緋色の稲妻が滞留する。

NM/ドラゴン・ゲンドーソー:「……お主が何者であるかは知らぬ。だが、……放っておけば災厄を齎すことだけはわかる!」ドラゴン・ゲンドーソーもまた、油断なきカラテを構える。本殿にいるユカノを慮る部分はある。だが、このニンジャを放っておくわけにはいかぬ!

NM/???:「よろしい。であれば、もう一度アイサツをさせてもらおう」

NM/ケイトー・ニンジャ:「ドーモ、ケイトー・ニンジャです」

◆クローザー/ケイトー・ニンジャ(種別:ニンジャ/リアルニンジャ)
カラテ     18  体力   36
ニューロン   18   精神力  18
ワザマエ    18  脚力   11
ジツ      9   万札   100
近接ダイス:18 遠隔ダイス:18 回避ダイス:18
スキル:『連続攻撃3』『連射3』『時間差』『マルチターゲット』
『挑発』『翻弄』『一瞬の勝機(強化版)』『キリングマシーン』
『ヒサツ・ワザ:緋の稲妻流し込み』『トラップ対処知識』『ニンジャ神話知識』
装 備:『パーソナルメンポ(生成)』『伝統的ニンジャ装束(生成)』
ジ ツ:『☆緋の稲妻』『★スカーレット・エンハンス』『★★スカーレット・コソク』『★★欺瞞』『★★★半神的存在』『★★★共振装束生成』
       『★★★アーチ級ニンジャ第六感』『★★★即死無効と欠損部位即時再生』

◆『ヒサツ・ワザ:緋の稲妻流し込み』:
『ヒサツ・ワザ』の発動条件を満たした場合、発動を宣言できる。
宣言した場合、【精神力】を2消費して難易度:HARDで【ジツ】判定を行う。
この判定に成功した場合、相手に追加で『ダメージ2』『電磁ショック4D3』
『回避ダイスダメージ6』を与える。回避難易度はU-HARD(下限:U-HARD)。

◆『ニンジャ神話知識』:
あらゆる【ジツ】の回避/抵抗難易度、及びニンジャ神話に関連した知識判定難易度-1。
加えてこのキャラが『ブンシン』に攻撃する場合、【ニューロン】U-HARD判定を行うこと。
判定に成功した場合、攻撃した『ブンシン』が本体として確定される。

◆『☆緋の稲妻』:
『射撃』もしくは『攻撃』の代わりに【精神力】を1消費して発動を試みられる。
発動難易度はNORMAL。発動に成功した場合、『射線』が通っている敵(隣接可)
に対して『ダメージ2』『電磁ショック3』『回避ダイスダメージ2』を『時間差』
『マルチターゲット』で3回与える(回避難易度:U-HARD)。望むならば、術者はこれを
自分を中心とした3x3マスに存在する全ての敵に与えてもよい。

◆『★スカーレット・エンハンス』:
手番開始時に【精神力】を1消費して発動を試みられる。発動難易度はNORMAL。
発動に成功した場合、術者の『近接攻撃』及び『スリケン』は『電磁ショック2』
『連続攻撃+3』『連射+3』を得る。このエンハンスによる追加ダメージは
『ダメージ軽減』によって一切無効化できない(通常ダメージとは別に換算される)。
この効果はマップにいる間継続し、『近接武器』スロットが変更されても継続する。

◆『★★スカーレット・コソク』:
移動フェイズで移動の代わりに【精神力】を2消費して発動を試みられる。
発動難易度はNORMAL。発動に成功した場合、射線の通った相手1体を即座に
『拘束』状態とする。この『拘束』に対する抵抗判定は対抗判定となり、
術者側は【ジツ】+【ニューロン】で、抵抗側は【カラテ】もしくは【ニューロン】の
どちらか高い方で判定する。判定難易度は術者側がHARD、抵抗側はNORMALである。
また、このジツによる『拘束』ダメージには『電磁ショック1』『回避ダイスダメージ4』
が追加される。なお発動中、術者は『移動』を行えない。

◆『★★欺瞞』:
このキャラが【ニューロン】12以下の対象に行う交渉・説得・隠蔽判定の難易度は
-3される。【ニューロン】13以上の相手に対しては-2される。また、このキャラは
自身が望むならばニンジャネームの変更や、ステータス情報の隠蔽・偽装を行える。

NM/ドラゴン・ゲンドーソー:「……!」「ドーモ、ローシ・ニンジャです」

NM:「「イヤーッ!!!」」

NM:2つの影は、再び交錯する。

ピクセルトーチ:PCたちがこの会話を聞くことはできますか?

NM:そうですね、ニューロン判定、難易度UH2としましょうか。それ以上そちらに意識を向ければ、自分はこのイクサの中で無防備となってしまうだろう

天狗ダイス+天狗銀行:@ピクセルトーチ, :11d6=6 = 
(3,3,2,6,4,2,4,5,2,3,5 :成功数:1) = 1	
天狗ダイス+天狗銀行:@ザンマセカンド, :3d6=6 = (5,3,1 :成功数:0) = 0	
天狗ダイス+天狗銀行:@バゴール, :6d6=6 = (3,1,6,3,6,5 :成功数:2) = 2	
天狗ダイス+天狗銀行:@NM/ウィップバイパー, 一応ウィップバイパーも:11d6=6 = 
(4,1,6,4,5,6,6,2,3,2,5 :成功数:3) = 3	
天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, :6d6=6 = (4,5,3,1,5,3 :成功数:0) = 0

NM:成功者は、ここにいないハーメルン、そしてドラゴン・ゲンドーソーがそれぞれ戦っているのは分かる。

NM:――だが、少なくとも今の君達にそれに介入する余地はない! 

バゴール:「うん!…外で空気が震えているな!何者かが喋っているぞ!」目を見開く

◆ターン2◆

NM:というわけでウィップバイパーからだ。

バゴール:(外、笛、違う)4人にハンドシグナルだ

ピクセルトーチ:ですね。

 カラレス:
「……!」カラレスはそれに気付く!

NM/ウィップバイパー:「……それじゃあ、同門対決と行きましょうかねェ!」

NM/ウィップバイパー:
ウィップバイパーは気づいている。だが、敢えてバジリスクを刺激するようにそう告げて、動き出す!

ザンマセカンド:「ヌウ!!よく分からんぞピクセルトーチ=サン!!!」

ザンマセカンド:とりあえず頭が良さそうなピクセルトーチ=サンに尋ねた

NM/バジリスク:
「貴様のような、マスターヴォーパルの教えを受けておらぬ者と一緒にするな……!」

ザンマセカンド:「なんだ!!笛がどうしたのだ!!!吹きたいのか?!」

NM/ウィップバイパー:ウィップバイパーは攻撃専念、朧気を宣言

ピクセルトーチ:「ふ、笛は、ハーメルン=サンのことだと......!」

カラレス:「そう。そう」コクリと頷く。 

ザンマセカンド:「なるほど!!!」

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/ウィップバイパー, ええい、ヒサツ狙いだ!死ねーッ!
:5d6>=3+9d6>=3 = (5,6,5,2,4 :成功数:4) + (4,5,4,6,2,6,2,5,1 :成功数:6) = 10	
天狗ダイス+天狗銀行:@NM/バジリスク, :1d6>=4+1d6>=4 = (4 :成功数:1) + 
(6 :成功数:1) = 2	

バゴール:(うん!皆気づいてくれている、流石だ!)違う!一名気付いていない!

