人生に刺激を。


尊敬をしている作家さんの文章にこんな1文があった。

「書く人間は、書くに値する日常を歩め」

ドキッとした。正直な話、僕の日常は自信を持って「書くに値する日常を歩んでます!」と言えないからだ。

毎日メントレをして、本を読んで、運動をして、たまに旅行に行って…。ある意味、公務員のような日々を歩んでいる。

つまり、書くに値するような事件が起きていないのだ。

いや、起きていないのではない、自ら面白い場所に足を運んでいない、のだ。人のせいではなく、常に自分に原因がある。

つい昨日、駅にトイレに入って用を足していたら、おじさんが用を足しながらも、当たり前のように「ブッーーー」とオナラをしていた。

その時、僕は「おいおいマジかよ」と”思った”。
そう「思った」だけなのだ。後悔した。言えばよかった。

「クサッ」って。そうしたら、その後の話がここでの文章に書けたかもしれない。
もしも僕が豪快オナラおじさんに「クサッ」って言ったとしたら、その先どうなるか、聞いてみたいと思わないだろうか。僕は読みたい。

昨日ホテルに泊まっていた。
エレベーターで外国人と一緒になった。その人が僕と同じ階の6階を押していた。だから、そのまま無言のまま乗った。

そしたら
「ナンカイですか?」と聞かれた。うまいとは言えない日本語で。

そこで「あ、6階です」と言ったら、4階のボタンを押された。

そこで僕は、そのエレベーターを4階で降りた…。

そこで僕がもしも「NO!NO!6階!シックス!」と言えばどうだっただろう。
きっと「Oh、ソーリー、ソーリー」って笑い合ったと思う。
基本的に事件は起こらない、事件は僕が起こす。そのさきが気になる、そんな人生を僕が生きること、それを書くこと、それが僕の価値なんじゃないかな、と思う。

そう思ったら、もっと知らない人に質問をした方がいい、とも思える。
知らないよくわからないお店にも入ってみた方がいい、とも思える。

そんな毎日を生きていれば、人生は面白くなる。飽きるわけなんてない。

さて、今日はどんな書くに値することをやろうか。。。。

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