NCAAを観始めてNBAへの愛が強くなった話

 皆さん初めまして。記事を見て頂きありがとうございます。NBAを人並みに好きなこーよーです。
 最近はtwitterのスペース機能を使い、NBAが好きな方とそれぞれの好きなチームや、今時期はトレードの話も聞けて楽しく過ごしています。
 そんな中で僕がここ数年気になっていたのは、若手の活躍です。僕の好きなチーム(オーランドマジック)が優勝に絡めず10年以上になり、大物FAが来るわけでもないのでここ5年はドラフト候補生に注目するようになりました。その結果、NBAを以前よりも多角的な視点で楽しめるようになりました。今回はNCAAを見てNBAを楽しめるようになったポイントを紹介していきたいと思います。


・スター候補生の予想が楽しい
 

 まずは多くのNBA好きの方が「当たり前だろ!」と突っ込むかもしれませんが、やっぱりこれが一番楽しいです。好きなチームの補強ポジションや役割に注目して探すのも楽しいですが、やはりドラフト上位候補の圧倒的な能力を目の当たりにすると、ワクワクが止まりません。ましてやそれが自分の応援しているチームに指名される時の喜びは形容し難いと思います。(直前で別のチームに指名された時の絶望感もトンデモないですが…)。また、上位指名候補がどんなチームにフィットするのか、個人のプレーだけでなく大学のどのような戦術でプレーしていたのかを知ることで、それぞれのチームの指名意図も前より汲めるようになったかな、と思います。NBAに入団する前から応援したプレイヤーが、入団後も活躍しているのを見て親心のような気持ちが芽生えるので、本記事のタイトル通り愛が強くなると思います。

・下位指名選手にも注目できて楽しい

 NBAのドラフトはNPBのドラフト方式とは違い、競合式ではなくロッタリーを行い、勝率が低いチームが有望選手を指名しやすい仕組みになっています。そのため、勝率が高いチームはファンからクエスチョンマークがつく指名も相対的に多くなるのですが、中には上位指名選手顔負けのパフォーマンスを披露する選手も存在します。(所謂スティールと表現されるやつです)
 NCAAを観ることでこのようなプレーヤーを知名度が低い段階で知ることができるようになりました。知ってるから何だよ、という話ではあるのですが、純粋にそのプレイヤーに注目して試合を観ることが増えました。ほとんどの上位選手が大学1年のみプレーし、ドラフトにエントリー(1&done)するのに対し下位選手では複数年大学でプレーし、エントリーする選手も見受けられます。純粋に実力不足でドラフトされてこなかったのではなく(実際にグレイソン・アレンやジョアキム・ノアもFinal4のMVPを受賞した後も大学に残っています)、リーダーシップや戦術を理解した上級生がNCAA、NBAそれぞれのカテゴリーでチームを崩れさせないようにプレーしている姿も胸に響くものがあります。スティールを見つけたい方や優秀なロールプレーヤーを発掘したい方は一見の価値があるかもしれません。

・選手の成長曲線に感動できる

 ドラフト候補生の中には素材型といわれるダイヤの原石がたくさんいます。そのようなプレーヤーがNBAで急激な成長が見られる時があります。今年だと、スパーズのプリモはフィジカル面での急成長に驚くものがあります。大学でのプレイタイプからさらにステップアップする姿は非常に感動します。また、上級生でドラフトされた選手の中には、期待されて入学したけれど一度壁にぶつかってしまう選手もいます。在学中にじっくりとスキルを磨き、NBAで通用するスキルを身につけてドラフトされるストーリーも親心が芽生えてしまってしょうがないです。余談ですが、今年はクエンティン・グライムスがそのストーリーを歩み、文句なしの推しメンになりました。入学当初は身体能力お化けのイケイケな選手だったのに、3&Dとしてニックスを救っているのは想像できていませんでした。今後どのような成長を遂げるのか注目しています。

・トレードアセットにおける指名権の価値を深く理解できる

 twitterで多くの方のトレード予想を見て楽しい思いをさせていただいています。その中でドラフト指名権をつけるかつけないか、トレード対象の選手が1巡目や2順目の指名権の価値のあるプレイヤーかを議論しているのもよく見かけます。個人的にはNCAAを知ることで、その議論が過剰に加熱することを防ぎ、よりよい情報共有につながるのではないかと感じています。それぞれのドラフト年が豊作か、どのようなスキルの選手が多いかを知ることで、それぞれのチームのニーズを知り、ただドラフト権をトレードするだけでないというのがわかるのではないかと思います。

まとめ

 取り止めのない文章でしたがいかがでしたでしょうか?色々書きましたが、NCAAはただのアマチュアバスケではなく、NBAをめちゃくちゃ楽しく観ることにもつながることをわかっていただけたら嬉しいです。
 少しでもNCAAに興味を持った方はこちらのブログが非常に見応えがあるので是非ご確認ください。
 次回からはドラフト上位指名候補の選手や、個人的に推しのドラフト候補生について、プレイヤータイプやフィットするチームも含めてお話ししていきたいと思います。
 それでは、またお会いしましょう。


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