 NM/バジリスク:続いてバジリスク

NM/バジリスク:ではバジリスク、キリングマシーンを宣言

NM/バジリスク:ウィップバイパーにスリケン2連打

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/バジリスク, :5d6>=4+5d6>=4 = 
(4,4,3,3,6 :成功数:3) + (1,6,1,5,6 :成功数:3) = 6	
天狗ダイス+天狗銀行:@NM/ウィップバイパー, 後ろは精神回避だ!:4d6>=4+1d6>=4 = 
(5,2,4,6 :成功数:3) + (3 :成功数:0) = 3

NM/バジリスク:であればバゴールめがけ、攻撃専念からの3連斬撃だ 

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/バジリスク, ヒサツ狙いだ!死ねェ!:
2d6>=3+2d6>=3+11d6>=3 = (3,1 :成功数:1) + (6,6 :成功数:2) + 
(5,6,2,1,4,4,1,3,1,3,6 :成功数:7) = 10	

NM/バジリスク:回避難易度はHARD始動だ

ピクセルトーチ:ムテキで受けるのもちょっと避けたい火力。

天狗ダイス+天狗銀行:@バゴール, :4d6>=5+4d6>=5+1d6>=5 = (5,4,3,4 :成功数:1) + (3,6,5,1 :成功数:2) + (3 :成功数:0) = 3

NM/バジリスク:バジリスクは手負いになった故にこそ、まるで水を得た魚のように刃を振るう!

バゴール:「良い剣裁き、イッキウチで相手したかったくらいだ!」笑顔でフランベルジュを捌く

NM:では続いてピクセルトーチ=サン

ピクセルトーチ:とりあえず側転。

天狗ダイス+天狗銀行:@ピクセルトーチ, :8d6>=4 = 
(4,4,6,3,1,1,3,5 :成功数:4) = 4

ピクセルトーチ:カトン・ジツ!中心点はバジリスク!

天狗ダイス+天狗銀行:@ピクセルトーチ, カトン・ジツLv3:11d6>=5 = 
(4,1,3,3,4,6,3,2,3,2,1 :成功数:1) = 1

ピクセルトーチ:ピクセルトーチの掌に緑色のピクセルが集まる!そして! 

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/バジリスク :2d6>=5 = (4,2 :成功数:0) = 1

ピクセルトーチ:「イイヤァーッ!」電子の炎がバジリスクを中心に降り注ぐ!

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/デスナイト, デスナイト回避:
1d6>=4 = (6 :成功数:1) = 1

NM:ダメージをドーゾ

天狗ダイス+天狗銀行:@ピクセルトーチ, :1d6 = (6) = 6	

NM:バジリスク。ザイバツ・シャドーギルドのヌケニン。かつてマスターヴォーパルの教えを受け、グランドマスターであるニーズヘグと共に猛威を奮った男。

バゴール:「うん!!」ひと際大きいジツ気配を察知して一歩引く

ザンマセカンド:「ワハハ!」自らに降りかかるカトンをキザンブレイカーでバジリスクに弾き飛ばす

NM:――電子の炎を避けようとする。それは、本堂の外への跳躍を兼ねた予備動作。だが、できぬ。なぜか。

NM:……彼の足を、緋色の稲妻が拘束していた。彼が、かの胡乱なる存在と契約した折に与えられた、遵守せざるを得ない原則。

NM:この堂を出るものを誰も許すな

バゴール:「なんという業火……」「!!!」異様な気配を察知する

NM:それは、彼自身さえも拘束していたのだ。

NM/バジリスク:「……笑われてしまうな、これでは」かの兄弟子に、負けぬという対抗意識からヌケニンとなり。そしてその終わりが、カラテのぶつかり合いではなく――契約に縛られた末の終わり。

NM:ピクセルトーチは、電子の炎に呑まれる直前のバジリスクと目が合う。

ピクセルトーチ:「......!」

バゴール:(これは…外の者の気配!!)

バゴール:「待てバジリスク=サン!まだ自分との決着が――」

NM/バジリスク:その目は、あたかも自身への諧謔とともに――まだ終わりではない。

NM/バジリスク:「蛇の道を進んだ先は行き止まり」そう、デスハイクを残し。

NM/バジリスク:「サヨナラ!」 バジリスクは、爆発四散した。
   
ピクセルトーチ:「......や、やった!?」

ザンマセカンド:「ワーハハハ!ワザマエ!」

NM:最後の瞬間、バジリスクはイビルアイを確かに使う余地があったのだ。だが、何故かそれを使わなかった。

NM:――喉元に刺さった棘めいて、それはこのイクサがいまだ終わらぬことを意味していた。

ピクセルトーチ:「み、見たか!これがピクセルトーチ様だ!」

バゴール:「うーむ、バジリスク=サンとの決着は付かずじまいになってしまった」笑みを崩して思案するような顔

NM/デスナイト:
「……フフフ、先に逝ったか」「お前も私を置いていくとはな」

「――おや?」本堂裏に立つ大樹の頂に着地した、ケイトー・ニンジャは違和感に気づいた。己が契約を結んだ存在の片方が死んだことを感じ取ったのだ。

「よそ見をしている余裕があるのかね……!」ローシ・ニンジャは木々の間を幾度ものトライアングルリープの中で追いすがる!そして放たれるのは、ドラゴン・フタツ・ツメ!

「イヤーッ!」「あるかどうかと言えば怪しいが……これでも、契約した相手への誠意というものはあるのだよ!」それをかろうじていなし!ボーによる打撃を打ち返す!彼がこのドージョーを訪れた目的のものは、既にその手の中にある!

「……そのボーのために、このドージョーを襲ったのか!」ローシ・ニンジャの言葉は怒気を孕んでいる。確かにそれは貴重なニンジャレリック。だが、それと弟子達の命であれば……彼は迷うことなく、後者を選んだだろう。

「クキキ……その点についてはシツレイ」

「随分と現代のリアルニンジャは甘くなったものだ。本堂で頑張ってる連中にさえ比肩しない者達だろう?」ケイトー・ニンジャは大樹の頂にて、ある種の嘲りを持って告げる。

「イヤーッ!」それに対してのローシ・ニンジャの答えは……チャドー奥義、タツマキケンであった!これが憑依ニンジャであれば、回避不能のままに連続打撃を食らっていただろう。

だが、彼はリアルニンジャであった。

「だが、そろそろ鬱陶しいな。それに、あちらにお友達を送ってみるのも……悪くないかもしれない!」打撃は、確かにケイトー・ニンジャに直撃する。それは確かにケイトー・ニンジャを――本堂の燃え盛る屋根へと叩きつける!一段と激しい振動が、本堂を揺らす!

ローシ・ニンジャはザンシンしながらも……己の腹部に手をやる。
血が滲んでいる。ケイトー・ニンジャは胡乱なニンジャだ。だが、それでもそのワザマエは長き時を生き延びたに重さと厚みを持つ。

(フジキド。オヌシを、コヤツと出会わせてはならぬ……!)

(ユカノ……!)

ジリー・プアーであることを彼は自覚していた。だが……それでも、戦わねばならぬ!

NM:というわけで

NM:続いてデスナイト

カラレス:「……いち」冷たく……否。熱の籠った声でそう告げる。その声にはピクセルトーチへの称賛と―――バジリスクへの敬意があった。乾いてしまった者なりの敬意が。

NM/デスナイト:「羨ましいことだ」 デスナイトはそう告げ……動く。
   
NM/デスナイト:カラレスめがけ、3回カラテだ

NM/デスナイト:その前にバイオイーグルアタックから!

