キャッシュレス専用レジで1万円札を出した高齢者

先日スーパーで買い物をした時の話です。

普通のレジはかなり混雑していました。

ソーシャルディスタンスを保って列に並びましたが、時間がかかりそうな予感。どうしようかと辺りを見回すと、キャッシュレス決済専用レジを見つけました。

私は nanaco を持っているのでそれで支払おうと思い、早速キャッシュレス決済専用レジへ移りました。キャッシュレス決済専用レジは３つのレジが稼働していました。

その中の一つに並んだのですが、前に高齢の女性が並んでいます。

隣のレジは若い主婦が並んでいました。

私の経験からすると高齢女性はレジでの支払決済の際にかなりもたつきます。そのため若い主婦の方に並び直しました。若い主婦はレジかごにかなり商品を入れていたのですが支払時はスマートに決済するのではないかと予測しました。高齢者の方がレジかごに入れている商品数は少なかったのですが決済時にもたつくと思いました。

レジに並んでいる際に、高齢女性がレジで決済をはじめました。「高齢者の方が早かったか！」と思ってみていると、なんと高齢女性はキャッシュレス決済専用のレジで一万円札を出しているのです。

「キャッシュレス決済専用」と大きく看板があるにも関わらず、高齢女性は1万円札を出しています。

レジの女性は、ここはキャッシュレス決済専用だから現金専用ではないこと、現金で支払うのであれば向こうのレジに移動するように高齢者に伝えていました。しかし高齢女性は動きません。何度もレジの女性は高齢女性に現金専用ではないこと、現金での支払いであれば別のレジに移ってほしいと手で合図をしましたが、高齢女性はそのまま動きません。

どうするのかと思いきや、高齢女性はナナコのカードは持っているらしくナナコに一万円札をチャージするようにレジの女性に指示していました。

そしてレジの女性はナナコのカードに一万円札をチャージするため別のカウンターに移動していきました。その間、レジを開けた状態です。私はすでにレジを終えてエコバッグに商品を入れて帰るところですが、高齢女性の後ろに並んだ人達は皆レジの女性が戻ってくるのを待っていました。

高齢女性は、なぜキャッシュレス専用のレジに並んで1万円札を出したのか私にはその真意はわかりかねます。

しかし、1つ言えることは高齢女性はレジに並ぶ際にそこがキャッシュレス専用のレジであることを見落としていたことです。

もし悪意があって並んだのならどうしようもありませんが。

最近は高齢者の迷惑行為をよく見かけます。

自分自身も年を重ねてきていますが、こんなふうになりたくないな～という高齢者を多く見かけます。

今回もその１つです。

間違って並んだのであれば、素直に自分の非を認めて他の客に迷惑をかけないように別のレジに並びなおすことも必要なのではないでしょうか？

レジの女性にナナコにチャージするように指示することにも驚きました。

間違ってキャッシュレス専用のレジに並んだのであれば、自分の間違いを認め別のレジに並ぶ。あるいはレジを離れて自分でナナコに1万円をチャージするそんな人間でありたいと思います。

彼女の行為により、キャッシュレス専用のレジに並んだ人は皆待たされ

そしてレジの女性はレジを離れることになったのです。