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【HSS型HSP】感情との向き合い方

こんばんは!
元コミュ障で、HSS型HSPアナウンサーの小屋敷彰吾です(^^)

今日のテーマは、
「気分の浮き沈みとの向き合い方」

前回のブログでもお伝えしたように、HSS型HSPの方は気分の浮き沈みが激しいです。
私も例に漏れず、かなり激しいです😂

そんな気分のムラとどのように向き合っていくべきか、私なりの対処法をお伝えしていきます!

4.感情の波を求めていることを自覚する

HSS型HSPの人は「感情のアップダウン」を本質的に好んでいる、ということをまず自覚しましょう。

HSS型HSPは、HSS(High Sensation Seeking・刺激追求型)ゆえ、常に刺激を求めていて「変化を好み、現状維持を嫌う」という特性があります。
これは感情においても同様です。

感情が変化することで「生きていること」を実感しているのです。
そのため「悪い感情の変化(落ち込む、苦しむ、自暴自棄になる、攻撃的になる)」であっても「変化がないよりはマシ」と捉える癖があります。

そうなると「本人は気分の浮き沈みに困っているはずなのに、心の底では感情の変化を求めている」という矛盾した状況に陥ります。

HSS型HSPは矛盾だらけです。
そのような癖があることをまずは、自覚することから始めましょう!

5.感情の波に飲み込まれない

感情の浮き沈みが激しい時は、たいてい「主観的」で「自分の感情と距離が取れていない」状況になっています。

ですから気分のアップダウンに振り回されないためには「感情の波と距離を置く」ことを心がけましょう。

いやいや、それができないから困っているんですよという方には、おすすめの方法が2つあります!

・感情の変化を「実況中継」する
・ショートコント「○○」

①感情の変化を「実況中継」

日常的に「実況したくなる」のは、もはや私の職業病です笑
実は「実況すること」が、自分の感情と距離を置くおすすめの方法なんです。

何をどのように実況するのかというと
「自分のことを選手のように観察し、行動や心情の変化を描写する」のです。

例えば
「さぁ、小屋敷選手ただいま椅子に座っています。肩の辺りに力が入っています。手先も冷たくなってきました。この後のイベントの司会へ向けてイメトレをしているようです。ちょっと不安な様子ですねえ。『うまくいかなかったらどうしよう』と考えているようです」

こんな感じです。

このように「自分を選手として例える」ことで、自分と距離を置けるようになります。

そして自分の行動や心情を言葉で描写することで、自分の感情を自覚できるようになります。
しかも実況すると、言葉で表現することに集中できます。

結果的に自分の感情と距離を置くことができるのです。

この「実況中継」をする上で気をつけるポイントがあります。

それは「客観性」を大切にすること

自分のことをあえて「選手」として扱い、その選手の様子を外からみているように表現することを心掛けましょう。

特に実況する際は「良し悪しの判断をしない」よう気をつけてください。

感情の波に飲み込まれている時は、たいてい「主観的な判断」に陥っていて、ネガティブモードに入り込んでいます

私の場合は感情の波に飲み込まれると「うまくいかなかったらどうしよう」という悪いイメトレを始める癖があります。

そのような時に「これは良くない癖ですねえ」とか「悪いイメトレをしないようにしなければいけませんね」などのように、良し悪しの判断をしてしまうと「自己否定」や「ネガティブ思考」につながりやすくなります。

ですから、「実況中継」をするときは「客観的表現」を使うよう心掛けましょう。

②ショートコント○○

もうひとつのおすすめなのは、行動を起こす時に「ショートコント○○」と、心のなかで呟く方法です。

例えば、

面接前に緊張している時に
「ショートコント 採用面接」と呟く

クレーム対応をしなくてはいけない時に
「ショートコント クレーマー」と呟く

など。

これをすると私は不思議なほど笑えてきます。

「あ、そうか。これ失敗しても死ぬわけじゃないのか」
「訳わかんない相手と会話するのは、もはやギャグだよね」
「なんだ、こんなことで悩んでいたのか」

こんな感じで自分を俯瞰する余裕が生まれるんですね。
これも「実況中継」同様に意図的に「客観的状況」を作っているのです。

そうすると自然に自分の感情の波とも距離が置けるようになります。

簡単にできる方法なので一度試してみてください!

6.感情の波の癖を知る

HSS型HSPの方は、総じて気分のアップダウンが激しいですが、気分がアップダウンする原因は人それぞれでしょう

特に自分の気分がダウンモードに入るタイミングを自分で理解しておくだけで、感情の波に飲み込まれる危険性が減ります。

私の場合は、

「緊張する仕事の前」
「自分に対するネガティブな評判を見たり聞いたりした時」
「楽しみにしていたイベントが終わった後」

こういう時ダウンモードに入りやすいです。

自分が落ち込む原因を理解しておくだけで「あ、この後ダウンモードに入るな」と覚悟ができますし、落ち込んでしまったとしても「仕方ないな」と落ち込み具合を軽減することができます。

ですから、自分が落ち込むタイミングや原因を理解しておきましょう!
そのためにおすすめなのは「感情日記」をつけること!

その日あった出来事とそれによって自分の感情がどのように変化したかをメモしておくのです。

そうすれば「自分がダウンモードに入る原因」を分析しやすくなります。

この「感情日記」、何も毎日書く必要はありません。
大きく感情が動いた時だけメモすればオーケーです!
私の場合は月1、2回しかメモしていません(笑)

それぐらいテキトーでもいいんです!
気楽に始めてみましょう。

ということで今回は「感情の浮き沈みへの向き合い方」をお伝えしました。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^_^;)

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