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例え話

あるところに、ひとりの料理人がいました。
小さな街で、食堂を営んでいます。
その人は料理を作るのが大好きで、作る料理は街の人達にとても評判です。

そんなある日、大都会の三ッ星レストランから「うちで働いてみないか」というお誘いを受けました。
すぐに食堂を閉める決断はできず、まずは食堂は続けながら、定休日にレストランで修行する事にしました。

修行の初日から驚きの連続でした。
同じ料理を作ってるのにまるで別物です。
「自分の作ってきた料理は何だったんだ」と絶望的な気持ちにもなりました。
小さな街で満足してもらっていた料理は、競争の激しい大都会では見向きされませんでした…


薄々気づいていました。
“この料理では通用しない”と。


私は、料理を作るのが好きなのか?

それとも、人に食べてもらうのが好きなのか?

料理で多くの人に認めてもらいたいのか?


料理人の葛藤は続きます。

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