コロナで自宅待機の多いこの時期の受験生がやるべきこと(英語編)

さて、数学編でも書きましたが、まだ受験まで余裕のあるこの春までにやるべきことは、なんといっても基礎固めです。

進学校にいると、とかく応用問題ばかりやらされますが、中下位に属する生徒たち、少なくとも私の子供は、基礎がけっこうあいまいなままでした。

英語で基礎というと、とかく英単語を思い浮かべがちですよね。もちろん、基礎の英単語も知らず入試問題が解けるわけはないので、必要かと言われれば必要です、と答えるしかないのですが。

しかし、基礎固めから、という点では数学編と一緒です。「うす~い問題集」「うす~い参考書」から始めるのが鉄則です。

我が家では、次の英単熟語集から取り掛かりました。

とっても少ない単熟語数ですよね。だから、なんとか初心者受験生でもやる気になるのです。この少ない数の英単熟語を短期間で征服しましょう。
もちろん、覚えきった後も、時折、復習することを忘れずに。

英単熟語は長文を読む中で、なんとなく覚えていくものです。最低限の量を覚えたら、どんどん英語の文章を読むようにしましょう。

まともな英単語集、例えばシステム英単語などは、秋以降になって、うろ覚えの英単語を確実化するために使う方が効果的です。

まずは、「うす~い問題集」「うす~い参考書」を征服することで、受験初期の自信をつけましょう。

これが、最初から鉄壁に取り組んだら、たいてい挫折します。

これは、とても優れた単熟語集ですが、使い方は暗記用ではなく、辞書として使います。長文を読む中で、わからない単熟語があったとき、辞書としてこの鉄壁を使うのです。

そして、これに載っていない単熟語は覚えなくてよいのです。難しい英単語・熟語は覚えない、ことも受験期に大切な心得です。

さて、英単熟語が最低限頭に入ったら、ある程度の自信がつくことでしょう。その上で、英文法、英文解釈に取り掛かりましょう。

我が家では、関正生先生にお世話になりました。スタディサプリで大人気の先生です。

これらの参考書は取り組みやすく、早めに何周かこなせれば、春の段階では十分すぎるくらいです。

もし、これらの参考書が難しすぎると感じるのなら、思い切って中学生用の参考書から始めるのもアリです。というか、必要、大切なことです。

まとめると、この春の時期の段階は、

1 基礎固めの「うすーい問題集」や「うすーい参考書」で始める。その内容はしっかり理解して覚える。これが、受験期を通じた自信となる。
(必要に応じ、その後も定期的に覚えているか確認すること。)

2 最低限の基礎である英単熟語を覚えきったら、英文法、英文解釈に取り掛かりましょう。
関正生先生がおすすめです。スタディサプリで大人気の先生です。

今はとりあえず、基礎固めに励んでください。

最後になりますが、我が家では気付くのが遅かったのですが、受験終盤になってヒアリング等で非常に参考になった youtube をご紹介します。


韓国の動画なのですが、ヒアリング対策のみならず、英語で英語を学ぶことで効率的な勉強になると思います。とにかく1度はご覧になってください。


以上、コロナで自宅待機の多いこの時期の受験生がやるべきこと(英語編)でした。


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