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『日の出製麺所』さんのおうどんは最強だから行列してでも食べたほうがいいよ
先週の末から昨日まで日本橋三越に出店していた香川・坂出の日の出製麺所さんが、大行列ができるほどの盛況だったみたいだ。
ぼくの友人も日曜に日本橋へ出かけたみたいで、イートインの大行列には時間の都合で並べなかったけれど、お土産用のおうどんを、一人暮らしなのに10食以上も買ってきたらしい。それにしても、みんな「香川で1時間しか営業しない」というキャッチフレーズに心惹かれてしまうのだろうか。でも、実際、坂出のお店の大釜で茹でたのではなく、家庭用のコンロで茹でても、日の出製麺所さんのお土産用のおうどんはとても美味しい。
Togetterでも誰かが書いていたように、開店前からイートインの行列に並ぶくらいなら、夜行バスかLCCで坂出のお店へ行ってしまえばいい。でも坂出のお店も、平日ですら、開店前15分の11時15分の段階で、ヘッダー画像くらいの行列ができる。土日ならもっとすごいことになるだろう。でも、お客の回転はとても早いので、臆せずに並んでほしい。JR坂出駅から歩いて10分もかからないから、公共交通機関でしか動けない人にもおすすめだ。
行列に並んでいる間に、お店のお姉さんが注文を取りに来る。麺の量(大・中・小)、熱いか冷たいか、あと、釜玉だけはこの時点で別注文だったと思う。ほかに、店内で、味付け肉が注文できたり、おあげやちくわ天を取ったりもできる。ただ、普通の食堂ではなくて、製麺所がお昼の1時間だけ特別に茹でて食べさせてくれるスペースだから、天ぷらが何種類も並んでいたり、おでんやおにぎりやばら寿司があったりというお店ではない。出てきた麺に、おだしや醤油や薬味を自分でかけて食べる。
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昨年の11月に坂出に行った時は、県内の高校がテスト期間中だったみたいで、下校途中の女子高生のグループが制服を着たまま観光客に混じってうどんを啜っていて、さすが香川だと思った。小が130円、中が180円、大でも240円だから、おやつより安い。
お土産を売っている建物の隣が食べるスペースなのだが、連日大混雑だから、お土産を売っている方にもテーブルを出してお客を入れている。なので、食事の営業時間に買い物をするのは、あんまりおすすめしない。時間をずらして、心ゆくまで買って帰るといい。
ここまで読んで「でも、香川で売っているお土産うどんにそんなに差があるの?」と思う人もいると思うので、最後に、ぼくの友人(日本橋三越へ行ったのとは別の人)が、讃岐うどん好きなら誰もが知っている名店の人から聞いた話を書いておく。
「うちでもお土産用のうどんを売ってるけど、日の出さんのとこのは7馬身は抜けてる」
頭一つどころではないのがすごいじゃないか。
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