マガジンのカバー画像

門前日誌 -見る、言う、聞く-

211
NPO法人日光門前まちづくりnote部が運営する「門前日誌」です。日光門前にまつわる「暮らし」について、各々の視点で綴ります。
運営しているクリエイター

2023年3月の記事一覧

日光移住、1年と9ヶ月目 #日光門前に暮らす #90

高橋広野です.寒さも和らぎ,一気に春ムードになってきた日光.観光が戻ってきてます.でもまだまだ夜が寒い...弥生祭まではまだ油断できません. 日光に暮らし始めて2度目の春を迎えます.まだまだ知らない景色をたくさんみたい.今年の春は日光でゆっくり過ごします. 西日本の端っこでまたまた日光の面影を見つけました.日光東照宮完成後,当時の大工たちの一部はこちらに移り,島根の出雲にこんな場所を作っていたそうです.世界は狭い. そしていよいよ弥生祭が帰ってくる.修士研究で初めて見た

出雲と日光 #日光門前に暮らす #89

島根半島の西端に位置する日御碕神社.古来より日が沈む聖地とされてきた出雲にも日光の面影がありました. 「日の本の昼を守る」伊勢神宮に対して、「日の本の夜を守る」日御碕神社.現在の社殿は,江戸幕府3代将軍・徳川家光の命により,寛永21年(1644)に建立.背後には丘陵があり,高低差のある地形を巧みに利用している.建築様式としては家光により建てられた日光東照宮と同じ権現造(ごんげんづくり).朱塗りの社殿で,彫刻や彩色の鮮やかさにどこか見覚えがある.屋根は檜皮葺.  日光東照宮建

二度目の春が来る #日光門前に暮らす #88

髙橋広野です.もう3月も下旬に差し掛かる頃、いつの間にか春の陽気たっぷりで、まちも観光客の賑わいが戻ってきています。 庭の草花も元気いっぱいで、梅はもう満開。桜も蕾が出てきたのか、うっすら赤みがかって見えるような気がします。 さて今年の桜はいつ頃咲きそうかなと、大家さんに尋ねてみると、今年は4月の頭にはもう咲いちゃうんじゃないかといった予想。もう二週間もしないうちに満開になっちゃうのかもしれないですね。 今年は桜のシーズンはフルで日光にいれそうなので、ゆっくり花見を楽し