高卒サラリーマン30年目の心意気
2021年、昭和48年生まれの年男は48歳だ、ふと他人事のように気付いた。4月には社会人30年目を迎え、来し方行く末を想う。
学生時代はゲームに全力を注いだ。中学入学から高校卒業までの6年間、新聞配達のアルバイト代はテレビゲームにつぎ込む。親のすねをかじらないよう卒業後は親元を離れると決めていた。高校にはバブル景気で2000社以上の求人情報があった。目星を付けるポイントは3つ。1.コンピュータ、2.社宅、3.通勤時間。働くのは毎日のことだから距離が近く、住居費は安く、発展を