天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, :3d6>=4 = (2,2,3 :成功数:0) = 0	

カラレス:グワーッ!?

NM/デスナイト:2点!

NM/デスナイト:からの

NM/デスナイト:攻撃専念入れての

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/デスナイト, :2d6>=3+2d6>=3+13d6>=3 = 
(3,4 :成功数:2) + (3,1 :成功数:1) + 
(6,1,6,1,3,4,1,2,2,1,5,3,5 :成功数:7) = 10	

NM/デスナイト:2,2,2だ

バゴール:(残念なことだなあ!だが仕方ないか)再び張りついたような笑みを浮かべる

天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, :3d6>=4+4d6>=4+5d6>=4 = 
(2,6,3 :成功数:1) + (1,3,2,1 :成功数:0) + 
(1,5,4,2,5 :成功数:3) = 4	

NM:デスナイトの連続カラテが命中する!

NM:続いてバゴール=サン

カラレス:シャウトを発さず、淡々とマシーンめいてカラテを捌いていくカラレスであったが、今は違った。集中的な打撃が命中し、思わず声を漏らす!重い一撃、二撃!「ンアーッ!」

バゴール:専念強攻撃2*4→デスナイト

天狗ダイス+天狗銀行:@バゴール, :4d6>=3+4d6>=3+4d6>=3+4d6>=3 = 
(1,6,1,3 :成功数:2) + (3,2,5,2 :成功数:2) + (4,3,6,1 :成功数:3) + 
(5,2,3,1 :成功数:2) = 9	
天狗ダイス+天狗銀行:@NM/デスナイト, :1d6>=4+1d6>=4+1d6>=4+1d6>=4 = 
(1 :成功数:0) + (5 :成功数:1) + (3 :成功数:0) + (5 :成功数:1) = 2	

バゴール:「カラレス=サン!」カラレスを庇うように前に出てカタナ乱打

カラレス:カラレス、行くぜ!

カラレス:ここは特殊近接ステップで移動 。そして専念!  

天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, :9d6>=3[=6][=4]+10d6>=3[=6][=4] = 
(5,4,5,1,2,6,6,4,6 :成功数:7 , サツバツ![=6]:3 , コッポ判定[=4]:2) 
+ (3,4,4,3,3,5,2,2,5,5 :成功数:8 , 
サツバツ![=6]:0 , コッポ判定[=4]:2) = 22 

カラレス:ポン・パンチ!両腕破壊!

 カラレス:3ダメポン・パンチ回避難易度U-HARD、2ダメ両腕破壊回避難易度NOMAL

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/デスナイト, :2d6>=5+1d6>=3 = (4,4 :成功数:0) 
+ (4 :成功数:1) = 3
天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, :3+2d3 = (3) + (2+1) = 6	 	

カラレス:6ダメ!更に弾き飛ばしだ!

カラレス:カラレスはデスナイトのカラテを食らいながらも、柔軟に、そして徹底的に殺すべく、ニューロンの中でカラテシミュレートする。そして、脚を奇妙に回しながら一瞬で側面へと移動。そのまま、爆発的な踏み込みと共にセイケンヅキを繰り出す!渾身の一撃!シャウトを発さず、淡々とこなすマシーンめいたカラテ!

バゴール:「なんと……タツジン!」目を輝かせてカラレスを称賛する

ピクセルトーチ:「このまま行けば......勝てる!」

NM/デスナイト:デスナイトは、吹き飛ばされた先で血を吐く。だが、まだ倒れぬ。 

NM:というわけで続いてザンマセカンド=サン

ザンマセカンド:特殊近接ステップ発動 

ザンマセカンド:捨て身の連撃発動

天狗ダイス+天狗銀行:@ザンマセカンド, :5d6>=4[=6]+10d6>=4[=6] = 
(6,1,4,3,1 :成功数:2 , サツバツ![=6]:1) + 
(3,1,4,3,6,6,5,6,1,5 :成功数:6 , サツバツ![=6]:3) = 12	

『ヒサツ・ワザ:ミョルニル・ギガントキリング』:取得前提【カラテ】10以上+『タツジン(ノヅチ)』:発動には出目「6、6、6」が必要。使用した場合、攻撃者は巨大な槌を雷電の如き速度で振り下ろし、地面ごと敵を打ち砕く。かつてトール・ニンジャはこのヒサツ・ワザでユミル・ニンジャの巨大ニンジャ軍数百人を一撃で撃ち殺したという

このヒサツ・ワザが発動した時のダメージは元のダメージ+1となり、『回避難易度U-HARD』となる。もし相手が回避した場合槌は地面へと振り下ろされ、その振動で『回避ダイスダメージ2』を与える(回避不能)
天狗ダイス+天狗銀行:@NM/デスナイト, :
1d6>=3+1d6>=5 = (6 :成功数:1) + (4 :成功数:0) = 2

ザンマセカンド:「ザンマ!」凄まじい踏み込みと共に、キザンブレイカーを振り上げる!ミョルニル・ギガントキリングの構え!

NM/デスナイト:デスナイトが、ぐらりと膝をつく。

NM/デスナイト:「ゴホッ……フフフ、いいぞ。死の味だ……」

NM:そして、それとほぼ同時。凄まじい衝撃が、本堂を揺らすだろう。

カラレス:「……!?」カラレスは咄嗟に身構える。

ピクセルトーチ:「アイエッ!?何!?」

NM:
天井の一部が燃え落ちる。

ザンマセカンド:「ヌウッ?!何事?!」

NM/ケイトー・ニンジャ:「クキキ……!」

NM/ケイトー・ニンジャ:――あの、ハーメルン。学者めいた装いのニンジャが、この堂の中へと着地する。

バゴール:「うん……貴様は!」空気の異様な震えを感じる

NM/ケイトー・ニンジャ:「……ドーモ!いやはや、これほどまでに手際よく二人を片付けるとは!」

NM/ケイトー・ニンジャ:「我輩、誠に感服させてもらった!」

NM/ウィップバイパー:「……なんですかねェ、今いいとこだったんですよォ……!」ウィップバイパーもムチを構える……が。

カラレス:「……」内なるソウルが震えている。そして己も。

カラレス:「何。しにきた」

NM:君達は感じるだろう。あまりにも、気配が異質すぎる。君達に憑依したニンジャソウルが、ざわめく。

カラレス:「……」この震えは何だ?この……恐ろしい震えは?

