コビーの令和3年度論文式試験採点前答案講評
はじめに
この記事では私、コビーの採点前答案とその講評をしたいと思います。
順位は140位で偏差値は60.60でした。
〇×△など書き込みは個人的に付けたものなので実際と異なる可能性もあります。計算はTACの解答速報をもとに採点しました。
会計学午前(管理会計)
素点 偏差値
第1問)27.5 55.6
第2問)7.5 49.1
管理) 35 52.35
第1問の問題1→第2問の問題1→第1問の問題2→第2問の問題2の順番で各30分を目安に解きましたが、第2問の問題1に時間を取られて第2問の問題2は20分ぐらいしか時間を取れませんでした。
第1問:管理を助けてくれました。
第2問:問題2は単位ミスをしてしまい、数値も全然違っていましたが、多くの方が0点近くだったので安心しました。
シェアードサービスセンターとかデュポン分解は無理です、、、、
会計学午後(財務会計)
素点 偏差値
第3問)41 67.08
第4問)57.5 69.29
第5問)51 68.79
財務) 149.5 68.38
問題を見た瞬間に第3問の問題1の減損は、やばさに気づいて理論のみ埋めて飛ばしました。そのあとは前から順に解いていきました。最後の15分で減損に戻ってきて必死で5か所埋めたら、そこが全て正解していたので有難かったです。
第3問:四半期もしっかり解けたので良かったです。
第4問:自分的には一番よくできました。
第5問:最後の2問の理論がいまいち分かりませんでしたがそれ以外はよくできたという感想です。
会計学や総合偏差値を伸ばしてくれたのは何といっても財務でした。
監査論
素点 偏差値
第1問)16.5 51.2
第2問)19.5 53.9
監査) 36 52.55
監査論は講義を受けておらず独学だったので短答論文共に苦戦しました。ただボーダーはしっかり越せたので良かったです。
第1問:KAMが出ましたが、最後に解いた問題2の時間が足らず書ききれませんでした。
第2問:岡田先生がグループ監査の対策として問題を配布してくれたので法令基準集をうまく使って対応できました。
監査論は全体的に法令基準集を多用しました。
企業法
素点 偏差値
第1問)29.5 62.9
第2問)20.5 55.2
企業) 50 59.05
第1問:青木先生の山当てが完璧に当たったので点数が良かったです。
第2問:自信はありましたが、第1問ほどではなかったです。
twitterで偏差値60を超えている方の答案を見ても皆さん行数を最後まで埋めなくても要点が端的にまとまっており、とても読みやすい答案でした
(みなさんの答案すごかったです、、、)。
やはり企業法は量よりも質が大事だと再認識しました、、、
租税法
素点 偏差値
第1問)21.5 59.875
第2問)26.5 55.5
租税) 48 57.25
第1問:理論を重点的に勉強していましたのでしっかり点数を取れました。問題2が〇にするのが1つもないのはひどいです、、、
第2問:法人2点所得消費1点で計算すると27点、すべて1.5点で計算すると24点だったので講師の方々が仰るように配点は前者だと思います(誤差の0.5は傾斜ですかね)。
去年とは異なり問題数に変化があったため、解いている最中は驚きました。
経営学
素点 偏差値
第1問)37 62.6
第2問)34 69.6
経営) 71 66.10
5科目の中だと経営が一番良かったことに驚きました。
第1問:理論はTACの直前答練からたくさん出たため、しっかり復習しており点が取れました。
第2問:正答率は14/25でしたが、やはり難易度が高かったのか、その分、点数や偏差値が跳ねてくれました。
さいごに
やはり試験問題を見ても全体的に短答論点も多く、58が解きやすいように作られたのではないかという印象を受けました。
財務では四半期や在外支店、関連会社の欠損やその他から持分の移行、そして管理では非累加法と言った短答論点が比較的多く出題されたため、21目標の初学者が有利となったのではないでしょうか。12月短答が消えたことにより、58で初学者が戦いやすくするために試験委員側がそうした可能性もあります。経営に至っては去年に続き勉強した意味がなく、地頭勝負なので過年度は全く有利になってないです。あと企業法の106条も短答論点でした。
また別のnoteで「令和3年度公認会計士試験に22年目標から飛び級で1年合格した学習方法」という飛び級合格についてのすべてを完璧にまとめたものを書いたのでよかったら読んでください!
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