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都庁各局のDX

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都庁各局のDXの取組
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#都庁

DXでもっと遠くへ。「都庁DXアワード2024」開催!

今年もこのイベントがやってまいりました! 都政現場で生まれたDXの取組が集結するイベント、「都庁DXアワード」です。2022年から始まった都庁DXアワードも、今回で3回目の開催となります。 今年度は23局から31件がエントリーされるなど、開催規模がどんどん大きくなり、注目度も高まっています! 今回は、6月24日に実施されたイベント当日の様子をお届けするとともに、アワードを受賞した取組もご紹介します! 「都庁DXアワード」とは?都庁が進めるDXの目的、それは都民サービスの質

スタートアップとのオープンイノベーションへ。「都庁DXアワード」表彰式を開催しました

「スタートアップ戦略に本気で取り組みます。」そう宣言した8月26日、南場経団連副会長と小池知事のスタートアップに関するトークセッションに続き、同じ場所で「都庁DXアワード」の表彰式を開催しました。 「都庁DXアワード」とは、都庁内のデジタルを活用した優れた実践の取組を表彰するもので、今年度創設し、初めて表彰を行いました。このアワードは都政現場における地道な創意工夫にも光を当て、「褒めあう文化」を作り、「自分もチャレンジしてみよう」という気運を都庁内に醸成しDXを展開していき

【都政現場のDX】豊洲市場の衛生監視:都庁職員自らノーコード/ローコードで業務を変えました

都政の構造改革「未来型オフィス実現プロジェクト」では、都庁本庁舎に加え、事業所のオフィス改革を進めています。都民生活に密着した600を超える事業所にディスプレイなどの基礎的なデジタルツールを導入し、あわせてタブレットやローコードのような実践的なツールを導入することで、事業所の業務を変革していくことを目指しています。 2021年度、豊洲市場の水産物等の衛生監視の業務を行っている福祉保健局の市場衛生検査所において、都庁職員自らタブレットとノーコード/ローコードツールを使って業務

「テストしないものはリリースしない。」都庁でユーザーテスト、実施しました。

「テストしないものはリリースしない」を合言葉に、都政の構造改革推進チームでは、本年9月1日、都庁職員向けの「ユーザーテストガイドライン」を公開しました。 都民の利便性を上げ、行政の効率化を進めていくためには、ウェブサイトやアプリ、システムなどデジタルサービスの導入が急務ですが、私たちが目指すのは、単なるデジタル化ではなく、QOS(Quality of Service)の高い、すなわち、誰もが使いやすい、品質の高いデジタルサービスを開発することです。 そのためには、リリース

都庁職員がPowerBIで約30年分の都税収入を「見える化」するまで

東京都主税局では、都税の統計情報を分かりやすく伝えるため、都税収入の主要なデータを可視化する「都税収入見える化ダッシュボード」を公開しました。 「都税収入見える化ダッシュボード」は、これまで主税局が公開してきた約30年間の統計データを、視覚化してわかりやすくまとめたものです。 都税収入の決算額のほか、各税目の額、法人事業税の業種別所得金額や、固定資産税(土地・家屋)の種類別評価額など、様々なデータの推移がひと目で分かるほか、CSVデータとしてダウンロードできます。 今回

都営地下鉄の車両の混雑予測を精緻にお知らせ!~開発までの道のりを聞く~

3月24日、東京都交通局は、都営地下鉄における平日全列車の車両別の混雑予測情報について、都営交通アプリでの提供を開始しました。 このアプリでは、これまでも、「列車別」の混雑予測を提供していましたが、これに加え、車両の重量データを活用することで、「何号車が空いているか」など、より精緻に混雑予測情報を提供することが可能となりました。 この機会に、このアプリをダウンロードしてみてください! (下記の画像をクリックすると、アプリのダウンロードページに移ります) 官民連携チームで

届出者の不便をなくす~下水道にもデジタルの波~

「シン・トセイ」戦略(案)のコア・プロジェクトの1つ、「ワンストップ・オンライン手続プロジェクト」では、都民・事業者の皆様があらゆる行政手続をいつでもどこでもオンラインで行える環境の実現を目指しています。 今回は、東京都下水道局で昨年11月に試行導入を開始した「排水設備計画届」等のデジタル化を推進する若きリーダー、施設管理部排水設備課の松澤公俊主任、松永圭右主事、佐々木徳朗主事の3人にオンラインでインタビューしました! 左から松永主事、松澤主任、佐々木主事。先日公開した副

都の財政データをビジュアル化!若き職員の思い

都は、2021年1月29日に「令和3年度予算案」を発表しましたが、同日に都の財政データをダッシュボードで公開しています。 本ツールは、マイクロソフトの「Power BI」を使用し、「予算案」「普通会計決算」「普通会計財務諸表」に関するデータをビジュアル化しています。各項目をクリックすることで、知りたい情報に簡単にアクセスでき、過去データとの比較を視覚的に行うことも可能です。 今回は、このダッシュボード作成の中心人物である若きリーダー、財務局主計部財政課主任の堤 佑城(ゆう

「RPAって、初心者でもできますか?」~RPAを実践した職員にインタビュー!~

都庁全体のデジタル化を推進するためには、職員1人1人がデジタルツールを業務の中に積極的に導入・活用していくことが重要です。 とはいえ、我々構造改革推進チームのメンバーもまだまだデジタルに不慣れな素人であり、どうやったら上手にデジタルツールを使いこなせるか、試行錯誤を繰り返しています。 そんな時、「都の政策連携団体(外郭団体)にRPAを独力で導入した方がいる」との噂が。都政のDX推進役として「これはぜひお話を聞かねば」と思い、その真相を探っていったところ、公益財団法人 東京