ザンマセカンド:「ヌウーッ…!」思わずキザンブレイカーを盾めいて構える

NM/ケイトー・ニンジャ:「いやあ、シツレイ!シツレイ」

NM/ケイトー・ニンジャ:「だが、イクサは時の運とはいえど――あまりに手際が良すぎるのも、考えものであるぞ?」

ピクセルトーチ:「ア、アイエエエ......?」

NM/ケイトー・ニンジャ:「かのウサギ・ニンジャの逸話を知っているかね?ああ、知らない?まあどちらでもいいのだがね……」

カラレス:「……」

NM:君達は、燃え落ちた天井の上にいる小柄な老人のニンジャを見るだろう。ドラゴン・ゲンドーソー。ドラゴン・ドージョーの主にして、日本最後のリアルニンジャであった*はず*の男を。

カラレス:「……お前は、一体……」

NM:その目が、怒りに燃えているのがわかる。そして、その堂の中央で倒れ伏すユカノや、倒れた門弟たちへの、深い悲しみに満ちた表情も。

ザンマセカンド:「ヌウ!一体何だと言うのか!!!」

NM/ケイトー・ニンジャ:「ンンー、吾輩にそれを聞くとは!実際不敬であるが……クキキ。まぁよかろう」

NM/ケイトー・ニンジャ:「ドーモ、クローザー……いや。ギャラルホルン?ハーメルンだったかな?」

NM/ケイトー・ニンジャ:「ああ。そうだ。ドーモ。ケイトー・ニンジャです」

ピクセルトーチ:「ド、ドーモ、ケイトー・ニンジャ=サン。ピクセルトーチです」

ピクセルトーチ:「に、逃げ......!」

ザンマセカンド:「ドーモ!ザンマセカンドです!」

NM:君達は、漂い始めた気配に背筋が泡立つのを感じるだろう。だが、同時に動く影がある。

ピクセルトーチ:(逃げなければ。逃げなければ。逃げなければ)

カラレス:「……ど、ドーモ。ケイト―・ニンジャ=サン。カラレスです」カラテある者への礼儀は絶対。しかし、彼女にそんな余裕はなかった。

カラレス:カラレスは無意識に一歩下がる。

ザンマセカンド:「ワハハ!これはちとマズイな!!」

NM/ドラゴン。ゲンドーソー:「それ以上の狼藉は許さん!」「イヤーッ!」 ドラゴン・トビゲリ!

バゴール:「ドーモ、ケイトー・ニンジャ=サン。バゴールです」

バゴール:「強者と会えて幸いだが…!!!」

NM/ケイトー・ニンジャ:流星めいたトビゲリを、クローザーは――その首で受ける。並のニンジャであれば、首が3600度回転しているようなそれを。 微動だにせず。

NM:ケイトー・ニンジャの最後の能力を開示します。

『★★★時の力』:
『近接攻撃ダイス』『遠隔攻撃ダイス』を倍加。加えて以下の効果を得る。
・自身が受ける『回避ダイスダメージ』を半減する。1の場合は0となる。
・『近接武器』『ノダチ』『槍』『ムチ』を『タツジン』スキルを持っているように扱える。
・『スキル』の【精神力】コストを無視できる。ただし『ヒサツ・ワザ』を除く。
・『ヒサツ・ワザ』を出目「6,6,5」で発動できる。
・自身が『サツバツ!』を発生させた場合、その回避難易度は+1される。

NM/ケイトー・ニンジャ:「流石に……鬱陶しくなってきたな。同じリアルニンジャたるもの、先達への敬意を忘れてはいかんぞ!イヤーッ!!」

NM/ドラゴン・ゲンドーソー:「ヌゥーッ!!!」ドラゴン・ゲンドーソーは自身に迫る緋色の稲妻を幾度も躱しながら、叫ぶ。

NM/ドラゴン・ゲンドーソー:
「ーー聞こえているな!ソウカイ・ニンジャ達よ!この際、お主らに任せるほかはない……!」

ピクセルトーチ:「エッ」

バゴール:「…………」

NM/ドラゴン・ゲンドーソー:「ユカノを……」

NM/ドラゴン・ゲンドーソー:「そやつに、渡してはならぬ!」

ザンマセカンド:「ワハハ!失礼ながら正気かねアナタは!!!」

NM:彼が、断腸の思いで告げていることは分かるだろう。

ピクセルトーチ:「ユカノってこの倒れてる人!?」

NM:ドラゴン・ゲンドーソーはうなずく。迫る緋色の稲妻を、再び躱し。

バゴール:「……………」片手で顔を覆って少し思案して

NM/ケイトー・ニンジャ:「……誇りを捨てたのかね?まったく。これだから若いリアルニンジャはどいつもこいつも……」

NM/ケイトー・ニンジャ:「まぁいい。それであれば――お友達を呼ぶ他にないなぁ」

カラレス:「……」勝てるのか?否、勝てない。だが……だが……

カラレス:「……友達?」

NM/ウィップバイパー:「正気ですかねェ!僕達は敵ですよォ!?」

NM/ウィップバイパー:「……ああもう!わかりましたよ!責任は取れませんからねェ!」

バゴール:「うん!少なくとも今、この老爺の呼ぶ事を聞いてもデメリットはない!」

NM/ウィップバイパー:ウィップバイパーは頭をガシガシとかく。

カラレス:「……うん。私もがんばる」目は乾いている。

NM/ケイトー・ニンジャ:「……燃えるテンプル。死体に血、カラテ」

NM/ケイトー・ニンジャ:「ほんの少し呼び寄せるには、いい場所だ……!」

ピクセルトーチ:「と、とにかくその化け物から逃がしてくれるなら!」

ザンマセカンド:「ワハハ!やるしかなしか!」

NM:ケイトー・ニンジャの手には……ネザーの光を宿しつつある茶器が見える。

バゴール:「よし、このバゴール、責任をもってこの娘を預かるとしよう!」

NM:ザンマセカンドは、己の心が硬直するような感覚を受けるだろう。

ザンマセカンド:「…?!」背中、否、全身が泡立つような感覚を覚える

NM:一瞬、空間がねじれたような錯覚。ねじれた先に見えたのは――あたかもカトゥーンじみた、否。それよりもあまりに重厚な質量を持った、ジゴクの気配。

ザンマセカンド:「……全員逃げろォ!」

ピクセルトーチ:「ア、アイエエエエ!」

ザンマセカンド:「ザンマが来る!」

カラレス:「ザンマ……!?」

NM:そこから、進み出てくる巨躯が見える。

バゴール:「…ザンマセカンド=サン!!」空気の張り裂けるかの如き緊張を察知する

NM/ウィップバイパー:「……クソッ!」

ザンマセカンド:「つまり、ワシだ!」

カラレス:「!?」

カラレス:カラレスはその乾いた目で、進み出てくる巨躯を見る。

ピクセルトーチ:「ア」

ザンマセカンド:「ク、ワハハ!!!!!!」

ザンマセカンド:「ああ、まさかこんなに早く会えるとは!!!」

ザンマセカンド:「ドーモ、ザンマ・ニンジャ=サン!!!ザンマセカンドです!」

NM:溶岩石じみた眼。龍じみた髭と、後ろで結わえた髪は超自然の風に揺らぐ。そして、その手には――大剣が握られている。ザ ン マ ブ リ ン ガ ーと銘されたそれは、かの存在の名。

NM/ザンマ・ニンジャ:「ドーモ、ザンマ・ニンジャです」

◆ザンマ・ニンジャ(不完全顕現)(種別:ニンジャ/リアルニンジャ)
カラテ    16  体力   12
ニューロン  12  精神力  12
ワザマエ   16  脚力   10
ジツ      8  万札    0
スキル:『連続攻撃3』『連射3』『疾駆』『時間差』『マルチターゲット』
『タツジン(ノダチ)』『肉体破壊(大型武器)』
装 備:『**ザンマブリンガー**』
ジ ツ:『★★★半神的存在』『★★★電光石火』『★★★魔剣の主』
『★★★狂気の英雄』『不完全顕現』
サイバネギア:なし

:**ザンマブリンガー**:『大型武器』『ダメージ4』『魔剣』

◇魔剣:この武器による近接攻撃が敵に回避された時、回避判定に出目6が含まれていなかったなら
対象は攻撃を完全回避することができなかったものとみなされ『ダメージ1』を受ける。
『精神集中成功』により回避した場合も同様。ザンマ・ニンジャ以外は装備不可。

