日常と非日常 #日光門前に暮らす
髙橋広野です。
本日は #日光に移り住む の第2本目です。ここでは、“なぜ自分が日光に惹かれるのか”を掘り下げて言葉にしてみようと思います。もちろんもし移り住むことが叶ったら、その過程やその先の話もできたらと思います。
■観光客にとっての非日常
大学入学を機に宮城から栃木に越してきて、最初のGWは日光に来ていました。縁も所縁もない土地にきた自分にとっては、“栃木といえば日光”といった勝手なイメージが強かったように思います。
東照宮に参拝して、ゆばを食べて、いろは坂をのぼって、滝を眺めて、お土産を買って。そんな観光客にとっての非日常が、自分のなかでの最初の日光でした。
■地域住民にとっての日常と非日常
大学の研究で通いはじめてようやく見えてきたのは、日光にもあたりまえのように地域住民にとっての日常があることでした。子供からお年寄りまで世代もさまざまで、趣味嗜好もバラバラな人々が普通に暮らしていて、学校にも通うし、仕事もするし、スーパーで買い物もするし、喫茶店で世間話もする。そんな自分の地元ともさほど変わらない普通の日常が日光にもあるようでした。
一方、そんな日常のなかにも、自分の地元とはまるで異なる地域住民にとっての非日常があることが新鮮に感じられました。
あたりまえの日常のはずなのに、自分がいままで暮らしてきた世界とはまるで違う日常がある。そんな発見が最初に日光に興味を持ったきっかけのような気がします。
■自分にとっての非日常から日常へ
外から来た自分にとっては、まだまだ観光客としてみた日光のイメージが強いように思います。もちろん観光客として、名所巡りをして、おいしいものを食べて、お土産を買ってというのもひとつの日光でいいのだと思います。
ですが、一見あたりまえのような地域住民にとっての日常のなかにも、外から来た自分にとっては、まだまだ知らないおもしろさがありそうな気がしています。そんなそとからの視点を持ちながら、日光での日常を探っていきたいと思っています。
NPO法人日光門前まちづくりnote部|髙橋広野
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