ロックミュージックというカルチャーの火を絶やさない

先日、とあるライブに行ってきました。

今、名古屋のCLUB QUATTROの35周年記念のイベントをやっていて、日替わりでいろんなバンドが対バンしてるんですね。
その中の1日で、僕の大好きなピロウズ(the pillows)とあまり聴いたことのないBase Ball Bearの対バンでした。

ちなみに、ピロウズも今年35周年。

名古屋のQUATTROは2回目かな?
パルコの8階にあるんですよね。
そういえば、渋谷のQUATTROもビルの5階とか6階だった気がしますね。

Base Ball Bear

最初に登場したのは、ベボベ。
ほとんど聴いたことがなかったですが、曲もかっこよくて楽しめました。
なんとなく4人だと思ってましたが、スリーピースなんですね。失礼しました。(誰に?笑)

ベボベは以前からピロウズと仲が良いらしく、MCでもそのようなことを話してました。
そして、このベボベの女性ベーシストである関根さん。
ピロウズのさわおさんと一緒に曲を出したり、今はピロウズのサポートベースも務めているんですね。(そういえばライブ始まるまで忘れてた)

ピロウズは圧巻

そして、あとに登場したのはピロウズ。

この日のセトリは、ベボベの小出さんが、以前「ピロウズの曲で好き」と言ってくれた曲を中心に考えたそう。

どんな曲をやってくれるのかな〜?
とワクワクしながらスタートしましたが…

どれも知ってる曲ばかりだし、好きな曲ばかり。
そして、自然と歌詞が口から出てくる。覚えてる。歌える。
懐かしい曲もたくさん。

「あ、この曲は、ピロウズを知ったばかりの大学生の時に聴いてたな。」
とか、
「あ、この曲は社会人になってから、20代半ばくらいの頃によく聴いてたな。」
とか、
その当時のことを思い出したりしながら聴いてました。

ノリノリになりながら泣きそうになってる

ほとんどの曲が、ノリが良くロックな感じの曲でした。
当然、自然と身体は曲に合わせて揺れているのですが…

なんか、グッときて、ときどき泣きそうになる瞬間が…
なんなんだ、この感覚は。笑

これが35周年のピロウズか。

ロックミュージックの火を絶やさなかったのは、君たちのおかげだ

最後の方のMCで、さわおさんがこんなことを話していました。

「名古屋CLUB QUATTRO、35周年おめでとうございます。」
「おれたちピロウズも何度も出演してるけど、
決しておれたちのおかげなんて思ってない。
じゃあ、この場所が35年も続いてるのは、誰のおかげなんだろう?
考えた時に…
やっぱり、目の前にいる、君たちなんだよ。
この場所に来てくれる君たちが、ロックミュージックというカルチャーの火を絶やさなかったんだ。
ありがとう。」

いやぁ、痺れますね。

さわおさんのキャラなら
「おれたちがいっぱい出たから35年も続いたんだな!笑」
くらい言っても全然おかしくない。

でも、僕らお客さんのことをそんなふうに思ってくれてるんだ。
なんだかうれしくなりました。

僕はただ、ピロウズのような好きなバンドを、
ライブハウスに見にきて、
「ああ、いいライブだったな。また明日からもがんばろ。」
そう思っていました。

でも、お客さんである僕らも一緒に、
ロックミュージックというカルチャーを、
育ててきたというか守ってきたというか…

そんなことを思いました。


35年続けていても、まだなおフレッシュなロックンロールを鳴らしているピロウズ。
そして、また新たなことを気づかせてくれました。

ぼくはこれからもロックミュージックが好き。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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