★★★魔剣の主:『**ザンマブリンガー**』に『近接攻撃判定難易度?1』
『基本回避難易度HARD』が追加され他の『連続攻撃+X』と重複できない『連続攻撃+1』により
『大型武器』の『連続攻撃-1』が相殺される。加えて『ザンマブリンガー投擲』が可能となる。

◇ザンマブリンガー投擲:『**ザンマブリンガー**』装備時射撃の代わりに判定不要で発動を宣言
できる。その場合『ダメージ4D3』『回避難易度U-HARD(下限固定)』の『遠隔武器』を視界内の
敵1体に発射する。これによって対象が死亡または行動不能状態にならなかった場合、
対象に隣接するマスへと移動して『近接攻撃』を行う。
移動フェイズに移動を行っていなかった場合『攻撃専念』も可能である。

★★★狂気の英雄:このニンジャは『射撃』の際に敵を無視して射線を引くことができる。
加えてこのニンジャは『精神力ダメージ』や【ニューロン】を用いた抵抗が可能なジツを無効化し
自身が受けたサツバツ!出目6をダメージ+3に、それ以外の出目をダメージ+1に変換する。
尚、攻撃対象となる敵のランダム決定は1ターンに1度であり、攻撃のたびにランダム決定を
行うわけでは無い。そのターンの攻撃対象が死亡または行動不能状態となった場合
その場で攻撃を終了する。
 
不完全顕現
自身の回避ダイスを-20する。
自身の連続攻撃回数を-1し、与えるダメージを-2する。
『ザンマブリンガー投擲』の難易度を[NORMAL]へと変更する。

NM:――この場に、新たなリアルニンジャが姿を現したのだ。

ピクセルトーチ:
「ド、ドーモ、ザンマ・ニンジャ=サン、ピクセルトーチです......!」

ピクセルトーチ:「こ、こんな、聞いて、聞いてな......!」

NM:だが、その姿は奇妙な紫の朧に満たされ、その端から崩れていく。

バゴール:
「ドーモ、バゴールです……」両頬を思いきり叩いて、怯えた体に喝を入れる。

バゴール:
「……なんたるカラテ気配!とうてい自分がかなう相手ではない!」

NM:あくまで、ほんの僅かな時間だけ――こちら側に引き寄せられたそれ。

NM/ウィップバイパー:「……ドーモ、ウィップバイパーです!」「ああクソ!3人目はいませんよねェ!」

カラレス:「ドーモ、ザンマニンジャ=サン。カラレスです」その乾いた目は、恐るべきカラテの覇者を目にした。だが、退くワケにいかぬ。己が生き延びたところで、何だというのだ。ならば戦おう。私はマシーンなのだから。

バゴール:「だが強者とあいま見えて背を向けるのは失礼というもの!」

バゴール:
「卑小な存在ながら全力で相手致す!」四本の腕にカラテ気配が漲る。カタナが赤熱する。

ピクセルトーチ:「なんなの!?」

ピクセルトーチ:「なんでみんなアレとやる気なの!?」

ザンマセカンド:「ワハハ!!!ワシを覚えているか!!!ザンマ・ニンジャ=サン!!!」

ザンマセカンド:「あのハナミを!!!!覚えているか!!!!」

ザンマセカンド:ザンマセカンドはニューロンを白熱させて叫ぶ

バゴール:「大丈夫だピクセルトーチ=サン!君に傷はつけさせないさ!」振り返ったその笑みから覚悟を決めた様が伺える

ピクセルトーチ:「ド、ドーモ!」

カラレス:「私はただ戦う。そのための存在。だから戦う」

カラレス:「うん。だから私達に任せて」カラレスは虚無的な瞳でザンマ・ニンジャを見つめる。

NM/ケイトー・ニンジャ:「クキキ……ドーモ、ケイトー・ニンジャです!」

NM/ザンマ・ニンジャ:「ドーモ、ザンマ・ニンジャです」

NM/ザンマ・ニンジャ:「ザンマを呼んだか」

NM/ザンマ・ニンジャ:「なぜ呼んだ?」二人のリアルニンジャは――君達の狂乱など知ったことではないとばかりに言葉をかわし。

ザンマセカンド:その目はほんのりと淡く光っており、ソウルの力が増しているのが見て取れる

NM/ザンマ・ニンジャ:「否」

NM/ザンマ・ニンジャ:「ザンマは理解した」

NM/ザンマ・ニンジャ:「キザン。ここにあり」その目が――ザンマセカンドへと向けられる。

バゴール:「これで最後になるかもしれないから言っておこう!素晴らしいイクサをありがとう、君たち四人に会えてよかった!」

NM:そして、一瞬の沈黙の後。ドラゴン・ゲンドーソーが再びケイトー・ニンジャへと仕掛ける。

ザンマセカンド:「ワーハハハ!やはり覚えていたか!!!」

NM:少なくとも、ケイトーについてはドラゴン・ゲンドーソーに任せておけばよいだろう。 だが……眼前の怪物はそうもいかぬ。

ザンマセカンド:「ああ、ああ、永かった!貴方を超えるため、ワシは…俺は!永き時を過ごしたのだ!!!」

ザンマセカンド:
「さあ!!!俺のカラテを受け止めよ!!!!!!ザンマ・ニンジャ=サン!!!」

ミッション達成条件1:ユカノを回収し、この堂を脱出せよ
ミッション達成条件2:ザンマ・ニンジャを撃破せよ

NM:ザンマ・ニンジャの身体はオボロめいてゆっくりと崩れていく。

NM:あくまでこれが、極めて限定的な顕現であることを示している。

NM/ザンマ・ニンジャ:「ザンマは未だ帰らず」

NM/ザンマ・ニンジャ:
「だが、ここに現れたのは吉兆なり」

NM/ウィップバイパー:「だぁぁ!僕らにとっちゃブツメツですよォ!」

◆ターン3◆ 

◇ザンマブリンガー投擲:『ザンマブリンガー』装備時射撃の代わりに判定不要で発動を宣言できる。その場合『ダメージ4D3』『回避難易度U-HARD(下限固定)』の『遠隔武器』を視界内の敵1体に発射する。これによって対象が死亡または行動不能状態にならなかった場合、対象に隣接するマスへと移動して『近接攻撃』を行う。移動フェイズに移動を行っていなかった場合『攻撃専念』も可能である。

NM/ザンマ・ニンジャ:ザンマ・ニンジャはおぼろめいて紫の靄のなかに崩れていく仮初の身体で大剣を構え――。

NM/ザンマ・ニンジャ:
「ザンマ!」 そのシャウトと共に、大剣が迫る!

ザンマセカンド:「来ぉい!」

天狗ダイス+天狗銀行:@ザンマセカンド, :3d6>=4 = (5,5,6 :成功数:3) = 3	

NM:――次の瞬間には、ザンマ・ニンジャはザンマセカンドの目の前に現れる。

バゴール:「速い!!」

ピクセルトーチ:「アイエッ」

ザンマセカンド:「ワハハ!!!そうでなくては!!!!」

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/ザンマ・ニンジャ, :9d6>=5+9d6>=5 = 
(3,1,5,3,4,4,6,1,5 :成功数:3) + (6,5,6,1,5,1,6,3,5 :成功数:6) = 9	

ザンマセカンド:1発精神回避!

