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たった一夜の音旅にて

元気が余っているわけもなく、
余韻に浸りながら熟睡した昨日でした。
ぽ.です。
無事東京帰還です。


残念ながら1日のみとなった
今回の遠征でしたが。
名古屋、Music Bar Perch。
本当にあったかいところで。
スタッフさんから演者さんからお客さんまで。
こぞってもうそれはそれは。
温楽でした、もう。

やっぱりライブっていいなと。
あらためて。
そして共演者ありのライブは
それこそ本当に1年以上ぶりだったので。
入りからそわそわしていたのだけど。
みんなやさしかったなーあ。
一安心してリハーサルできましたとさ。
ありがとうございます。
名古屋いいとこ。


言わずもがな、
やっぱりこんなご時世でしたもんで
なかなか大々的に行ってきまーす!
と言いづらい空気ではあったのだけど。

久しぶりに深夜バスに乗りました。
昔、
遠距離恋愛をしていたこことがありまして。
乗り方はだいぶ慣れたものです。
これもこの日のための伏線だったのかしら
なーんてね。


あの空気感がすごく好きで。
遅い時間から都会の駅まで電車で揺られて。
何個か電光掲示板を見送って。
やっとアナウンスで呼ばれる。
今回はアコギをトランクに
乗せてもらえるかが心配で。
乗せてくれないバスが多いのよね。
なんとか無事にそれも済んでさ。

深夜バス、
好きなんだけど流れるオレンジ電気を
窓から見ながら眠りたい人でね。
みんな眩しいからカーテンしめっきり
っていうのが暗黙ルールぽいんだけど。
ひっそりカーテンの奥に
隠れてしまいたい気持ちを
そっと抑えて乗車していました。
たまに漏れ入ってくる光が嬉しかったなあ。


あとは
そこからひたすら時間があるので
前から大好きなバンドの音楽とか
最近気になってて落としてたけど
聴けてなかったアルバムとか。
そういうあたりをひたすらリピート。
あの黄昏の時間がたまらなく大好きで。
6hなんて正直あっという間でした。

毎回SAでは降りてたし。
だってすごく好きなんです、
SA。
もうあそこは観光地。
ちょっとそれぞれの降り場で
空気の匂いちがってさ
それがなんかすごく
切ないかんじでよくって。
あの感じ好きなんだよなーあ。



というかんじで
終始、到着前からワクワクしていました。


他にも名古屋ついてからは
コメダ珈琲店、
弾き語りの先輩に教えてもらったお洒落カフェ。
ライブハウス近くのスーパー銭湯。
とひたすら一人時間を満喫しました、よ。



とてつもなく自由だったなあ。
いっぱい描きたいことあるんだけど
時系列で描いてたらPCが爆発しそうなので。
まとめると
"この旅はすごく楽しくて自由だった!"

ただそれだけです。
もう本当に。


(ライブの話を全然していない)
もちろんライブもとても良い空気で
やれたと思う。
なんか、
すごく思ったことがあった。

私は今月の頭の方に
ライブ活動再開の意を表して
ワンマンライブという長尺を
もちろん正真正銘一人でやったわけで。

これがすごく自分にとって
大きな一歩でとても必要な一歩だったことを
痛いくらい思い知らされたというか。



なんというかね、
明らかに私がアーティストになれた。
と、
なんか思った。
あの、すごく表現が淡くて
申し訳ないのだけど。
たぶん伝わらない自信があるのだけど。

完全に私はあのステージで
しっかり "うたいびと"になれた。
珍しく自信を持ってそんなことを思えていた。
そんな名古屋の夜。



なんだろうなあ。
そういう感覚って、
急に出現してくるし、
欲しい時に出てこなくて
全然違う角度から急にさ、
ハイタッチしてくる。



個人的にすごく
今までしてきた選択を
肯定してくれるような自分自身の中の
感覚だったんだよなあ。
すごく、ただただ、嬉しかった。



怖いのはやっぱりやっぱり
きっと最初だけなんだよね。
飛び込んだもん勝ちなんだなあ。
勝ち負けとかではないのに
日本語にするとたぶんこの表現が
わかりやすい。



何度も言うようだけど
本当なら今頃大阪から帰っているくらいの
感じだったから。
今回の遠征はこれで終わりなのだけど。
もう少し世界が元気になったら
ぜひとももう少し長く周りたいなあ。
そのときが来るのを楽しみに生きる!



名古屋で出会ってくれた皆皆、
また会いにきてくれたあなた。
心からどうもありがとう。
すごくいい旅になりました。
また必ず、行くね!



ぽ.

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