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3歳牡馬アポロデスが南米選手権のリオデジャネイロ代表馬となる

写真:Jockey Club Brasileiro / Sylvio Rondinelli
https://jcb.com.br/home/noticias/425177/a-caminho-do-latino-apolo-dez-da-um-vareio-no-gp-professor-nova-monteiro-g3/

 3月3日、ブラジルのリオデジャネイロにあるガヴェア競馬場でGⅢプロフェソール・ノーヴァ・モンテイロ(ダ1900m - 3歳以上)が行なわれた。

 ブラジル牡馬・牝馬3冠競走の2戦目が行なわれるGⅠデーに組まれた4つの重賞のうちの1つであり、唯一のダート重賞である。このレースの勝ち馬には、4月14日にペルーのモンテリーコ競馬場で開催される南米選手権GⅠラティーノアメリカーノ(ダ2000m - 3歳以上)にリオデジャネイロ代表として出走する権利が与えられる。

 サンパウロ代表馬は、すでに2月17日の特別競走ダークブラウン(ダ2100m - 3歳以上)を勝ったピニャンドイグアス(Pinhão Do Iguassu)で決まっている。そのため、南米選手権に出走したい陣営にとっては最終切符となる。

 ハットトリック産駒の②エアボール(Air Ball)が取り消し、今年は10頭で争われた。

 ①アポロデス(Apolo Dez)が1.8倍で圧倒的な1番人気に支持された。ホールディンググローリー産駒の3歳牡馬で、ここ3戦は2勝・2着1回と安定している。13馬身差で勝利したことがあるように、ハマったときの実力は図抜けている。

 ⑩マンバメンタリティー(Mamba Mentality)が4.2倍で2番人気となった。GⅢ2勝の実力馬で、クリチーバにあるタルマン競馬場のリステッド競走を快勝してここに臨む。

 シダーヂ・ジャルヂン競馬場でGⅢピラチニンガ(ダ1600m - 3歳以上)を含む5連勝中の⑧チャールズドブロンクス(Charles Do Bronxs)にも注目。サンパウロの代表権を逃した⑥キングフォー(King Four)は、鞍上にジョアン・モレイラ騎手を起用してなんとしても代表入りを狙う。

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