19-20シーズン 目指す場所

昨シーズンの反省を上げればキリがない。

「昨季ここがダメだったから今季はこうしよう」

そんな考え方は比較的しやすい。
しかし、それだと成長はするけど目標に届くまでに時間がかかる。

ボトムアップな考え方ももちろん必要だけど、今季に関しては

「目指す場所へ行き着くにはどうすべきか。何が必要か」

そんなトップダウンな思考をしっかり持っていきたい。

今季の目標：【自力でＷ杯の権利を勝ち獲る】

その為にクリアする部分は大きく２つ

①：12月 名寄のSJ２試合で基準クリア＆全日本コンバインド優勝でコンチネンタルカップ（COC）派遣の権利を獲得する
②：コンチネンタルカップ（COC）でピリオド総合トップ３に入る

2019-20のＷ杯 仮日程が発表され、Ｗ杯組は恐らく名寄には不出場。

Nordic Combined committees meet in Z端rich

色々複雑ですが、25歳以上の指定外から上に上がる方法は上記の目標をクリアするしか無い。
もっと簡単に言うと、そもそも“走れても飛べなきゃ先はない”と。

昨シーズン、日本の若い選手の活躍があった。
一人の選手はCOCでピリオド上位３位に入り、自力でＷ杯の権利を獲得。
もう一方の選手も最後のピリオドのみのＷ杯出場で総合50位に入り、こちらも枠を獲得している。

Cup standings

彼らも出場していた全日本選手権では私が優勝しており、
実際出てみなきゃ分からないけど、自分にもチャンスはあるなと思わせてくれた。

兎にも角にも、勝負は12月名寄での開幕戦

全日本コンバインドで優勝はもちろんのこと、その前週のスペシャルジャンプの2試合でも一定の基準をクリアしなければ何も始まらない。

まずはそこで結果を残すことが第１目標。

“国内全勝”という第２目標はあるけど、こっちを全く意識しなくて良いように。。笑

幸いな事に過去2シーズンで国体を勝ち、全日本選手権は2連覇したことで環境的にも精神的にもこの第１目標へ全力を注げるようになった。

決して簡単ではない道のり。
しかし、ここ2シーズンはあと少しで手が届きそうなところまで上がってきている。

手が届きそう。
だからこそ、チャンスを掴んで再び世界で戦いたい。