NM:その躰は、あまりに不完全すぎる。
攻撃をするたびにどこかが崩れ、どこかが揺らぐ

NM:だが。それでもなお、ザンマ・ニンジャはザンマ・ニンジャであった。

天狗ダイス+天狗銀行:@ザンマセカンド, :8d6>=5 = 
(2,5,2,4,4,1,5,2 :成功数:2) = 2	

ピクセルトーチ:2ダメージかな。 精神回避しても出目6は含まれていないので。

NM:では、堂の床にクレーターじみた破壊痕!

NM:散らばる破片がザンマセカンドを裂く!

バゴール:(速い!そして重い!避けるのを見守る事しかできないのが歯がゆいなあ)

ザンマセカンド:「ワハハ!!!」ガギィン!ザンマブリンガーを受け止めるが、腕から血が吹き出す!!!

カラレス:「……ッ!」

バゴール:「ザンマセカンド=サン!!」

NM/ウィップバイパー:ではウィップバイパー!

NM/ウィップバイパー:その場で攻撃専念!

NM/ウィップバイパー:朧気を宣言し回避ダイスを-1させながら2回攻撃

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/ウィップバイパー, :2d6>=3+12d6>=3 = 
(5,3 :成功数:2) + (4,6,4,2,2,4,4,2,3,6,1,3 :成功数:8) = 10	
天狗ダイス+天狗銀行:@NM/ザンマ・ニンジャ, :
1d6>=4+1d6>=4 = (2 :成功数:0) + (6 :成功数:1) = 1	

NM/ウィップバイパー鎖による撹乱!それがかすかにザンマを傷つける。 そこから、ネザーの瘴気が吹き出る! それがまた、ザンマ・ニンジャの仮初の肉体から力が失われることを意味するが……。

ピクセルトーチ:側転からのカトンかな。

天狗ダイス+天狗銀行:@ピクセルトーチ, 連続側転:8d6>=4 = 
(3,1,2,1,6,3,5,3 :成功数:2) = 2	

ピクセルトーチ:ザンマ・ニンジャ中心にカトン!

天狗ダイス+天狗銀行:@ピクセルトーチ, :11d6>=5 = 
(6,2,4,5,5,2,3,2,3,5,3 :成功数:4) = 4	
天狗ダイス+天狗銀行:@NM/ザンマ・ニンジャ, :2d6>=5 = (5,4 :成功数:1) = 1	

ピクセルトーチ:「イ、イヤーッ!」電子の炎がザンマに向けられる!ヤバレカバレ!

NM:続いて、デスナイトの手番……だが。 彼は、柱に叩きつけられたまま動かない。その傍らにいるバイオイーグルともども。そこで繰り広げられるイクサさえ、……まるで見えていないように。

NM:続いてバゴール=サンドーゾ

バゴール:「……」(死んだのか?)

バゴール:専念フェイント斬撃じゃオラァ!

天狗ダイス+天狗銀行:@バゴール, :4d6>=3+4d6>=3+4d6>=3+4d6>=3 = 
(1,2,1,1 :成功数:0) + (1,6,4,3 :成功数:3) + (1,2,2,2 :成功数:0) + 
(2,5,5,5 :成功数:3) = 6	
天狗ダイス+天狗銀行:@NM/ザンマ・ニンジャ, :
1d6>=4+1d6>=4 = (1 :成功数:0) + (2 :成功数:0) = 0	

NM/ザンマ・ニンジャ:「………」ザンマ・ニンジャは降り注ぐ攻撃を、ほとんど避けようともしない。

バゴール:「イヤーッ!」カタナを振り下ろすが幾振りかは逸れる――ソウルが怯えているのだろうか。

NM:過剰な加速は、さらなる己の身体の崩壊に直結する。 故にこそ、彼は耐えねばならなかった。 完全な彼であれば、軽く躱せるほどのそれらに。

NM:続いてカラレス=サン

カラレス:
OK!

バゴール:「………」

バゴール:「…スゥーッ、ハァーッ」

バゴール:
「よし!いまだカラレス=サン!隙を作れ!」

カラレス:
M23へ移動し、通常カラテ二連(八極の効果発動ナシ)

カラレス:「わかった!」カラレスは地面を蹴り、ザンマ・ニンジャとの間合いを詰める!

天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, :9d6>=4[=6]+10d6>=4[=6] = 
(4,1,3,5,6,5,3,4,1 :成功数:5 , サツバツ![=6]:1) + 
(1,1,6,5,5,5,6,1,6,5 :成功数:7 , サツバツ![=6]:3) = 16	

カラレス:2ダメ、2ダメポン・パンチ!

天狗ダイス+天狗銀行:@NM/ザンマ・ニンジャ, :
1d6>=4+1d6>=4 = (1 :成功数:0) + (5 :成功数:1) = 1	
天狗ダイス+天狗銀行:@カラレス, :4+2d3 = (4) + (3+2) = 9

カラレス:さあザンマセカンド=サン!トドメを刺すのじゃ!!!!

NM/ザンマ・ニンジャ:「ザンマ!」

NM/ザンマ・ニンジャ:――叩き込まれた一撃が、ザンマ・ニンジャの身体を破壊する。 だが、それでもなお。共にチリめいて崩れていく身体を――吹き飛ばされまいと。足元に、ザンマブリンガーを突き立て……動かぬ!
   
カラレス:「……ザンマセカンド=サン!」ザンシンしたカラレスは、ザンマセカンドの名を叫ぶ。

NM:ザンマ・ニンジャは、ザンマセカンドを見た。

ザンマセカンド:「ザンマ・ニンジャ=サン!!!」

NM:溶岩石めいて白熱した双眸からは、感情は読み取れぬ。

ザンマセカンド:「俺は…ワシは!貴方を超えるぞ!!!」

NM:――そも、彼に果たして尋常なる感情はあったのか。

NM:狂気とは、常に他人が定義するものだ。

NM:――狂気の英雄。ザンマ・ニンジャ。かの英雄は、ネザーの果てに姿を消すまで。否。その後も。 ただ、己の有り様を貫いただけだったのだろう。周りが狂気と畏れようとも。英雄と讃えようとも、彼にそれらの言葉は何の価値もない。

NM/ザンマ・ニンジャ:「キザンよ」ジゴクめいた大音声にて、その宣言に応える。

NM/ザンマ・ニンジャ:「ザンマ、今はここにあり!」

ザンマセカンド:「イイヤァーッ!」ザンマセカンドは屋根を飛び越えるほどに跳躍!キザンブレイカーに全力のカラテをみなぎらせる!

NM:その叫びは――この本堂で戦う、あらゆるニンジャを震わせる叫びであった。

ザンマセカンド:そして……なんということか!その側面に刻まれたエンシェント・ルーンカタカナが眩い光を発している!!

NM:激しくぶつかり合う、ケイトー・ニンジャとドラゴン・ゲンドーソーでさえも!

NM:意識を失ったままのユカノでさえも。もはや死を待つだけの状態のデスナイトさえも。

ザンマセカンド:「……キザァァァァァァン!!!!!!」落下エネルギーと、全力のカラテ、そして…ソウルの、キザン・ニンジャの力が!全てを切り裂く斬魔の刃と化す!

NM/ザンマ・ニンジャー:「――ザンマ!」その渾身の斬撃へ――最大限の答えめいて、ザンマブレイカーを投じる!

NM/ザンマ・ニンジャー:――否!これはあくまで、ケイトーが呼び出した仮初の身体と武器!本物であれば――。

ザンマセカンド:暗黒イアイドー奥義!キザン・ブレイカー!

