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ポスト・コロナにおける東京の構造改革有識者会議を開催しました!

9月9日(水)、10月9日(金)に、「ポスト・コロナにおける東京の構造改革 有識者会議」をオンラインで開催しました。
この会議は、ポスト・コロナを見据え、デジタル化の加速、産業構造の変化への対応など、日本と東京の新たな成長の原動力につながる社会システムの変革について議論し、東京都の長期戦略などに反映させていくことを目的としています。

メンバー

会議にご参加いただいたメンバーは、以下のとおりです。企業経営者、学識経験者など、各界の第一線でご活躍されている方にご協力いただきました。

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都庁からは、小池都知事、武市副知事、宮坂副知事が参加し、東京の構造改革に向けて、活発な議論が交わされました。

会議概要

ここからは、第1回、第2回の会議でいただいたご意見の一部を紹介します。いずれの会議も予定調和でないガチンコの議論となり、時間が足りなくなるほどでした。

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<第1回>

第1回目の会議では、東京の構造改革について、

・コロナ禍でのダメージから、より良い社会システムに繋げていく視点
・ポスト・コロナの社会において世界から選ばれる都市となるための視点
・構造改革を強力に推進するための視点

という切り口に分けて議論を開始しましたが、3つの視点が混然一体となり、

・台湾がIDシステムを駆使して、コロナを制御している一方、日本は紙に書いてファックスで情報を集めている惨憺たる状況。東京が世界で選ばれるためには、コロナをどうやってコントロールするかが重要だが、システムが古すぎて話にならない
5つのレス(ペーパーレス、ファックスレス、はんこレス、キャッシュレス、タッチレス)を目標・期限・責任者を決めて一日でも早く実現すべき

など、東京のDX(デジタルトランスフォーメーション)への遅れに対する、厳しいご意見を数多くいただきました。

その他にも、添付のとおり様々なご意見をいただきました。

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<第1回会議の動画はこちらからご覧いただけます。>

<第2回>

2回目の会議では、1回目の議論を踏まえ、DX・規制改革を梃子とした

・都市としての成長・発展
・誰もが輝ける社会の実現

について、さらに深掘りして議論しました。

人材は金ではなくプロジェクトで集まってくる。東京のDXを進めるという本気度と演出が重要
女性活躍はプラスアルファの努力が必要で、普通の会社では途中でくじけてしまう。かなりの強制力を持って進めることが必要
・シンガポールや香港は目じゃない、アジアのハブとしてぶっちぎるのだという気概を持って、都市としての成長発展に向けた青写真を描いていただきたい

など、今後の取組に向けて、我々職員への熱いエールともとれるご意見をいただきました。
その他にも、添付のとおり様々なご意見をいただきました。

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<第2回会議の様子はこちらからご覧いただけます。>

有識者会議等でいただいたご意見については、今月末頃を目途に取りまとめていただく予定です。取りまとめた内容は、noteで改めてご紹介いたします。

最後に、会議開催の様子を少しだけご紹介します。

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知事入室:いよいよ会議が始まります

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会議室の様子:出席者、記者の皆さんもソーシャルディスタンスをしっかり確保

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閉会:オンラインならではの「バイバイ」の挨拶で会議は終了

感染症対策はもとより、ポスト・コロナを見据えた構造改革を議論する会議であることから、率先して新しい日常にチャレンジしよう、ということで、オンラインで会議を実施しました。

お忙しい有識者の皆様ですが、オンラインであれば、ご自宅からはもちろん、大分の大学キャンパスや大阪の出張先など、どこからでもご参加いただけるメリットを実感しました。

1年前を振り返ると、会議といえば都庁に出向いていただき、会議室で行うことが当たり前でした。小さな一歩かもしれませんが、こうした取組を一つ一つ積み重ねていくことも、構造改革のためには重要だと感じました。

有識者の皆様からいただいた貴重なご意見を無駄にすることのないよう、職員一同全力で取り組み、東京の構造改革につなげていきたいと思います。

【ご意見募集】
#シン・トセイ 都政の構造改革に関するご意見・ご感想を、ポータルサイトのフォームより受け付けています!