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都庁各局のDX

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都庁各局のDXの取組
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#構造改革

「テストしないものはリリースしない。」都庁でユーザーテスト、実施しました。

「テストしないものはリリースしない」を合言葉に、都政の構造改革推進チームでは、本年9月1日、都庁職員向けの「ユーザーテストガイドライン」を公開しました。 都民の利便性を上げ、行政の効率化を進めていくためには、ウェブサイトやアプリ、システムなどデジタルサービスの導入が急務ですが、私たちが目指すのは、単なるデジタル化ではなく、QOS(Quality of Service)の高い、すなわち、誰もが使いやすい、品質の高いデジタルサービスを開発することです。 そのためには、リリース

都営地下鉄の車両の混雑予測を精緻にお知らせ!~開発までの道のりを聞く~

3月24日、東京都交通局は、都営地下鉄における平日全列車の車両別の混雑予測情報について、都営交通アプリでの提供を開始しました。 このアプリでは、これまでも、「列車別」の混雑予測を提供していましたが、これに加え、車両の重量データを活用することで、「何号車が空いているか」など、より精緻に混雑予測情報を提供することが可能となりました。 この機会に、このアプリをダウンロードしてみてください! (下記の画像をクリックすると、アプリのダウンロードページに移ります) 官民連携チームで

都の財政データをビジュアル化!若き職員の思い

都は、2021年1月29日に「令和3年度予算案」を発表しましたが、同日に都の財政データをダッシュボードで公開しています。 本ツールは、マイクロソフトの「Power BI」を使用し、「予算案」「普通会計決算」「普通会計財務諸表」に関するデータをビジュアル化しています。各項目をクリックすることで、知りたい情報に簡単にアクセスでき、過去データとの比較を視覚的に行うことも可能です。 今回は、このダッシュボード作成の中心人物である若きリーダー、財務局主計部財政課主任の堤 佑城(ゆう

「RPAって、初心者でもできますか?」~RPAを実践した職員にインタビュー!~

都庁全体のデジタル化を推進するためには、職員1人1人がデジタルツールを業務の中に積極的に導入・活用していくことが重要です。 とはいえ、我々構造改革推進チームのメンバーもまだまだデジタルに不慣れな素人であり、どうやったら上手にデジタルツールを使いこなせるか、試行錯誤を繰り返しています。 そんな時、「都の政策連携団体(外郭団体)にRPAを独力で導入した方がいる」との噂が。都政のDX推進役として「これはぜひお話を聞かねば」と思い、その真相を探っていったところ、公益財団法人 東京