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HSS型HSPあるある①「飽きっぽい」

元コミュ障でHSS型HSPアナウンサーの小屋敷彰吾です(^^)

今日のテーマは、HSS型HSPあるある「飽きっぽい」

今回は、
・HSS型HSPの人が「なぜ飽きっぽいのか」
・HSS型HSPの人は「仕事でどんなことに気を付けるべきか」

をお伝えしていきます!

「あるある」だと感じてくださったら、ぜひコメント欄で教えてください(^_^;)

1.「飽きっぽい」

HSS型HSP(かくれ繊細さん)の大きな特徴は「飽きっぽい」です。

これはある意味「HSS型HSP」を「HSS型HSP」たらしめている、根幹とも言える特徴です。

私も例に漏れず「飽きっぽい」と思います。
まずはその理由から説明します。

「HSS」(High Sensation Seeking・刺激追求型)の人は生きていく上で「刺激を求める」という特性を持っています。

「刺激」を得やすい行動のひとつが「新しいことにチャレンジする」こと。

そのため新しいものに次々とはまったり、刺激を求めて色んなことにチャレンジします。
そのペースがあまりにも早いため、周囲からすると「飽きっぽい」というように感じられるんですね。

ただ、ひとつ弁解をさせていただくと、
私としては「飽きっぽい」というより、「もっと興味があることが出てくる」という感覚なんですよね。
だから本人としては「飽きた」という実感はそんなにありません
(これ、わかっていただけますか?)

まぁ、世間一般ではこれを「飽きっぽい」というのかもしれません苦笑

具体的にどのくらい新しいことに挑戦したがるかというと、コロナ禍でもこれだけ新しいことを始めました。

・自転車旅
・手相占い
・料理
・コーヒーをハンドドリップで淹れる研究
・ピアノ
・将棋
・ブログ更新
・コーチング
・エニアグラム
・神社の由緒を調べる
・ファイナンシャルプランナーの勉強
・歴史の学び直し

などなど。

忘れているだけで、たぶん他にもあります笑

しかもちょっと手を出すではなく、ガッツリはまっています。

ここからは自慢話になりますが、これぐらいマスターしました。

・自転車旅はもうすぐ日本一周を達成
・相手の手のひらをみれば、その人の本質がだいたいわかる
・スーパーにいって食材をみたらレシピがすぐ思い付くぐらい上達
・ファイナンシャルプランナーの資格は2級まで取得
・エニアグラムで各タイプの特徴を自分の言葉で伝えられるぐらいしっかりと理解

正直、結構なレベルまで上達していると思います。
それに、努力したなぁという感覚もほとんどありません。

「刺激」を求めて楽しんでいたら、勝手に上達していたという感じです。

この感覚は「HSS型HSP」の人にはあるあるなのではないかと思います。

成長力の早さは間違いなく「HSS型HSP」の「長所」ですね!

2.コツがわかる瞬間が刺激のピーク

必ず「長所」になる部分は「短所」にもなりえます。

「HSS型HSP」の人にとっては、「上達した瞬間に飽きてしまう」ところが「最大の短所」でしょう。

私にとっては「コツをつかむまで」が最も楽しくて、「コツがわかってしまう」と興味関心が一気に薄れるという傾向があります。

これはおそらく「刺激が少なくなるから」だと思います。

HSS型HSPの人は、好奇心旺盛で、常に刺激を求めています。

始めたばかりのころって、何もかもが新鮮ですし、刺激的ですよね。

私も料理をするようになった時や手相占いを勉強し始めた時は、すごくワクワクしたことを覚えています。

そして刺激のピークは「コツがわかる瞬間」

なかなかうまくいかず、あれこれ試行錯誤している中で突然、
「そうか、こういうことだったのか!」
とコツがわかる。

この瞬間って最高に気持ちが良いですよね!

頭の中にドーパミンが放出されるのを自分でも感じるほどです。
この瞬間のために新しいことに挑戦しているといっても過言ではありません。

しかし残念ながらこの瞬間以上に刺激的な瞬間はその後訪れません
そのため「コツがわかった瞬間」を境に、本人のモチベーションが急降下してしまうのです。

ここが「HSS型HSP」の難しさです。

本来なら、コツを掴んだら今までよりも楽にできるから喜ばしいはずなのに「HSS型HSP」にとってはそうではありません。

何しろ、楽を求めているのではなく、刺激を求めていますから。

そのため周囲が「あの子成長してきたなぁ。これからが楽しみだ!」と感じる頃には、本人はすでに飽きて、別のことを始めていることがよくあります
「HSS型HSP」の人にはこうした傾向があるんですね。

でもこれは、すごくもったいないことです。

私自身も周りの方に「今やめるのはもったいないよ」とこれまでたくさん言われてきました。

当時は「それ以上に挑戦したいことがあるから」という理由でやめてしまいました。
でも今考えると「やめなければよかったな」ということもあります。

「HSS型HSP」の人は「成長するのが早い分、飽きて新しいことに挑戦するもの早い」です。

それゆえ仕事においては「刺激を求め続けて、ひたすら転職を繰り返す」という傾向があるといえるでしょう。

3.転職を続けることはおすすめできない

私は「HSS型HSPの人が、転職を続けること」をあまりおすすめできません。

もちろん転職自体を否定するわけではありません。
何しろ私自身も転職していますので、転職すべきではないとは思いません。

ただ、転職をひたすら繰り返すことで注意すべきことがあります。
それは「ストレスで体調を崩す」危険性が高まることです。

忘れてはいけないのが、HSS型HSPは結局本質的には「HSP」であるということ。

どれだけ好奇心が旺盛だったとしても、根っこの部分は「HSP」のため、繊細で傷付きやすいことには変わりありません。

そのため「新たな仕事へ挑戦する」ことは本人にとって「ものすごく負担」になる可能性が高いのです。

「楽しいと思ってあれこれ挑戦していたけど、ある日突然限界がきて家から出ることも難しくなってしまう」

そういう危険性がHSS型HSPにはあります。

こうした理由から「刺激を求め続けて、転職をひたすら繰り返す」ことを私はおすすめできません。

とはいえ「刺激がなくてつまらない」と感じる仕事をつづけることもHSS型HSPにとってはかなりの苦痛だと思います。

では「どういった働き方をすることが、HSS型HSPに最もよいのか?」

次回は「HSS型HSPへおすすめの働き方」についてお伝えします!
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^^;


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