NM:甲高い音が――その仮初の刃を砕く。

NM:そして、その刃はそのままに――ザンマ・ニンジャの偽りの身体を半ばまで裂く。

ザンマセカンド:「ガアアアアアアッ!」

NM:――決着は、ついた。

ザンマセカンド:「ワシは!!!貴方を!!!超える!!!」

ザンマセカンド:「イイヤァーッ!」ザンマ・ニンジャの仮初の体を!完全に断ち切る!!!

NM/ケイトー・ニンジャ:
「ンン……?」ローシ・ニンジャの打撃を凌ぎながら……ケイトー・ニンジャは目を細める。

NM/ケイトー・ニンジャ:「やはり、所詮は仮初か。……ネザーを呼ばねば、この程度のものか」彼に驚きはない。あくまでこれは、足止めのゴーレムめいて呼び出したもの。ザンマ・ニンジャがいかなる存在であろうとも、ただ眼前の取るに足らぬ憑依者達を消耗させればよい

NM:ザンマ・ニンジャは――その躰に宿った、本物の意思は。仮初の体を呪っただろうか。それとも、つかの間の邂逅にて、キザン・ニンジャのソウルと再会したことを喜んだだろうか。

NM/ウィップバイパー:ザンマ・ニンジャが動かなくなるのとほぼ同時。
ウィップバイパーは、走り出した。

NM/ウィップバイパー:「感傷に浸ってる場合じゃ、ねェですよ……!」

ピクセルトーチ:「う、うん!すぐに逃げないと!ユカノ=サンは!?」

バゴール:「ゴウランガ………」「……うん、そうだな」

ザンマセカンド:「…!」ザンシン!

NM/ウィップバイパー:ウィップバイパーは、昏倒したままのユカノを抱き上げる。

NM:――ケイトー・ニンジャの放つ緋色の稲妻を打ち払いながら。ドラゴン・ゲンドーソーは……告げるべき言葉を飲み込んだ。

カラレス:「……!」

NM:無辺なる悔やみや、断腸の思いを飲み込むように……ドラゴン・ゲンドーソーは叫ぶ!

NM/ドラゴン・ゲンドーソー:「ユカノを、今だけは任せたぞ……!」
 
ピクセルトーチ:「ハ......ハイ!」その言葉には立場や善悪を超えて彼女を納得させるだけの力があった。

NM/ドラゴン・ゲンドーソー:ドラゴン・ゲンドーソーは『★★★イエモト:ソウル・ブロウナウト』の使用を宣言

NM/ドラゴン・ゲンドーソー:「イイヤアアァァァァァーーーーッッ!!」

NM:渾身のカラテが……ケイトー・ニンジャへと迫る。

NM:―――だが。その手には、既に緋色の稲妻が――これまでにない規模で収束していた。

バゴール:「…引き受けたり!!」

ザンマセカンド:「グ…ハハハ!すまんな…!任せた…!」

NM/ケイトー・ニンジャケイトー・ニンジャは『ヒサツ・ワザ:緋の稲妻流し込み』の使用を……

NM/ケイトー・ニンジャ:「……などと逃がすとでも思ったかね?」

バゴール:「……うん!!??」

NM/ケイトー・ニンジャ:使用をキャンセル。――代わりに、その緋色の稲妻を使用する対象は……崩れかけの、ザンマ・ニンジャだ。

NM:凄まじい量のカラテと謎めいたエネルギーが……時間を巻き戻すように。ザンマ・ニンジャの躰を再生させていく。

NM:――それは、あくまで限定的かつ、強制的な遠隔操作にほかならない。

NM:既にその身からは、ザンマ・ニンジャのソウルは失せ。現地に残された肉塊を、操っているに過ぎぬ。

ザンマセカンド:「貴様…!かの英雄を侮辱するかァ!下郎がァ!!!」吠える!

NM:そして――ケイトー・ニンジャは。ドラゴン・ゲンドーソーさえも欺いたその一瞬の動作の隙をついて直撃を免れる!イエ・モトが、彼の力を一時的に封じる。されど……。

バゴール:「ザンマセカンド=サン、踊らされるな!動揺は隙を生むぞ!」

NM/ケイトー・ニンジャ:
「クキ、クキキキ!さぁ、望みの英雄だったのだろう?存分に死合うがいいさ!吾輩はそろそろシツレイさせていただこう!」

ピクセルトーチ:目の前で起きている現象はピクセルトーチのニューロンが持つキャパシティをとうにオーバーしていた。

NM:ドラゴン・ゲンドーソーが彼を追う。――だが。

ザンマセカンド:「待たんかァァァ!!!」

NM:君達には、それよりも対処せねばならぬものがあった。

NM:ゆっくりと立ち上がる。ザンマであった肉塊。

バゴール:「待て!!………」

NM:それは、現世のカラテを流し込まれ、恐るべき肉のゴーレムめいてふたたび立ち上がる。

NM/ウィップバイパー:「……駄目ですよォ!逃げないと……!」

カラレス:「……これは……!」

NM:今であれば、逃げられるだろう。――本当に?

ザンマセカンド:「否」

NM:だが、かすかな生存の可能性があるとすれば……。

ザンマセカンド:「かの英雄を…!真に解放する…!」

NM:ああ、うん。わかりやすく言うと負けイベだよ。ここに残ろうとも、先程のような手心はない。

NM:そこにザンマの意思はもはやないよ 

ザンマセカンド:知るか

ザンマセカンド:ザンマセカンドは残るぞ

ザンマセカンド:ここで引けるか

ピクセルトーチ:この状況で他のPCが引っ張っていくわけにも行かないですね。

ピクセルトーチ:
カラダニキヲツケテネ!

ザンマセカンド:死ぬかもね

ザンマセカンド:まあ、彼は本望だろう

カラレス:ウム……! 

NM/ウィップバイパー:「言ったじゃねーですか!全員で生きて帰るって!」

カラレス:「うん……でも……!」

バゴール:バゴールとて目の前の光景は想像をはるかに超えていた。戦いを本望とする彼だが、その心の内のソウルは既に悲鳴を上げ逃げようとしていた、が

ザンマセカンド:「……すまんなぁ!皆!」

ピクセルトーチ:「えっと、えっと」

NM/ウィップバイパー:「冗談じゃねェですよ!あんたは勝ったじゃねーですか!それでいいでしょうがよ!」

バゴール:「………」ザンマセカンドを横目で見つめる

ザンマセカンド:「ワシは恐らく!死ぬ!!!」

カラレス:「……ッ!」

ピクセルトーチ:「ア、アイエエエ......!」

ザンマセカンド:「だが、あの愚弄を!放っておくわけにはいかんのだ!!!!」

NM/ウィップバイパー:ウィップバイパーは、逃げねばならぬと自覚している。だが、それでも留まっているのは。知らぬ仲ではない同僚のことを案じてのもので。

ザンマセカンド:
「皆はそこなニンジャを連れて逃げよ!!!」

カラレス:「……」

ザンマセカンド:「ワシはザンマ・ニンジャを食い止める!!!」

NM/ウィップバイパー:「ボケやがりましたかジジイ!あんたそういうキャラでしたっけェ!ちったぁすっとぼけて、見当違いの方へ走り出すべきでしょーがよォ!」

ピクセルトーチ:とりあえずこの映像はディスプレイメンポに記録されていることにしても大丈夫ですか?

NM:いいよ

ピクセルトーチ:ドーモ!

