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騎手+○○、日本では考えれないトンデモ二刀流騎手を紹介します

・騎手+飲食
・騎手+会計士

・騎手+モデル
・騎手+アパレル

騎手をやりながら、別の業務にも携わっている二刀流騎手が世界中に存在します。

騎手+テレビ出演・芸能活動というのも二刀流の枠組みに入れていいかもしれません。

しかし、世界を見渡すと、日本では絶対にありえない二刀流をしているジョッキーがいます。今回は、そんなビックリ二刀流騎手を3名紹介します。


【スペイン】ディエゴ・サラービア騎手

1人目は、スペインで活躍しているディエゴ・サラービア騎手です。

サラービア騎手の本職は弁護士です。ですが、ただの弁護士ではありません。

彼は『サラービア・イ・アソシアードス(Sarabia y Asociados)』という法律事務所を運営しています。この法律事務所は、マドリード・バルセロナ・サンタンデール・マラガ・バリャドリードというスペインの主要都市に支部を持つ大手法律事務所です。

サラービア騎手は弁護士を本業としつつ、アマチュア騎手(ジェントルマン・ライダー)としてスぺイン競馬で騎乗しています。

それだけでなく、『リオ・クーバス(Río Cubas)』という名義で馬主活動もしています。

つまり、ディエゴ・サラービア騎手はスペイン有数の弁護士でありながら、弁護士で稼いだお金でサラブレッドを購入し、そのサラブレッドに自分が跨り、レースで勝利をおさめています。

頭脳もピカいちで身体能力もある。もうここまで人間レベルが突き抜けていれば、努力とか苦労とかの話ではありません。僕のような凡人とは持って生まれた才能が根本的に違います。


【チリ】ホアキン・エレーラ騎手

2人目は、チリのホアキン・エレーラ騎手です。

エレーラ騎手はチリのトップジョッキーです。まだデビューして9年目の若手ですが、すでに通算1000勝を達成しています。

GⅠレースも数多く優勝しています。2020年には、新型コロナウイルスによる短縮シーズンではありながら、騎手リーディングを獲得しました。

そんなエレーラ騎手は2022年から二刀流騎手となりました。騎手+小説家という二刀流です。

2022年4月8日、エレーラ騎手は処女作『イストリアス・マカブラス(Historias Macabras)』を発表しました。直訳すると「不気味な物語」や「ゾッとする話」となります。

読んでいないので詳しい内容は分かりませんが、あらすじを見たかぎり、善悪や生死を題材としたホラー系・ミステリー系っぽいです。競馬はまったく関係ありません。

気になる売れ行きですが、なんと1000部以上も売れました。エレーラ騎手は続編や2作目の執筆を考えているそうです。

エレーラ騎手の処女作は Amazon で買えます。
https://www.amazon.com/Historias-macabras-papeles-invierten-Spanish-ebook/dp/B09XJ9T5FV/ref=tmm_kin_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=


【ウルグアイ】エヴェルトン・ホドリゲス騎手

3人目は、先日現役引退を発表したばかりのエヴェルトン・ホドリゲス騎手です。

ホドリゲス騎手はブラジル人ですが、ウルグアイを拠点に大活躍した騎手です。ウルグアイのダービーにあたるナシオナルを3勝もしています。

さて、ホドリゲス騎手の二刀流はというと……

騎手+タトゥーの彫り師です!

TikTok や Instagram に自分で彫ったタトゥーを公開しています。また、ホドリゲス騎手自身にもバッチバチに墨が入っています。

騎手+彫り師という職業柄、やはり馬のデザインのタトゥーを彫ることが多いようです。僕は入れ墨は彫りませんが、デザインがとてもカッコよくて憧れます。

興味のある方はホドリゲス騎手の SNS をのぞいてみてください。今年からドバイで調教助手になるので、ホドリゲス騎手にタトゥーを彫ってもらいたい方はドバイへ行きましょう。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)
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【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com
【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

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