見出し画像

助産所をやめる時期、、。

 助産所を開業した時から、やめる時期についても考えています。

 子どもの成長とともに、少しずつ乳幼児時期の子育ての大変さが薄れていきます。

それは、自分自身も子ども達から自立して行くことで、人生を歩むうえで大事なことと思っています。

けれど大変さを忘れた頃、助産所に集う人たちの大変さを本当に心から理解して寄り添えるだろうか、、。ずっと、そんな疑問を抱いていました。

「大丈夫よ。そのうち楽になるよ。」経験者は口を揃えて言うけれど、楽になる未来じゃなく、今のしんどさを理解してほしい。

私自身、心も体も身動きがとれないぐらい辛かった時期もあります。

だからこそ、本当に「しんどいね」「辛いよね」とその思いを分かち合いたいから助産所を持ちたいと思いました。

大変さが過去になり、思い出になり、楽しさになっていく。

そうして育児の大変さが薄れた頃、この場を次の後継者に譲っていきたいと願っています。

この助産所を引き継いでくれる人がいつか現れたら嬉しいと思っています。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?