NM:ただ。記録はされているが、これは持ち帰らねばなるまい。これまでに散々に撒き散らされた緋色の稲妻が、磁気嵐めいて通信を封鎖しているのだ。

バゴール:「……ザンマセカンド=サン、待ってくれ」

ザンマセカンド:「かの英雄が目の前に居る!!!他の何処に走り出すと言うのかね!!!」

バゴール:「良い心がけだ」

バゴール:「自分もここに残るとしよう!」

NM/ウィップバイパー:「……だぁぁっ!クソが!」

NM/ウィップバイパー:「……行きますよ!もう知ったことじゃねーです!」

ザンマセカンド:「ワハハ!死ぬぞバゴール=サン!!!」

NM/ウィップバイパー:ウィップバイパーは、ユカノを抱えたままに堂の外へと飛び出す。

ピクセルトーチ:「ハ、ハイ、とにかくこのことを、ここで起きたことを上に伝えないと!」

ザンマセカンド:「ウィップバイパー=サン!!!ピクセルトーチ=サン!!!」

ザンマセカンド:「達者でな!!」

バゴール:「それもまた一興!!」

バゴール:「先程これが最後とぬかしたが、本当に最後になってしまったようだ!!」笑みを浮かべる

ピクセルトーチ:「......カラダニキヲツケテネ!」

NM/ウィップバイパー:「……うるせーですよ!クソが……!」 :ウィップバイパーは、初めて己が嗚咽をこぼしていることに気づく。

NM:――そして。眼前で異常膨張する、もはや英雄ならざる者は。悲壮な決意をする者など意に介さぬとばかりに――動き始める。触手めいて伸びた腕は、ネザーの怪物のそれか?

NM:――だが。そこに、柱の陰から打ち込まれる多数のスリケンが見える。

バゴール:「強者と戦って死ねる、それだけで満足だ!!」

バゴール:「ウィップバイパー=サン!その娘をしっかり連れて帰るがいいぞ!」片手でサラバのシグナル

NM:未だ動く片腕にて、スリケンボウガンを構えるデスナイトの姿がある。

NM/デスナイト:「……フ、フ、フ」「契約とは難儀なものだな。堂を出るものを許すな、か」

カラレス:「……私も、ここに……」そう言いかけたカラレスであったが、デスナイトの方を向く!

カラレス:「お前は……!」

ザンマセカンド:「ワハハ!!!カラレス=サンも疾く逃げよ!!!」

バゴール:「……うん、君は!!」

NM/デスナイト:「だが、どうも盲いてしまったようだ」「アヤミ=サン」 傍らのバイオイーグルに告げる。

NM/デスナイト:「……イクサで死ぬのは、男だけで良い。女を死なせるのは、俺の好みではない」

カラレス:「……」

NM/アヤミ:バイオイーグルは、一度だけデスナイトをみやり。それから、カラレスの肩へと止まる

カラレス:「……ッ!?」

NM/アヤミ:急げ、とばかりに一声鳴く。

ピクセルトーチ:「......エッ」

カラレス:「……わかった!」カラレスはバイオイーグルを一瞥し、決断的に頷いた。

NM/デスナイト:「さて」

NM/デスナイト:「フフフ、ああ。いいな。これは、きっといい死に場所だ。」 

バゴール:「……いい顔だ。守る者の顔になった!」デスナイトを見て納得したようにうなずく

ピクセルトーチ:では無我夢中で走り始めます。

NM/デスナイト:「この死に場所を逃せば、いよいよ俺は終わりだろう」デスナイトは、……満身創痍の身体に、ムチを打つようにカタナを握る。その場に残ると、選んだ者達に並び立つ。

カラレス:「……オタッシャデ、ザンマセカンド=サン。バゴール=サン。デスナイト=サン」彼女は丁寧にオジギした。最低限の礼儀を。最大限の敬意を。そして、彼女もまた走り出した。

ザンマセカンド:「ワハハ!デスナイト=サン!!オヌシも死ぬ気か!!」

NM/デスナイト:「もとより死んでいたようなものだ」

NM/デスナイト:「だが、これで本当に死ねる……!」 そう告げる男に宿るのは――死を目前にして、なおも輝かんとするカラテであった。

バゴール:「では、そろそろ……」

NM:眼前の、英雄であった肉塊は……眼前に残った悲壮な決意のニンジャたちを睥睨するだろう。

ザンマセカンド:「しばしお待ちくだされ!!!今、その肉の檻を叩き切りますゆえ!!!」

NM/デスナイト:
「……ああ。悪くない、悪くないイクサだぞ。これは」

NM/デスナイト:デスナイトは、笑った。 

NM:で、一応こちらで相談なんだけど

NM:ジジイ殺したくねェ~~~~~~

NM:っていうのがまずあって。

NM:さりとて

NM:無傷で返すのもアレだから

ザンマセカンド:手足ぶち切るぐらいならおっけーだよ

NM:OK、じゃあそれで

NM:バゴール=サンはどうする?

バゴール:基本死でたまに生き残るくらいでいきましょう

NM:じゃあバゴール=サンはサツバツ表振るかね

NM:吹っ飛びが出たら奇跡的無傷、6が出たら死で

NM:ほかであれば欠損扱いで

バゴール:ワーッ

NM:バゴール=サンはサツバツドーゾ
天狗ダイス+天狗銀行:@guest7/バゴール, サツバツ:1d6 = (6) = 6

エピローグ

NM:――夜が明けていく。

NM:夜通しのイクサであった。

NM:あたかも、注ぎ込まれたカラテによって暴れ狂う怪物。

バゴール:「ソウカイヤ威力部門バゴール、ラオモト=サンが為に……いざ参る!」

NM:その残骸は、朝日のなかに崩れて消えていく。

ザンマセカンド:「ザンマセカンド!!!いざ尋常に!勝負!」

NM:――あまりに、過酷なイクサであった。

NM:完全に焼け落ちた堂。

NM:そこに残るニンジャは、ただ一人。

NM:残りの二人は、ほんの少し先にジゴクへと去った。

NM:最後に生き延びた一人も。その片腕を根本から失うこととなった。

ザンマセカンド:「……イイヤヤアァァァッ!!!」残った片腕で、ノダチを振るう!

NM:最後に残った、ネザーの断片たる肉塊が砕かれる。

NM:それが……このイクサの終わりだった。

NM:アーチ級と言えど、あまりに堪えるものだろう。

NM:
朝日の中に立ち尽くす君は――空に、ヘリコプターの音が聞こえるだろう。

NM:それは、ネオサイタマへと帰り着いた仲間たちが呼んだ迎えだ。

NM:朝が来る。

ザンマセカンド:「…さらばだ、バゴール=サン、デスナイト=サン」

NM:ジゴクめいた夜と、滅びを垣間見る旅路は、終わったのだ。

NM:ケイトー・ニンジャの行方はしれず。ドラゴン・ゲンドーソーは生きているかどうかもわからない。

NM:ただ、いくつもの選択と決意の末に。

NM:生き延びたものだけが、この朝日を浴びることができるのだ。 

『ヘルウェイ・トゥ・テンプル・アンド・ドゥームズ』終わり。
『ビゲスト・デイ・オブ・ネオサイタマ』へ続く。

謝辞

当セッションではダイスBOTとしてくりーむ=サンの作成した『天狗ダイス』を使用しています。素晴らしいプレイエイドの提供に感謝を。また天狗ダイスのダイスロール結果へルールブックの表を引用することを許可していただいた寛大なダイハードテイルズ公式の皆様にもこの場を借りて感謝の意を述べさせていただきます。

参考資料:「ソウルワイヤード」ダイハードテイルズ

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